やっとこさ見に行った。アカデミー賞うんぬんがなかったら、、もしかしたら上映終わってたかもしれないなぁ・・・やばかった。でも音楽映画は伝記だろうが何だろうが見てみたいのよね。
レイ・チャールズ・ロビンソンの生涯をたどった映画。彼の歌は幾度となく聞いたことはあるけれど、実際知ってるのは年配の時期だけで、どんな生い立ちだったかとかなんてもちろん知らないし、どうやってあんなスターになったのかだって知らない。だからほんと何の前知識もなしに観にいった。
とにかくやっぱり音楽が素晴らしい、素晴らしすぎ!全編にちりばめられた彼の歌声はどれもほんと凄い。世の中過剰に過度に飾るのは簡単だけれど、あれほどシンプルにでも力強く、説得力のあるあの歌。あんなんないよな、ほんとに。音楽が成功するときってどうしてあんなに輝いて、成功するような予感さえするんだろか?
それとやっぱりジェイミー・フォックスが主演男優賞をとるだけのことはある。巣晴らしい演技。ほんと本人としか思えない。というかもうまさにレイが画面に出てるかのよう。単にマネって感じじゃなくて明らかに本人やん!という感じだったもん。彼もまたレイを深く愛してるのだろうか。
映画自体に感動して涙したり、音楽にぐっときたり(・・・というかこれはもうきまくり。黙って、じっと聴いてるなんか不可能・・・でも我慢した。やっぱり音楽聴いてると自然と声が出てしまうもん)、なんかそうなるかなーと思っていたのだけれど、一番心に残ったのは、レイを育てた母親の言葉の数々だった。憶えてないけど・・・・(^^;
しかしミュージシャンってほんまアカン奴多いよなぁ。酒はえーけどクスリはあかんて。