ランディさんの、たぶん、割と作家人生最初のころの作品、かな?不思議な縁(というかたんなる思いつきで)訪れた屋久島にみるみるうちにはまっていく作者が描かれたエッセイ。
海やら森って町からは遠い世界で、実は無意識には怖がっているのだが、こうやって、森や海の不思議、すばらしさ、自然の偉大さについて、こうもストレートに描かれると、畏怖をこえて、すばらしさを垣間みたような気がして、そんなものたちに触れたくなってくる。
実はすごく行ってみたい島なのだが、ランディさんも書いてるように、なんかこの島の場合、島に行くのではなくて、島に呼ばれるらしくて、そんなに遠くもないからいつでも行けるといえばいけるのだが、なんか行くまでに至らないのよね。でもいつか呼ばれてみたい!
幻冬舎 2001