ジャズカラバッシュ無事終幕

少し前のことになってしまいましたが、11/23に開催されたジャズカラバッシュ、無事終幕できました。いらして下さった皆さん、出演していただけたミュージシャンの皆さん、スタッフとして協力頂いた皆さん、開催に当たって尽力下さった皆さん、そして会場となったお店やホールの皆さん、本当にありがとうございました!至らぬ面もありご迷惑かけたところも沢山あったかと思いますが、皆さんの力のおかげで音楽で溢れた一日となりとても嬉しかったです。

演奏を聴いたり自分も演奏したりして、改めて音楽いいなあ好きだなあと深く感じましたし、皆さんがじっくり耳を傾けたり笑顔になったり手を叩いたり、そんな様子を見ていると胸が熱くなりました。お天気のことも準備のことも不安をいっぱい抱えつつ迎えた当日でしたが、始まってみたら夢のような時間はあっという間でした。チケットもソールドアウトになり(実行委員会が一番びっくりした)本当に感謝しかありません。

去年とは状況が違って、開催するにも同じであっては不足であると実行委員会で考えたこともあって、2回目だから少し楽になった部分もあったものの、2回目だから難しい部分のほうが大きかったように思います。でも、永田くんの熱い想いが最大の原動力となって、難しいことも一つずつやり通せたように思います。

まっすぐには物事は進まないけれど、それをよりよいところに持っていくには、効率や理屈も大事だけれど、やはり最大の力は熱い想いなんだなと横で見ていて身に沁みて感じました。これは音楽もまた同じだと思います。

来年も同じ11/23に開催する予定にしています。さらに魅力あるイベントにするため、僕も負けじと熱い想いもって臨もうと思いますので、みなさんお力添えよろしくお願いします。

改めて、みなさんありがとうございました。

大口純一郎さんと

素晴らしく濃密な時間でした。ジャズというか、音楽というか、音を紡いで語ること/インプロバイズすることとは、無限のイメージと確固たる意志を持った上で、あくまで自由でありつづけること、と教えてもらった感じがしました。

大口さんのピアノは多彩で、彩り豊かな平原が出てきたかと思うと、朴訥でゴツゴツした山道が出てきたり。あらかじめ予想されたものではなく、あるところから次へ次へと無限に繋がっていく音の泉のようでした。いろいろなバンドをやられているのが演奏のあちらこちらからも聞こえてきました。知らない整理されない豊かな響きがするし、ゆったりとした大河のような演奏で、まさにジャズだな、と思いました。大先輩方と演奏するとよくこの感じを経験します。同時代を生きてきた匂いなのか、たゆまぬ努力で獲得したものなのか、もともと持たれているもののなのか分からないですが。

音の世界はもっともっと広くて、それは経験してみて初めてひらけるものだと思います。だから今日もまたまっさらな気持ちで音を紡いで行くのが大事なんだろうなと思います。

昨夜の貴重な機会を与えてくれたLampの岩ちゃん、いらして下さった皆さん、そして大口さん、感謝します。

久しぶりにTHE MICETEETH

昨夜久しぶりにTHE MICETEETHのリハーサルがありました。こうやって対面で集まるのは2020年秋の配信ライブ以来なので、なんと2年ちょっとぶり。いろいろあっという間です。みんな元気そうで、少しずつ変化あったりして。

昨夜は近況を伝えあう時間もそんなない中、今月末のライブに向けての練習をしたのですが、やっぱりいいです、やっててとても楽しい音がするし、めちゃ懐かしい曲もやって、録音したときのことを思い出したり。

というわけで年末に向けて3つの出番がありますよ!

11/26大阪、11/27静岡、12/11東京、です。


11/26(Sat) 大阪 難波 味園ユニバース 
06-6641-8733 代 (12:00~17:00)
■ PLANET SPICE
OPEN/START 15:00
前売り\4,000 / 当日\4,500 (共に1d別)
e+ イープラス
[LIVE] THE MICETEETH / bonobos / vongsign
[DJ] キングジョー (SOFT,HELL!) / YONE (ヨネモンカレー / OSAKA SKANKIN’ NIGHT)
/ マル (Maruché) / PLANET SPICE CREW (ハマカレー、谷口カレー、創作カレーツキノワ)
[司会進行] ミズグチグッチ(赤犬/みにまむす)
[出店] LACICO (手描きスリッポン) / 堀本勇樹 (似顔絵&グッズ) / DIGGIN’ (レトロ雑貨) / finch (オリジナルグッズ)
[問い合わせ] planetspice3@gmail.com

