雑記2024.5月

その日思ったことを思った時に書き足していってます。

2024.05.31
札幌へ。お昼ぐらいの便なので楽。雲が多くあまり景色楽しめず。いつも座席指定できるなら富士山見える側にしてる。スムーズに着陸して久々の北海道。電車乗り継いで宿にいってちょっと休憩してから歩いてFamous Doorまで。遠くはないけど楽器が重いので(ケースを頑丈な方でもってきてる)ちょっとくたびれた。ちょっと前に荷物重くて肩いわしそうになったので気をつけないと。

藤田くんとも久しぶり。1月の仙台以来かな。このデュオもここFamousで定番になってきてて嬉しい。なんかお店の感じとやってる音楽の感じがあうので心地いい。ちょっとリハやってからMさんとともに近所の串鳥へ。暖かくなってもここの温かい番茶割りと新生姜巻がいいのよね。

馴染みの人や久しぶりの方、お店の常連さんやらふと入ってきてくれた方なんかで賑わって、演奏もとても楽しい時間に。久しぶりにちょっと飲みながら演奏したり。藤田くんのオルガンが多彩にプッシュしてくれるし、いろいろ変化球はあるし、曲はいろいろでてくるし、まったく飽きずにあっという間。乗ってしまって3ステージやった。楽しかった。

2024.05.30
久しぶりに神戸文化ホールへ。中ホールは初めてかも。とある団体のゲストでブギウギスペシャル。今月3度目なのでなんか馴染んだ感ある。昨年から撮影に続いていろいろやってきたけれどそれも今日で一旦終わり(先に予定なし)と思うと寂しいな。待ち時間が長かったけえどメンバーとなんやかんやしてたらあっという間。ステージもなんか馴染んでてスムーズに。やっぱりいい曲ばかりだし、ゆうき師匠の歌がほんととてもいい。

終わってからJR高架下のお店へ。安くてとてもいいお店だった。大和また行きたい。

2024.05.29
SEMBA JAZZの手伝いに。ところが一旦出かけた時に自転車がパンクしてしまい(結局は空気入れるところの部品のゴムの劣化だった)駅から押して帰ってきて、歩いて駅にいくことになったのでちょっと遅刻。すいません。でも準備は慣れた感じでだいぶ早くに終えられた。

今日は歌とギターのデュオの対バンというSEMBA JAZZでは初めての試み。どうなるかなーと思ってたけれど二組ともほんと手練れですごくよかった。愛川さんのギター初めてじっくり聞けたけれどすごいなあ。ちょっとなんかやってみたい感じする。でも孝紀くんのバンドとかぶちゃいそう。

2024.05.28
お昼はサトネでいつもの関谷さんとのデュオ。ほんと先日のレコーディングはお疲れ様でした。早速テイク選びで苦労してるそう。ぼくとのはだいたいアレだろうなーって思ってたやつになりそう。撮り音がよかったから、あれからどういうミックスになって仕上がるのか楽しみ。先日書いた曲を少し修正して演奏してみた。ピアノだとやっぱりオルガンとは響き違うのでコードがもともと考えたほうがいい部分があるな。それぞれの良さがあるよね。

夜はE.D.F.でJOT。これも楽しい演奏だったが、ソプラノのセッティングどうしようかまだ迷う。随分ながく同じセッティングしてたから変えると吹き出した瞬間にすごく慣れない感があって。概ねいい感じなんだけどなあ。音大きすぎるかなあ。

なんか夜になると病みがちになる。ちょっと怖い。

2024.05.27
西院へ。最初は遠いなー(なかなか京都までいってバスにのってーっていうことがない)と思ってたけれど、もう慣れたよう。小野さんとのデュオもだいぶシリーズ化してきた。彼女の飼ってた動物シリーズの曲は景色がみえて楽しい。演奏もかっ飛んだりするのも楽しい。修ちゃん(平山さん)が聞きにきてくれた。割と近くらしい。嬉しい。昔の話やら最近あちこちいった話聞かせてもらったり。

2024.05.26
帝塚山音楽祭に。いったい何年ぶりやろ。30年くらいまえにE.D.F.で出たのは覚えてるけれど、それ以来かも?帝塚山のRUGTIMEが無くなってからこの辺もずいぶんご無沙汰。たまにチンチン電車でお店の前を通って懐かしいなあと思い出すくらいだった。ちょっと早く行って万代池の周りをひやかしたり。ちょっと欲しいものあったりしたけれど買わず。

ボーカルの生駒さんに誘ってもらって姫松の角にあるポアールの前で。太陽向いてやるような感じだったので暑かった(でも雲が出てくれてよかった)だいぶ灼けたかも。道端だったけれどたくさんの方々が聞いてくれて嬉しかった。いろいろ有難い声もいただいたし。終わってから食べたケーキがとても美味しかった。

2024.05.25
明け方に帰ってきたのでさすがに寝坊したけれど、そこまで寝なかったのでずっと眠い感じ。運転は大丈夫だったけれどやっぱり疲れるなあ。でも帰りの方が随分早かった。結局高速とか使わなかったけれど4時間半かからなかった。高速使っても3時間半ぐらいかかるんじゃないかなあ。夜中の23号線や名阪国道、176号線もちょっとした高速みたいなところあるもんねえ。

夕方都島カンタに。2度目になるけれど、ここほんと立地がいいから定着してほしいな。でもライブやるってのはなかなか難しいことだと思うけれど。賑わってほしいな。

2024.05.24
季節もいいし久しぶりに車で吉良まで行ってみようと思い立って午前中に出発。大阪を北に迂回して吹田ー茨木と通って枚方にぬけて、京田辺、宇治田原、信楽の近くを通って伊賀に抜けて、名阪国道ーR23と。山の中のコースはワインディングしててきもちいいはずだったのだが、ちょっとスピードの合わないトラックとかがずーっと前を走って(同じコースを行く予定だったのでしょうね)たので、あまりきもちよく走れず、それが結構長い時間だったので疲れた。R23も混んで暑かった。

でもまあちゃんとインテルサットには到着して(途中昼寝とかもして)ミタケ。このところはこのライブのために曲を捻出してるので、今日もそれらにトライしてもらったり。とにかく乱暴じゃなく精一杯わーっとやるのが楽しく、今日もできるだけやり切る感じで。もっと曲も書きたい。他にも書きたい。

終わってうだうだ団欒して、日付の変わらないうちに出発。夜のドライブは暗いけれどすずしくていい。NHKAMのラジオ深夜便がとてもいいドライブ相手になる。AM放送がいずれなくなるってのいやだな。あの変調した独特の音が好きなのにな。

2024.05.23
ご近所さんへ。ふと通りかかってライブあるの知ってきてくれたという方が。こういうの嬉しい。地下だしなかなかこういうところドア開けるの勇気いると思うのよねえ。ホームページやSNSで様子見せるのも大事だけれど、全体になんかもっとアクセスしやすくなる方法あるといいな。

2024.05.22
お昼過ぎにシッポリィのミーティング。なんと考えてみたら今年集まるのが初めて。ぼーっとしてたらすぐに時間が経ってしまう。3作目に向けてのいろいろ展望を話し合ったり。今年中にはかねてからアイデア出てた新作のレコーディングをやるつもり。新しいアイデアの曲を書きたいな。

2024.05.21
晴れると気持ちが和む。洗濯とか掃除とかもしたくなる。こうやって違うことやって気持ちや気分をリセットするのが大事なんやろな。同じことばっかり毎日やってると詰んでくる感じがする。

2024.05.20
予定がなくなったので1日家で作業。アイデアがあった曲をまとめたり、新たに手をつけたり。作曲も出来のいいの悪いのいろいろになってしまうけれど、癖にしたら続けられるような気がする。しんどくなって早くに寝る。

2024.05.19
新居を訪問。建てている途中の様子はちらりと見せてもらったことがあったけれど、こうやって出来上がったのを見ると、想像以上にいい感じ。開放的でナチュラルで居心地がいい。いわゆる一軒家ってほとんど住んだことがないので、一階が道路とほぼ同じ高さで面してるってのいうの、実はちょっと怖い感じするんだけれど(ずっと空中に住んでる)二階がリビングっていうのいいのねえ。羨ましくも。ご飯食べたりなんだり、長居してしまった。

近所に国立大学があるので学生さんがたくさん行き来してるけれど、ほんと僕が大学生の頃と比べたら女学生さんが洗練されたなあ。僕の頃って一眼で区別できる感じだったもんねえ。

Pちゃん11回目のお誕生日。最近よくまろと喧嘩して本気で取っ組み合いになってるのでちょっと心配。まあ全然元気だけど。

2024.05.18
京都の八幡へ。名前は知ってるし確か去年行ったような気がするけれど、地理的な場所が全然わからない。というか、今日初めて中津駅と梅田の元北ヤードのつながり方も知った。

毎年この時期にやってる自治体のイベント。ご近所であろう方々がたくさんきてくれて熱心に、でも内輪ぽく和やかな雰囲気でよかった。今日は音響あったけれど全然使わず。やっぱりこの方が楽ちん。周りの音に左右されそうだけれど。外はわかんないけれど少しでも反響のある建物の中だと大丈夫そう。

2024.05.17
朝からスタジオいってそのままいろいろ練習とか。いつもメイクではこうやってのんびり過ごさせてくれるのでとてもありがたい。コーヒーも頼めるし。あいかわず奏法を体に覚えさせるのに終始。あと気温が上がってきてるからかリードの感じが変わってきてるな。どうしよう。

2024.05.16
朝だいぶお寝坊さん。夜少し出かけた以外は家に籠る。

2024.05.15
気分が晴れないので曇りだけどちょっと散歩。しんどからと家の中にずっといる方がダメな気がする。花とか見ると少し気持ちが晴れやかになるし、少しでも太陽が出たら嬉しい気持ちに。

夜はニューサントリー5。高槻や大阪城もあったので今日はさすがに少ないかなと思ったけれど大入り満員だった。ほんとこのお店ってすごい。昨日以来少し抑え目で演奏することに心がける。けどコントロール難しい。ほとんどが心理的なものだけどね。

2024.05.14
朝からいいお天気。まだ気分は晴れないけれど。今日は久しぶりに宝塚ソリオのコンサート。タナさんと久しぶりに会えるのは嬉しい気がする。

準備して遅れちゃダメとおもって出かけたらだいぶ早くついた。もう何度来させてもらってるかは忘れてしまったけれど、いつもいい感じのホールだと思う。コロナも明けたこともあって今年は飲食ありでテーブルが出てる、懐かしい感じ。

毎回同じように午前にはいってリハーサルをしてから午後と夕方の2公演。今回はとくにテーマは決まってなくて教秀さんのアレンジ多めで。コロナ中に製作したCDからの曲もいくつか。昭和の歌曲のアレンジとてもいいのよね。そしてそれにちゃんと応えられる詩子の歌が素敵。2公演ともなんか感動的な感じになった。聴いたことあったけれどやったことない曲もよかったので、レパートリーにしたいなあとかも。

もともとPA使っての演奏は苦手なのだけれど、一昨日の野音でもうまく自分をコントロールできなかったがとても嫌で落ち込んでたので、今日はPAあるけどほとんど自分には使わずにステージ上で聴こえる音だけで。演者がちゃんと音を出せるミュージシャンだと全然普通に聴こえるし、邪魔にもならない。なので今日はストレス少なく、自分も頑張らないで割と小さめの音でリラックスすることを考えて。楽器の持ち方とアンブシュアのコントロールをたまに思い出しながら。

演奏もわりとよかったと思たようで気分が少し良くなった。というのと、タナさん、詩子の音楽と音に力をもらった気がする。ほんとポジティブで真っ直ぐで力があって、明るくて。すごい助けられた。

2024.05.13
何もする気が起きない。何もしなかった、というかできなかった。というか、何をしたいのかもわからなくなってしまった。

2024.05.12
大阪城音楽堂フェス。あいにくの雨だったけれど今年もいい時間だった。大塚善章さんのバンドとブギウギスペシャルに出演。久しぶりにMITCHの虎丸姿を見たけれど音頭ほんとにかっこいい。すごく風格出てきたなあ。そして相変わらず木村充揮さんはだれよりもぶっ飛んでいた。かっこいい。寒くはなかったけれど長い時間雨の中たくさんの方々に見ていただけて嬉しかった。ありがとうございました。また来年!