11/27(Sun) 静岡 freakyshow 
054-273-5588
(静岡市葵区両替町2丁目4-9 フィエスタ両替町)
■ ten to sen presents THE MICETEETH oneman live
open 17:00 / start 18:00
前売\3,500  (+1drink) / 当日 \4,000 (+1drink)
[チケット取扱店] ten to sen 054-266-7883 / freakyshow 054-273-5588
[主催] ten to sen 静岡市葵区七軒町9-2 エクスト青葉B1F 054-266-7883

12/11(Sun) 東京 代官山 晴れたら空に豆まいて
03-5456-8880
■ THRONE PRESENTSTHRONE NIGHT VOL. 15 〜KILLER KAHN SPECIAL~
開場18:00/開演19:00
会場観覧チケット(ご予約番号順入場):前売 \5,000 / \5,500(共に1ドリンク代600円別途) 配信チケット:\3,000
チケット購入:Peatixにて販売URL:https://20221211haremame.peatix.com/
配信のアーカイブ映像は7日間視聴可能です。

清水行人4レコ発コンサート

先日10/10、名古屋黒川の北文化小劇場にてギタリスト清水行人くんのファーストアルバム「Tiny Tones」の発売記念コンサートがありました。本来なら2020年に録音するはずだったアルバムがコロナ禍のために延期になり、今年の6月にようやくレコーディングをし、今月アルバムが完成するのでそれに合わせたコンサートでした。

ライブハウスでなくて劇場でやるというのはかなりハードルが高いことなのですが、ピアニスト平光くんが主宰するジャズコネクションの大きな助力があってこの北文化小劇場で行うことができました。ここは普段どちらかというと劇団とか歌舞伎のようなものが上演されることが多いのか、なんと花道や桟敷席があって、普通の音楽ホールとは違う雰囲気でそれだけでとても楽しい場所でした。花道歩くなんて未だ経験なかったですしねえ。

コンサートは清水くん他の多大な努力で200人を超える方々に来場いただいて、アルバムの曲の数々を演奏しました。アルバムの内容もとてもいいものですが、この日の演奏もとてもいいものだったと思います。研ぎ澄まされていて、でもリラックスしたメンバーの集中力が織りなす音の織物がゆっくり重なって完成していくような感覚でした。90分一本勝負の長丁場でしたが、みなさんじっくり聴いてくださってとても嬉しかったです。MCで清水くんが言っていたように、みなさんがその貴重な時間を割いて音楽に耳を傾けにきてくださったことに本当に感謝の念が絶えません。CDもほんとたくさんの方々に購入いただいて、生まれて始めたあんなにたくんさんサインしました(笑)

ほんと来場いただいた皆さん、劇場のみなさん、運営を手伝ってくださったみなさん、平光くん、バンドのメンバーとくに清水くん、ありがとうございました&お疲れ様でした。また来年の東名神ツアーも楽しみです。

本田珠也4@Bonds Rosary

一昨日になってしまいましたが、ドラマー本田珠也さんとの京都ボンズロザリーでのライブにお越し頂いた皆さま、本当にありがとうございました!この貴重な一期一会の演奏を聴いて頂けてとても嬉しかったです。

今回サトネの岸田さんから「武井くんの好きな人と組んでいいよ」と言って頂いて、果たしてどういう組み合わせが面白くなるかなあとあれこれ想像し、是非とも本田さんにぶつけてみたいお二方であるギターの清野さんとピアノの関谷さんにお願いしました。

ベースレスの変則カルテットは実際セッション的に演奏するのは難しい部分が多いので、初顔合わせでどんな風になるだろうか?うまく行くだろうか?と実は少し不安にも思っていたのですが、蓋を開けてみると想像を遥かに超える素晴らしい音楽になりました。改めて本田さん、清野さん、関谷さんの凄さ素晴らしさを思い知った次第です^^

音の会話、丁々発止、目まぐるしく変化する展開、どの場面においても本田さんのドラムが全体を鼓舞し引っ張っぱり引っ込め、一瞬も澱むことなく音楽が突き進んでいくのはもはや快感でしかなく、2ステージともだいぶ長い時間でしたがあっという間でした。しかも自分が何を演奏していたのかさえ分からない(意識しないのにどんどん何かが先へ進んでいった)素晴らしく楽しい時間でした。

機会あったらこの組み合わせでまたやりたいなあと思います。改めて、いらしてくださった皆さん、岸田さん、村田さん、関谷さん、清野さん、そして本田さん、ありがとうございました。