2024.05.11
朝から堺にいって関谷さんのレコーディング。数ヶ月前に「全部デュオのアルバム作りたいのです」て言ってたのをついにやることに。にしてもすごい実行力だと思う。2日間で8人相手に2曲ずつする予定で、僕はトップバッター。最近このレコーディングのためにサトネで何回かやってきてた曲たちを。

スピニングミルは前にシッポリイのライブで一度きたことがあるだけであまりちゃんと覚えてなかったけれど、今日来てみてこんな響きいいとこだったのかと驚き。一人で吹いててずっと楽しい。コンサートホールとはまた違う家感みたいなのもあってそこがストレスない感じなのも嬉しい。

お昼前に行って用意して撮影したりしてからレコーディング。こういうのってほんとその時の二人のタイミングだけだと思う。間違ったり譜面違ったりして、あーー、ってこともあったけれど、結局は集中できていい演奏ができたように感じた。録り音もとてもよかったし。片方の曲に関してはどのテイクも最後にヘリやら飛行機やらの音が入るというハプニングもあったけれど、もうこれでいいじゃんって気もした。

そこから移動して大阪城音楽堂にいって明日のリハ。3月のSEMBAのときも5管でだいぶいい感じだったけれど今回は8管。分厚くなってビッグバンドの音に近くなってくるとなるほどこう言う曲なんだなーとおもえたり。明日が楽しみ。

さらにそこから心斎橋に移動して松田さん坂野くんとライブ。相変わらず日宝ビルは悪の巣窟のようで楽しい。前回この組み合わせで演奏したことすっかり忘れてたけれど、キーボードと違いピアノを奏でるS野くんのガッツ加減がいいなあと思った。大人な感じになるね。

2024.05.10
朝から芦原橋に。明日のレコーディングのためにちょっと練習したり。結局ソプラノのマウスピースとリードの組み合わせが紆余曲折してるけれど、とりあえずはこれでいくかというのを決めて慣れようといろいろ吹いたり。反応がいいので気持ちよく吹けるが少ししんどいかも。でも明日はこれで。車帰ってきた。

2024.05.09
久しぶりにジャマーに電車でいった。最近は車だったけれどその前は電車だったが、歩くと遠いなあと思ってたけれど、今日は全然思わなかった。教秀さんと来週やる曲の予習したり。いろいろ今気遣ってることを演奏中に練習したりするがいまいちうまくいかなかったり。でも賑わっていい雰囲気だった。Ardbegはおいしい。

2024.05.08
今日は晴れっぽいが気温が低く風が強い目。こう毎日ころころ天気が変わると本当に体がついていかない。なので気持ちも散り散り。起きるのが億劫。ずっと寝ていたい。でもそうもいかないので起きると何か少しやる気にはなる。しかし一度生活ペースを崩すとなかなか元に戻らない。週末用に少し譜面の書き足し。でも日曜日雨ぽいな。嫌だな。晴れてほしい。

2024.05.07
世間のGWが明けた。少し外が騒がしい感じ。相変わらず低調。体調が悪いわけではないけれど何もやる気がしない。映画見た。ダスティンホフマン主演の「ヒーロー」というの。コソ泥とホームレス、目の前で起こった飛行機事故で運命が大きく変わっていく。もしかしていまひとつな映画か?と思ったけど皆んないいこと言う。最後までアンディ・ガルシアの名前が出なかった。

2024.05.06
GW最終日。雨。午後に外での仕事があったが雨なので屋内に。雨は大事だけれどこういうときはちょっと申し訳ない気分になったり。

2024.05.05
昼間Nくんが遊びに来たのでご飯食べたり、映画見たり。「Spotlight」という映画、とても考えさせれる話だった。少し身近なことであったりして。宗教というのは平易に言えば人が生きていくための哲学なんだろうなと思っているが、純粋にそれはよくても組織になるといろいろ弊害が起こる。それはどんな場合でも一緒だと思う。何かのために作られた組織が、そのうち組織を持続存続させることが目的になって組織にとって不都合なことを排除したり隠蔽したりするのも。

夜、St. Regisで特別なジャズのイベント。高槻JSで来日しているピアニストのDexter Goldbergを招いて、普段のバンドと2マン。急遽参加することになったTOKUさんとはだいぶ久しぶり。荒玉さんの「REZA」を聴いて僕を知っていたと、お世辞でも嬉しい。演奏は2バンドが休みなく交互に。普段のバーのBGM的なものから一転してジャズクラブのような雰囲気になってとてもいいイベントになったと思う。DexterさんもTOKUさんも畠山くんの演奏もとてもよかった。横尾くんやベースの魚谷さんのトリオも遊びに来てくれて、最後はジャムセッション。とてもいい時間になった。こういうのたまにやれるようになるといいな。お店の人も喜んでたし。

2024.05.04
あまり気持ちが上がってこない。でもじっとしているのも良くないなと頑張って奈良まで行くが渋オケは見られず。去年は隙間に入れたけれど今年はパンパンだった。仕方ない。またの機会に。昨日のライブに行けなかったのでT上さんに会っておわびを。変わりなさそうで嬉しかった。また何かできたらいいな。帰ってもうほんとエネルギー尽きたのか早々に寝た。

2024.05.03
何年かぶりに高槻JS。今年はMITCHのブギウギスペシャルで。先々月のSEMBAはほんと面白かった。午後に桃園小学校の校庭、そして夜に新しくできたトリシマホールで。ジャズスト、たくさんの方が出てるので聞きに行きたくもあったが、暑いのもあって出歩くのはやめておいた。お昼のステージの前はグローバルでゲストに宮崎くんがきてたので久しぶりに会えてよかった。僕らの後はラッパのルイス率いるラテンバンドでこれもすごくかっこよかった、ラテンいいな。テナーのアンディさんと打ち上げで顔を合わせられたので少し楽器の話など。ずいぶん昔彼に一度仕事をもらったことがあったことを言うと覚えてた(たぶん)。

打ち上げで東京から来てる人たちと色々会えた。ラッパの佐久間くんなんて何年ぶりか(チョキチョキズ以来?)。エンカウンターの方々も元気そうで何より。先日ご一緒できたピアノのO口さんにも会えたのでまたご一緒してほしいとリクエスト。どこか関西ででもできたらいいな。イベントだとこういう普段会えない人に会えるのがいいな。

2024.05.02
いいお天気。実家に帰ると早く寝るし、寝てるとこが日当たりいい部屋なので明るくなる6時前には起きてしまうが、ぐずぐず寝る。今日は悪魔も見ないで割にスッキリ。気分も悪くない。家は山際にあるのでやたらとウグイスが鳴く。実家に帰るといつも感心してしまうのだか、家が綺麗に掃除されてる、ウチより綺麗。体もしんどく膝も痛い痛い言うてるのに常に細々動いて何やら用事をしている。頭が下がる。

2024.05.01
5月初日。今日もあまり晴れ晴れしない気分、はっきり言って気持ちが重たい。朝がダメなのかな。昨夜、先日どこかだったかでTHE BEATLESのカバーアルバムが掛かってて、それが映画「i am sam」のサントラだって話から、この映画を久々に見た。Sean Pannと子供の頃のDakota Fanningが素晴らしかった。いい映画。そしてやっぱりビートルズが好き。彼らのお額で僕の何割かが出来てるって言っても言い過ぎじゃない。歌詞とかほとんど知らないけど。対訳集欲しいな。

長い曲を書くのにトライしてみたい。木管だけのアンサンブルでもいい。自分でできる楽器の音ばかりで集めてもいい。でもピアノとかギター弾けたらいいんだけどな。

雑記2024.4月

その日思ったことを思った時に書き足していってます。

2024.04.30
もう4月も最終日、はやいな。昨夜からなぜか寝苦しくて、早朝に目が覚めてしまう。そのまま布団にいつづけたけれど細切れに起きてしまう。何か抗えない大きなものに巻き込まれてしまっているへんなプレッシャー。何を抗おうというのか?わからない。起きて風呂にも入ればなくなるかと思ったが全然消えない。嫌、というか、怖い気持ち。平日だけど世間はGWなのか静かな朝。

ソプラノのマウスピースを10年以上ぶり(ヘタをすると20年とか?)に変えようかといろいろ試しているがまだコレという感じにはなっていない。最初に楽器を持った時から昨年亡くなってしまったS谷さんの真似っこをしてきている(憧れもあって)けれど、少し変えてみたくなって。マウスピースを変えるとリードもリガチャもあらゆる組み合わせを試さないとわからないし、実際演奏で使ってみて感じわかるので時間かかって仕方がない。最近よく聞くSam Gendelさんの音にちょっと憧れ。音楽もとてもいい。

2024.04.29
世間でいうGW3日目だけれどもよくわからない。今日は全然やる気がでなくて寝坊。何もかもが億劫で気が重くて布団の中でぐずぐず。何もしたくない。でも起きると、あれやろうこれやろうと思えるから不思議。サボるのも大事なんだけどね。ブギウギ関連のライブに向けての譜面の整理もしておかないと。書かないといけないのもあるし。

2024.04.28
昨日のDear Load、とても楽しい時間だった。いわゆるリーダー的なライブやるの久しぶりすぎてドキドキしたけれど、マスター&ママがとても応援してくださったし、聴きに来てくださったみなさんも暖かく、そしてメンバーがガツガツ面白く演奏してくれてとても嬉しかった。昨日やった曲ってもうだいぶん前の曲ばかり。最近は本当に曲かけない。ちょっと前頑張ってたけどまたサボってしまってるな。また時間を作って取り組みたい。別に自分が演奏しない曲でもいいと思う。バンドのフォーマットや音楽のフォームなんかの縛りを忘れて、自由に発想できるようにしないと。それと、やっぱり自分の曲は手書きの譜面がいいな。いつもト音記号書くところで挫折したりするけど(苦笑)

この数日バタバタしすぎて(歳を食うとやることノロいのもある)届いた宅急便も開けられてない。買ったの楽しみにしたものを開けるの楽しいので、楽しみながら開けたいし。明日かな。

こう急に暑くなられると身体が重い。湿度にも慣れないし。か、アルコールの摂取のしすぎかな。最近ほんと何にでも弱くなったきた。涙もろいし。

2024.04.27
昨夜のE.D.F.@桃谷M’sHall、とても賑わって楽しかったし、嬉しかった。会場が賑わうと演奏も賑わう。こういう流れいいね。初めての人もたくさん来てくださったし。やっぱりこのバンドはこのお店の雰囲気とあっているなあとしみじみ思う。もう25年は来てるもんな。ありがたい。

テナーはいまのところ下げめの位置と姿勢がいいよう。もう少しホールドがよくなればいいけど。コントロールはこちらの方がいいみたい。ソプラノはマウスピース&リードを変えてみてるがちょっとうるさいかな。だいぶ長く変えてなかったから馴染まないだけなのかも、だが、吹きやすいのは事実だなあ。悩む。

今日から世間はGW。あまり関係なくなってだいぶ経つけれど、なんとなく世間のウキウキした感じには影響される。にしても天候が不順すぎて(暑すぎる)体がついていかない、ついでに気持ちもついていかない。

いつもは3月くらいになる感じの心がゾワゾウする感じに今なってるような。何をしてても落ち着かない。演奏中は大丈夫だけど。

一昨日の3テナーから気持ちよく吹けてるのはいいけど、ちょっと吹きすぎ。ちょっと乱暴になってる気がする。ほんと楽器のコントロールの前に気持ちのコントロール肝要。毎日のように楽器触ってルーティンな練習するのはいいけど、プレッシャーになってきたりもするし、何より休ませるのも大事なこと。この2日ほどやってないと、逆に楽ちん。かといって全然しないのはダメだろうけど。

2024.04.26
昨夜の本川くんの3テナー、とても楽しい時間だった。三者三様なのが面白い。同じ曲をK村くんT橋くんがどう演奏するのかも興味深いし、他の奏者と違うアプローチにしようとするのも面白い。こういう時どうしても競争みたいになってしまいがちだけれど、演奏が面白くなるように持っていこうとする。それをどこまでも支えてくれるH川くんH田くんが素晴らしかった。ああ面白かった。

2024.04.25
すっきり晴れ。今日は4月ぽいけれどどうやら全国的にはすごく暑くなるらしく30度を超えるところもあるとか。

ちょっとしたものを買うのにいちいち逡巡してしまい時間がかかる。の、割にはふとした情報に気を取られて何してたんったっけと思ってしまう。これって以前はお年寄りはそういうふうな感じよねと横目で見てたことではないか、と気づく。まずいな。

2024.04.24
今日は住んでいるところで朝から長時間にわたって断水工事があるので、いつものように起きてからあちこちに水を用意(風呂とか台所周りにペットボトルや水筒、鍋に)。電気もだが水も止まるととても不便。毎日無意識にであるがちょっとずつだが結局は大量に使ってると思う。 阪神の震災の時に会社のトイレのために外にある池から水を汲んでビルの上に運んでたことを思い出す。現在の能登でも同じようなところがまだまだあるだろうな。

が、意外と早くに工事は終わったよう。夕方までかかると思ってたのでいろいろ覚悟していたが、結局炊事も洗い物も台所に用意しておいた水だけで事足りた。

昨日もそうだったけれど、少し力は必要だが反応よくて気持ちのいいセッティングにしてると結局演奏のときに少し力入ってしまってコントロールが悪いというか演奏に支障が。もとの楽目のやつにするとそのストレスはないのだが。でも最終ちょっと追いついてこない感じがする。この間ぐらいがいいんだけれど、このところの天候の不安定さにすごく左右されてる。と思うのは言い訳か。

どうも天候に体調が左右される気がする。これって若い時はわかんないけれど(体が柔軟なのか、それとも強いのか?)歳を食ってきたためか顕著に分かる。僕の場合は気圧が一番大きな要因の気がする。雨の朝とかはほんとダメな気分になってします。にしても、この目まぐるしく変わる天候も、もしかしたら人間がなんでも細分化したがることに起因しているのかも。それに自然が挑戦状を送っているような。妄想だとは思うけれど。