則竹裕之さんと

一昨日9/8、昨年だったかに亡くなられたサックス奏者エレファント酒井さんの追悼も込めて、酒井さんたちが昔やっていた「BANANA CLUB」というバンドのライブにサポートで入らせてもらいました。酒井さんとは彼が勤めていたスタジオを一時よく使っていたので、その時は顔を合わすことが多かったでのすが、一緒に演奏したことは数えるくらいでした。ですのでこういう場に参加させてもらえてとても光栄でした。

80年代はフュージョン全盛期でBANANA CLUBもその一翼を担ったバンドだったそうです。今回は結成当初のメンバーを中心にサポートで僕やベースのかつきくん、ゲストボーカルに岩崎さんが入り、ドラムはなんと結成当初のメンバーの一人でもあった則竹さんが来られました。(彼が参加できるというのもあってこの企画が進んだという面もあり)

則竹さん、以前一度岡崎ジャズストリートのリブラホールで出番が表裏になったときにご挨拶させていただいたことはありましたが、今回こういう縁があってご一緒できてとても嬉しかったです。というのも実は則竹さんは大学軽音の先輩でもありまして(割とすぐに上京されたので在籍は短かったそうですが)、いつかご一緒できたらなあと常々思っていたのでした。

当日リハからの本番という短い時間でしたが、本当に素晴らしいという言葉では全く足りないほど素晴らしいドラマーであり音楽家であり、瞬発力や出てくるサウンドもアイデアも凄いものでした。そしてとても謙虚で、ああ第一線でやるということはこういうことなのかなあと感じさせられました。

楽しい時間はあっという間でしたが、演奏にしろ、その佇まいにしろ、たくさん糧を戴きました。ありがとうございました!またやりたいなあ。

Graceful Grape

先日8/20、21と富山にあるやまふじぶどう園にMITCH ALL STARSでお邪魔してきました。昨年から聞いていた母屋カフェの改装がいよいよ完成して22日からオープンということで、そのレセプションとコンサートのためでした。

レセプションにはたくさんのやまふじぶどう園のファンの方や関係の方々、プレスの方々など来られて終始賑やかに。外はあいにくの雨だったのですが、改装されたカフェはとても綺麗でおしゃれで広くて、演奏も楽しい時間になりました。(Yahoo!のニュースにも

つづく21日は雨も上がり、夜には雲も少なくなって星も見えるようになって(さすがMITCH、やまふじの晴れ男!)、そんな中いつものぶどう畑の中、たわわに実りつつあるぶどうの下でのコンサートでした。今回は少しゆったりした雰囲気の中、ただただ気持ちのいい時間がゆっくり流れていく、そんなコンサートでした。でも最後にはお客さんやぶどう園の方々の熱い声援に押されて大盛り上がりに(笑)。毎度ながらほんと楽しい時間でした!

MITCHと繋がって、その縁があって僕もここに何度も足を運ばさせてもらってますが、ぶどう園のみなさんにその度に歓迎してもらえて、打ち解けて親しくなって、本当に幸せな時間を与えてもらってて感謝しかないです。いつもありがとうです。

そしてもちろんやまふじのワインのすっかり大ファン。2日間いろいろたくさんいただいたし(やっぱりここのばっかり飲んでると全く悪酔いしないですねえ)、今年できたワインを楽しみに買って帰って来ました。当分やまふじを楽しめるはず^^;

改めてみなさんに感謝を。そしてまたすぐにでも帰りたいー^^

武井4@ニューサントリー5

昨夜8/17の梅田ニューサントリー5でのライブにお越しいただいたみなさん、ありがとうございました。お陰でとても楽しい夜になりました!

毎月第3水曜日はMITCHのレギュラーなのですが、8月はMITCHやタイコ永田くんが音頭の出演と重なることがたまにあって、そういう時に留守番を頼まれるのです。なので今回はドラムに久しぶりの現輝くんに入ってもらってのカルテットで。いつものようにトラッドとかも交えながらと思ってたけれど、リハやってみるとオリジナルとかをやるのが面白くて結果ほとんど僕の曲をやりました。こういう回があってもいいですよね^^

杉山くんの色彩と展開の多様さ、光岡くんの堅実な支え、そして現輝くんの刺激的すぎるドラミングで演奏がとてもヒートアップして聞いていて面白かったです。最近僕はどっちかいうと枯れた方向にいきがちなのですが、こういう肉食的な演奏もやっぱり好きです。ニューサントリー5が違う店のようになってたのも面白かったですねえ。

このところリーダーライブ的なものにあまり積極的になれずにいるのですが、いい機会を与えてもらえていい刺激になりました。重い腰も固い頭も直していかないといけないですね。

ほんと聞いてくださったみなさん、楽しんでもらえてたら嬉しいです。また機会作ってこのメンツでもやりますね。そして杉山くん光岡くん現輝くん、ありがとう&お疲れ様でした!