2024.04.23
今日も雨の朝。朝は涼しくていいが昨晩は蒸し暑くて、初夏のようだった。そんな朝に廊下や近所から子供達の元気な声が聞こえてくると、ほんと少しも社会に関われてないなと実感する。とくに朝は気持ちの理性的な側面が薄いので普段考えない/感じないように(きっと意図的に)していることが露わになって少し辛い。

昨夜のアナンカフェも楽しかった。終わってしばらくしてから近所のお寿司屋さんの大将がやってきてご機嫌さんだったので「何を飲んでたんですか?」と聞くと「ブランデー」と。いろいろお酒の置いてあるお店に出入りしてるし飲んだり飲ませてもらったりするけど、ブランデーって最近置いてるところあまりないような。昭和的な、石原裕次郎的なイメージしかない。ワインから作ってるのだったかだから甘くて美味しいらしいけど。

母は膝のこともあって自分自身でも不安なのがなかなか払拭できないよう。今日のように気温が低かったら気圧が低い感じの天気だとしんどいようで電話口でも「しんどい」という。この先どうするかももう少し一緒に考えないと。というか、このところ僕も膝がいたくなったり体がしんどかったり、同期してるように感じられる。母子ということか。心配。

夜遅く、雨の中帰宅。ベランダを開けてみるとカエルの声。やはり季節が進むのが早すぎるんじゃないかな。今年はどうなるのだろう。

2024.04.22
寒さもあったのかとても疲れたようで昨日ははやくからうたた寝てしまい、結局そのまま12時間ぐらい寝てしまう。夢は見たのか覚えてない。やはりいきなり楽器のセッティングを全部変えて本番に望んだのは失敗だった(雨だったし気温も低かったし)。なんでも試すのは大事だけど、すぐに変えちゃうのは良くないな。当たり前か。

朝、外へ出ると曇りだけれど昨日の風雨のせいか靄っていたものは払拭されて遠くが見えて気持ちいい。気温と湿度の感じもあるのか初夏のよう。

目医者さんへ行く。先週よりも傷口がだいぶ塞がってほとんどなくなってきてた。それに伴い両方から少し盛り上がってるそうで、元に戻るにはあと2、3週らしい。写真撮って見せてくれるので分かり良い。通院もあと一度くらいか。前回はお医者さんアレルギーで嫌な感じしたけれど、違う質問にも丁寧に答えてくれていい先生だった。今後はお医者さんの世話になることも増えてくることだろうからこれも慣れが必要かと。

2024.04.21
とくに美術や芸術で好きじゃない思う感覚。それの一つは理解できないってことからくるのかも。好きじゃないと思うものもそれがどういう由来でそうなっている/きたのかを垣間見て、なるほどと思えたらそれはすでに好きなじゃないではなくなってる。何事にも由来と理由はきっとある。分かればきっとなんでも面白く感じられる。これって人間の関わる全ての現象に当てはまることなんじゃないかな。

2024.04.20
今朝も二度寝で変な夢二連発。一つ目はどこか外国のようなところにあるやたらと建て増したホテルに泊まった(しかも平家。やたら出口までくねくね歩いた)あと、車に乗ろうと駐車場を目指すがどこかわからない、というの。ふたつめ、、、これ書いてたら忘れた。

一昨日T村くんとセッティングの話してて、彼が最近マウスピースをリンクに変えて同じくらいの番手になってたので(以前はもっと狭くタイトなセッティングだった)リードは何使ってる?みたいなことを聞いたら僕よりだいぶ厚めのものを使ってたので、試しに同じもの(家にいろいろある)にしてみたら意外といけそう。でもこれって今更だけど季節によってだいぶ感触変わるというのが最近よくわかるようになってきた。その要因は気温と湿度だろうなーと思ってたけれど、気圧もある、ってことをさっき知った。簡単に書くと

・気温 高くなると柔らかく感じる
・湿度 高くなると硬く感じる(重く感じる)
・気圧 高くなると柔らかく感じる(気圧が低いとリードが膨らんで厚くなるらしい)

2024.04.19
最近寝坊気味になると明け方変な夢を見ることが多いのだけれど、今日見た夢は、演奏の帰り道か何かのイベントの帰りかに飲み屋に寄って飲んで楽器を置き忘れて帰ってきてしまい、次の日みんなで移動するときに気づいて探しに行くが全然見つからないという夢だった。とても寝起き悪かった。起きた瞬間すぐ近くに楽器のケースあって「あ、あったわ、よかった」と夢と現実を混同する始末。

このところ少しは落ち着いてきたのか、まろ(猫)が脱走しても自主的に戻ってくるようになってきた。気をつけているのだけれどたまに洗濯物の出し入れしてる隙にささっとベランダに出て柵に登って隣にいっちゃったりするのだが、このところ行ったとしても戻ってくるし、開けててもベランダウロウロするだけで満足したら入ってくる。猫にはできたら自由に日光浴もさせてやりたいので、この感じだと開け放てるので嬉しい。

2024.04.18
昨夜、遅くに愛媛の南の方で大きな地震。阪神のときは明け方だったので時間が経つごとに明るくなって様子がわかるんだけど夜中の地震は暗いままなのでとても怖いと思う。停電とかしたらなおさら。何人か知り合いに連絡するがとりあえずは無事そうで少し安堵。先日対岸の宮崎でもあったし、このところまあまあ大きな地震が多い様に見受ける。怖い。

昨夜のニューサントリー5も盛況で楽しかった。楽器や演奏の悩みは実際の演奏で改善・発見していくしかない。なかなかいろいろ定まらないのは年齢によるところもあるんだろうな。

今日は朝から黄砂で遠くが見えない。雲はないのに曇りみたい。今年はスギはマシだったけれどヒノキにえらく反応しているよう。この数日体が重いのはこれのせいかなと思ったり。なんか胃も重たいし。へんなもの食べたかな?

2024.04.17
一昨日出がけに傘で右目を突いてしまい、ちょっと痛みもあるので眼医者さんへ。お医者さん自体年に一度も行かないので何医者に行くのも緊張する。診察の結果少し右目の膜が裂けてることが分かった。縫う選択肢もあるが嫌なので自然治癒(1週間ほどと)で。お医者さんは縫いたかったみたいだけど^^; 眼底検査のために瞳孔開く目薬さされてるので今こうやって字を打ってる画面見にくい。にしても医院とか効率的になってる感じするけど時間かかる。面倒。

昨日のさとねにかみむら泰一さん遊びに来てくれた。10テナーでしかご一緒してないけれど、やはり楽器のコントロールを見てて惚れ惚れする。今彼の運指の感じや楽器の構えに影響されてる。そして音楽もとてもアグレッシブで楽しい。いつもの関谷さんとのデュオが掛け算的に世界広がって面白かった。

テナーのリードの合い具合がよく分からなくなってる。細かくコントロールえいながら演奏するのが年齢とともに下手になってるなあと。こういうとこケチったらあかんのだが。保湿保存はいい具合に感じるが気温が上がってくるとまた変わるかも。ソプラノのマウスピースをdrakeにしてみてるがコレも慣れない。音の出だしの感じはとてもいい。リードは先が厚い目のほうがよさそう。新しいリード到着待ち中。来月のレコーディングはこれ使いたいな。

本読んだ。浅田次郎「きんぴか2 血まみれのマリア」
世の中のはみ出もの悪党4人が自分たちをはみ出させた者たちへ挑むシリーズの2作目。今回は恋の話も。表題作では凄惨な救急現場のことも書いてあっていろいろ考えさせれられる。浅田さんの作品に出て来る人たちは悪者でもどこか微笑ましいところあって悲しい気分にならないのがいいな。にしても書かれたのがだいぶ前なので、コンピュータなどに関する描写が懐かしすぎる感じ。カプラーとかもうないよね。勤めだした頃はこんな感じだったな。

2024.04.16
20年以上前、まだ世間にSNSやブログとよばれるものがそう台頭してなかった頃、ミュージシャンのホームページなんてスケジュール以外ほとんど更新しないので誰も見ないよねえ、と考えて、とりあえず毎日変化があるようにと日記めいたものを書いていたのだけれど、忙しくなったり面倒になったりしてヤメてしまっていた。でも先日坂本龍一さんの最晩年の特集番組見ていて彼が毎日のようにそのとき思ったことや出来事などを書き留めていたのが結局あとで何かの役に立つ(振り返るだけでも)のを見て、またやり始めようかなと思った次第。続くかはわからないけど、SNSよりは散逸しないと思うし、面白おかしいことやその時々の話題はそっちに譲るとして、ここには少しでいいから思ったこと素直に書けたらなあと思う。

甲山

西宮に住んでもう16年になるのに、今まで一度もいったことなかった甲山(兜みたいな形だからですかね)にうちから歩いていってきました。意外に近いところにあるし、車ではよく横を通ったりするし、西宮にいるとあちこちから見えるランドマーク的な(?)ところなのに。

どう行ったらいいのかわかんなかったので、調べて見ると夙川を登っていくと、北山公園があるので、そこから入ってずんずん公園(と言う名のちょっとした山)を抜けて、北山貯水池に出ると、もう甲山は目の前らしい。

薄曇りで小雨降りそうだけれど、日差しがなさそうなのが良かったので、今日時間あるしいってみようーと軽装でお出かけ。夙川までいってそれを遡っていく。夙川沿いは春先の桜でとても有名だけれど、この時期って紫陽花が見事なんですねえ、知らなかった。

北山公園まではスムーズにいったけれど、公園にはいってから道を間違い、えらいきつい階段ばかりの道をあるいて(妙龍寺のほうにいってしまった。勘だけで歩くとダメね)へこたれそうになったけれど、途中で軌道修正して、無事エクシオの森に。でもまた道間違って、ウロウロしながらなんとか北山貯水池へ。この北山公園内はちゃんと道を調べて行ったほうがいいですねえ。

で、甲山自体は10分ほどで登頂。標高は300mちょっとしかないですしね。山頂の見晴らしもっといいかとおもったけれど、この時期は笹やらなんやらが茂りまくってて全然見えず。

いい風にあたって体温も下げてから東側に下山。甲山森林公園を抜けて(こんな広い公園ってしらなかった、これまた車で前は通るのに!)関学のほうにでて、上ヶ原を縦断して帰って着ました。

11.3キロほど歩いて4時間。標高差は300mほど。靴の様子を見るという目的もあったんだけれどちょっと金具の裏側が当たって痛いなあ。衝撃吸収ジェルとか貼るといいのかも。もうちょい慣れないと。山道はいいけどアスファルトはしんどかった。ハイカットだから歩き方もあるんだろうね。

でも久しぶりに山歩き(のようなもの)をして楽しかった。山って登ってる時「なんでこんなことしてんねやろ」って思うけど、いい景色見えたり、いい風にあたったり、鳥の声きいたり、頂上についたりしたら、そんな気持ち忘れちゃうのよねえ。不思議。

祈る。

20200201

最近こんなことをふと考えた。

もしかしたら僕はまあまあお祈りするほうかもしれない。神頼みというわけではなくて、ただただ何かに感謝したり、家族や親しい人のことを想ったり、遠い不穏なことに思いを寄せたり。実際言葉をかわしたり、手紙やメールやメッセージを送るというのもいいのだけれど、ただその瞬間に何かに感じて、祈る、というように。何かを通ってその思いが願いがその先へ届いたり、単に遠くから思いを寄せてることが波となって伝わったり、そんなことが起きるならば嬉しいと思う。嬉しいと思う、というのも少し違うような気がするけど。

そう、もちろん祈ることによって、相手に何かが伝わればそれは素敵なことだけれど、そうじゃなくて僕の場合は、自分のためにもやってるような気がしている。祈ることによって自分の何かが救われたり、言い訳の代わりにしていたり、のちの後悔のことを先に感じて謝っている気持ちだったり。まわりの人のためでもあるけれど、自分の何かに向かっても祈っているんだな、と。

祈る時、その瞬間は、その対象となるものものへ気持ちで集中していっぱいになれる。ほかのまわりのことは忘れて。人間ってほんと常々自分のことばかり考えがち。仕事のことでも、食べ物のことでも、好きなことでも、結局は自分に帰結するようなことばかり考えてる。たぶん生物ってそういうものなんだと思う。でも、祈っている時はそこから一瞬離れることができる。言い方おかしいかもしれないけれど、それが気持ちいいのかもしれない。もちろん祈ってる言葉は自分からでてるのだから、やはり何か自分に帰結するようなことを心の底で考えてるのかもしれないけれど、少しそれが薄れるのじゃないかな。普段の、欲ばかりの時間から少し離れられること、何かどこか自分以外のものに役立ってるような気になれること、それらがしばしば祈る理由だとすると寂しい気がするけれど、きっとそうではないと信じている。

祈ることが、自分のためにも世界のためにもなっていればいいな、と想って、またときどき祈ろう。

新年のご挨拶

takei2020nenga

みなさま

旧年中はいろいろお世話になりました。
今年も何卒宜しくお願いします。

不穏なことばかりがクローズアップされて不安な世の中ですが
ひとりひとりの思いでもって、平穏な世界に向かいますように。

みなさんが今日も明日も健やかでありますように。

今年も良い一年でありますように。

令和二年 一月一日
武井努

金木犀

秋のこの時分になると住んでいるところの前に植えてある金木犀が満開になり、とてもいい香りがする。秋に生まれたからか、それは関係ないのかはわからないけれど、この香りがとても好き。そして同時に少し悲しい気分になる。秋という、もうすぐ寒くなっていろいろ終わっていく(こういう風に感じてしまう)という季節のせいなのか、それとも単にアレルギーのせいなのかはわからないけれど、無性に気分がしぼんでしまう。そしてこの金木犀の香りはその気持ちを際立ててくれたり、和らげてくれたりする。空が青いとなおさら。