サマーフェスタ IN KORIYAMA 2022

先日8/11-13と福島県は郡山駅前で開催された「サマーフェスタ IN KORIYAMA 2022 ビール祭」にMITCH ALL STARSで出演してきました。3年ぶりの開催で、しかも駅前大通を封鎖しての開催は初めてだったそうで、街をあげてのお祭りに参加できてとても嬉しかったです。

3日間とも天候に恵まれ、とくに13日は台風が近づいている中だったのに奇跡的に雨もぱらっとした程度で、関西に比べると気温も低め何より湿度が低くて過ごしやすい中、たくさんの方の来場と賑やかなステージが繰り広げられてとても楽しい時間でした。ビール祭というだけあってみなさん気合い入れて楽しみに、ビールや屋台の美味しいものを食べに繰り出されていました。

そういう中で我々はオープニング16時からと最後の20時からのステージを3日間務めさせてもらえて光栄でした。演奏もぎゅっと詰まった時間になりとても楽しかったです。久しぶり2度目の郡山だったのですが懇意にしてもらってるLAST WALTSにも3日とも顔を出せてよかったです。

このサマーフェスタ、何より感心したのは3日間とも21時に終わった瞬間にお客さんも引いて片付けが始まるのですが、道や周辺の綺麗なことと言ったら!!ゴミの一つも落ちてなかったです。ちゃんとみなさんゴミ箱に分別して捨てたり、回収の人が頻繁に回っていたり。わが町を綺麗に気持ちよく保ちたいという気持ちや奥ゆかしさを感じました。また3日とも13時からの道路封鎖だったので毎日ステージや屋台、テーブルなどの設営と解体をされていたのですが、暑い中の大変な作業だったのにみなさん素晴らしくいい動きで、3日目なんて驚くぐらい素早い設営でびっくりでした。

改めていい時間を過ごさせていただいて嬉しく感謝しています。主催のみなさん、スタッフのみなさん、出店や出演のみなさん、ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!また来年も参加できたら嬉しいです。

Salon de Sax

よく見ると僕の前にリードの箱が散乱しておりますw

今年の春から始まった同じサックス吹き落合智子さんとのトーク&ライブ。昨日もあっという間の90分(100分ぐらいやったけどw)だった。

そもそものそもそも、楽器を吹くのはともかくとして人前で話をしたりするのはとても苦手なのだけれど、たまたま昨年末ぐらいにケセラで配信ライブやってるのを覗きにいったのが発端となって、このシリーズをやることになったのでした。

果たしてできるのか?何喋ったらいいの?って自分で思ってたけれど、話す内容がまあタイトル通りサックスに関することとかならなんでもいいし(まあ、ほんと好き勝手に喋ってるだけだけど^^;)、何よりも相方が付き合いも長い落合さんなので、普段仕事などで一緒になったときと同じようなノリと雰囲気にしてくれるので、ライブなのだ、とか、配信してるんだ、とかを気にせずに話させてもらえてとても助かってます。で、実際楽しいし!

昨日はサックス吹きあるあるを話題にしようと思って、家にあるテナーのためにいろいろ買ったり試したりしたマッピやリガチャー、リードなんかを持って行って、普段演奏を聞いてくださる皆さんには全く関係ない(笑)演奏者側の苦労とかバカ話をしてたら、あっという間に時間がw なので最近(ってまだ3度目ですけれど)ぜんぜん演奏できてないです。そろそろ台本いるかも?落合さんも僕も話し出すと止まらない部分あるのでねえ。

いやー、改めて自分のその道具たち(おもちゃ箱みたい)見てみると、いろいろ変遷してきてるなーって思う。割と保守的なつもりなんだけれど(まあ、トータルで使ってるものはそう変わってない)いろいろ試して来た個人的歴史だなーと。なんでも置いておくものねw(合わないと思ったら納得いくまでいろいろ換えて、振り返らない人もいるし)

というわけで、とても楽しい夜でした。次回は7/15です。たぶんですが、2人でテナーを2本ずつ持って来て、楽器の違いや変遷についてあれこれ勝手な話をする予定です^^; 配信もありますので、お時間ありましたらぜひ!