橙色であの小さな花(と、ぱっとは思えない)が樹木全体にわーっとひろがっているのは可愛くて、美しく感じられる。昔は地味だなーと思っていたけれど。もしかしたら他の普通の(?)花のように、花の詳細が小さくて見えないからかもな。花というものは朝顔にしろ、牡丹にしろ、いろんな種類があって、少し観察すると、どこが花びらで、花弁でーと細かなところがわかってくる。それらをじーっと見ているとたまに怖くなったりする。結構グロテスクなビジュアルしてる花もあるもんね。全体なら綺麗に感じるのに、不思議。そういう意味では金木犀は何がなにかわからない(実際知らないし)ので、単に可憐だな、いい色だな、いい香りと思えるのが、好きな原因でもあるのかな。

人はいろんな記憶をもって生きていってるけれど、そんな記憶に結びつく大きなもののひとつは香りだそう。もしかしたら僕には少し寂しい記憶がこの金木犀に結びついているのかもね。でも、それでも、僕はこの金木犀の香りが好きだ、

北の大地

20191015

先週末の台風19号、各地に甚大な被害をだしていて、ニュース映像をみているだけで心がざわつきます。まだ先月の15号の被害も復興してないところにこの台風だったので本当にいろいろ心配です。それしかできないですが。1日も早い平穏の訪れをお祈りしています。

その台風の影響の残る中、飛行機が飛ぶのか?降りるのか?という確証もない中ですが、奇跡的にうまく運行してくれて、2日半ほど北海道に行ってきました。もう長い間札幌あたりしか訪れたことがなかったのですが(あと観光で小樽、そして演奏で倶知安)、今回は初めて道東・池田町に行きました。札幌から釧路たんちょう空港までの空路からの景色、そして帯広から札幌への列車旅の車窓、今回北海道の部分的なところしか移動しなかったですが、今更ながら北海道の広さを実感した日々になりました。

帰りの飛行機からの景色(晴れていたので、羊蹄山や支笏湖、洞爺湖なんかも見えましたし、内浦湾の形も大きさもよくわかりました)もそうですが、普段生活している大阪平野は狭いので、北海道の広さというのはほんと想像を絶するものがあります。そして、この広大な土地を開拓した人たちがいたということ、それでもまだまだ手付かずの原生林が広大にあること、そんなことに絶句したり驚いてばかりでした。

電車の車窓から見える景色も(JR北海道さん、頑張って窓の掃除してほしいです)季節がよかったのもあって素晴らしく、山はあくまでも山らしく、川が川らしくあったのが、新鮮な驚きでした。もちろん身近にも山も川もあるけれど、こういう感覚は持たないです。山もどこかに手がはいっていたり、都会の川なんて、ただの水路です。帯広からの車窓から時折見える川は、獰猛にうねり、自分が流れたいところを流れている、時には大きく太くなり、そうでければ静かに。造成もなにもされていない川はすごく自然で美しく見えました。山もそう、端から端までがちゃんと山の風格をしている。手の入っていない自然のままの姿形、美しいです。

そういうものをたくさんみて、人間もまた自然の一部なのだなあと当たり前のことを思いました。思い出した、というほうが正しいかもしれません。普段造り上げられた街にいると、そういう当たり前の感覚を失っています。青い空を見上げて嬉しくなったり、太陽の光を受けてほっとしたり、川の流れや海の波濤をみて恐れを抱いたり、それらは野生の感覚だと思います。そしてそういうものを失うのはとても勿体無いことだし、怖いことでもあると思います。昨今の大きな災害も、無論想定外なものがやってきて、ということもあるのかもしれないですが、我々が自然の一部であって、そこに生きているモノなのであるという感覚を忘れていることに起因するものも何かあるのではないかと思えてなりません。

今回の短い旅で、北海道、道東やまだ行っていない北も西もすごく気になってしまいました。またいい季節にいけたらと思います。自然はほんと素晴らしいです。

中華鍋

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一番手前が今回入手したもの。左奥が今までつかってたの。右奥がその前の中華鍋。どれもなんだか愛おしい。

最近なんだか台所周りのことが流行っています。自分の中だけで、ですけど。

先日もちゃんとした包丁の砥石を入手したのですけど、ちゃんと研ぐと包丁ってちゃんと切れる、という当たり前のことを今更ながらに知りました。ずっと前に手元にきた包丁をそのままずーっと使っていて、ちょっとずつ鈍っていくわけだけど、それでもそのまま使っていたので、まあこんなもんかーと思いながらいろんなもの切ってたわけです。が、研ぐと、よく切れる。よく切れると料理しやすいしストレスがない。そのストレスを感じたり補ったりする部分につかっていた力を本来のことに使えるので、いろいろ楽です。これ音楽もそうなのですけれど。

そして包丁を研ぐというが、非常に楽しい作業ということも知りました。ちゃんと研ぐには(無論ちゃんとしたこと何も知らないですが、自己流で)、角度とかやり方とかを注意してやらないといけないので、自然となにかある形のものへと、つまり効率いい形というか、姿勢がなったりしていきます。これ結構気持ちいいんですよね。集中するし。餃子を包むのも同じような楽しさがあるのですが、無心の楽しさ、というものでしょうかね。

で、包丁とはまた別で、長年使っていたフライパン(中華鍋との間ぐらいの深いフライパン)がもうだいぶダメになってきたので、まあ使い方も悪かったのですが、いつ新調しようか、なんてことを思っていて、ずいぶん前から教えてもらって目をつけていたIHでも使える中華鍋があるのですが、ついにそれを買いました。ついにっていうほど高い買い物でもないのですが、なんかこういうのって一種の気合が要りますよね。

本当は中華料理屋さんでつかうような全部鉄でできた中華鍋(ずっと前にも中華鍋使ってた)がよかったのですが、いまは空焼きできないので、同じ鉄製だけどもう少し手入れを簡単にできるものを買いました。リバーライト極ってシリーズなのですが、厚みもあって、ちょっとだけ重くていい感じです。

ずっと前に中華鍋つかってたときはお手入れもなにもやりかた知らなかったので、だいぶ雑につかってたのですが(まだ置いてあります)、今回は丁寧につかってみようと。道具にはその道具の扱い方がちゃんとあって、それを守るとちゃんと応えてくれる。モノってそういうものですよね。道理があるというか。楽器も同じですよね。たんに人間が好き勝手に使える便利な道具じゃなくて、使い方があって、それを見極めてやると素晴らしい力を発揮する、そんな部分があるのもまた楽しいのです。

丁寧にものをつかうというのに、今更ながらちょっと目が開きかけた今日この頃の雑記でした。

 

ケース

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Walt Johnsonのケース。またたくさん働いてもらいます。で、大事にします。

テナーのケースを新調しました。新調といっても中古なのですが。同じものが良かったのですが気に入って使っているWalt Johnsonケースはもう作ってないのだそうです。というのも最近は作りがよくなくてクレームが多かったからだとか(じゃあちゃんと作ってよ、という話なのですが)。なので新品を入手することもできないし、中古にするならばできれば昔の(10年以上前の)作りよかった頃のものが欲しかったのです。で、いろいろ探していたらたまたま中古品でいいものがでたので早速入手しました。毎回ケースを選ぶときは、軽さや見た目よりも丈夫さ(移動も多いし扱いも荒いし。飛行機もあるし)を重視して、そのとき一番頑丈そうだなと思えるものを選んでいるのですが、それでも壊れるんですよね。

それに伴い、今まで使っていたケース(これもWalt Johnson)や、その前に使っていてほったらかしになっていたもの(Jacob Winter 壊れかけてる)、だいぶ前に買い換えたて使ってないバリサクのケース(これも壊れかけてる&ハードケースで重い)などを処分することにし、粗大ごみとして処分場に出してきました。

これまでにケースを捨てたことは確か一度だけあった(さらにその前につかってたテナーのケース、これもwinter)のですが、このときはどうやって捨てたのか忘れてしまいました。が、今回は粗大ごみとして持って行ってもらうのではなく、直接処分場にいったので、目の前でゴミになって、他のガレキと一緒くたに粉砕処分待ちのゴミ捨て場に投げ入れられるのを見て、心が痛くなりました。たかがケースなんですけどね。楽器と違って。ケースは楽器を守るもの、ケースが壊れても楽器を守ってくれたらそれで十分役目を果たしてくれている、そういう性質のものなのですけど。なぜか「あああ」とか思ってしまいました。そして、もしかしたら別の場所では同じように廃棄されていく楽器たちもあるんだと思うとさらに「ああああ」と思ってしまいました。正しく人の手がかかって産まれてきたモノが粉々になるのは忍びないです、たとえそれが十分に役目を果たした後だとしても。

もちろん楽器が大事なわけですけれど、ケースも長い時間一緒にあって、あちこちへ一緒に行ったりしてるわけです。楽器があるところ、つまりぼくがいった場所にはケースも行ってるわけですよね。一番重労働させられて、それで傷だらけになって、テープで補修してあったり、懐かしい公演のシールが貼ってあったり。そんなケースを初めて愛おしいというと変だけど、そんな気持ちになりました。

ケースだけに限らず、モノってお金と交換したらどういうように使おうが自分の勝手だ、というのが普通の感覚かなと思うけれど、例えば時計とか服のように嗜好品として愛用するものとは違って、明らかに消耗品/耐久品であるこういうケース(鞄とかはまた扱い違うのかもしれないですが)などにも同じように思えたら、もっと世の中、いわゆる「もったいない」の精神が広まると思うのですが、どうでしょうか。

ちょっと話は逸れますが、その処分場の帰り道にラジオで、外国語の文化すなわち(とくに英語)いろいろ口にして説明する文化について話題になっていたのですが、何かを口に出して相手に気持ちを伝えたり説明したりすることはとても大事なことですが、一方口に出さないことは思ってないのと一緒、というようになってしまってるんじゃないかと思います。主張しないことは存在しない、のような。東洋圏ではなんとなく伝わる以心伝心の文化があって、口に出さずに察して伝わるという文化(もしくは察しさせられる)がありますけど、これはとてもいい文化だと思っています。察すること、は、思いやることに通ずるんじゃないかと。もちろん両者とも長所短所あってどちらがいいとは言えないですけど、ケースを処分したときに、もの言えないモノがもつ何かの雰囲気、どんなものにでも魂が宿ると考える我々祖先からの価値観なんかが、ふっとよみがえってきて、大事にしないと(気持ちもモノも)なと思ったのでした。

たくさんのケースたち、いままで長く付き合ってくれてありがとう。新しいケースも大事にします。

小さな骨

小骨
小骨

たしか2005年ぐらいにふとしたことからめだかを飼い始めて、最初は全滅させたりしながら、それでも子どもも生まれたりするまでいったのですが、やがてめだかじゃなくて熱帯魚になって(そういえば子どもの頃、玄関に水槽あって、ネオンテトラとキッシングがいたな)、水槽を拡大しながらなんやかんや飼っていたのですが(おもに綺麗だからテトラ系、そして底に沈んでるのがすきなのでドジョウとかコリドラスとかとか)、このところは忙しかったり、だから余裕なかったり、猫が2つに増えたりしたこともあって、だいぶほったらかしにしていて(それでももう生態系ができあがっていて、水が減ることはあっても汚れたりはしなかった)いたのですが、ついに誰もいなくなっちゃったので、一度片付けることにしました。

なので、付属品洗ったり、藻だらけになった水槽洗ったり、底に敷いてあった砂をだして洗って日干ししたりしたのですが(捨てたりしない)、その砂の中から小骨がちらほらでてきました。たいていのテトラのような小さな魚は何も残らない(もちろん亡くなったら水槽から出すし、たまに食べられたりするし(汗))のですが、一番長く生きていたフライングフォックスという種類のやつは結構大きくなっていたので(おとうさん、と呼んでいた。のたっとしてて可愛かった)たぶん彼(彼女?)の骨なんだろうなーと思いました。

サイアミーズフライングフォックス

こんなやつ(自分で撮った写真がでてこないから、ネットから代用)

というかずっと改善しなかったのですが、水槽を日のあたるところにおいちゃだめですよねw。藻だらけになるから。でも一度そこにおいちゃうとそこにあって当然になってしまうので、動かせなかったのですが。

ずいぶん長い間熱帯魚飼いましたが、こうやって片付けるとすごく寂しいものです。めだかたちのちょっと控えめな感じもよかったし、熱帯魚のちょっと肉食っぽいかんじや、そのフライングフォックスやどじょうのような底をはいまわるやつらの愛くるしさも懐かしいから、また始めるかも。でも面倒だしねぇ。なかなか写真で見るような綺麗な景観の水槽は作れなかったです。

出て来た小骨を見ながら、おとうさんと呼んだ魚を懐かしむ、夏のおわりなのでした。

熱帯魚さんたち
熱帯魚さんたち