(旧)2000.6月の日記

2000/6/30
荒崎さんのスモールビッグバンドのライブ。
今年は活動のすこし多いこのバンド。
メンバーが少し抜けたりもするが、大丈夫、
安定してるとはいわないけど、面白い演奏ができる。

1年か2年ぶりくらいの伊丹Stageでの出演。
以前は別のバンドとかでよく行ってたのでママとかが覚えてくれてるのが
とてもうれしい。

ピアノのH村さんがよかった。
よくいるJazzPianistのように、やたらとあるスタイルだったり、
説明っぽかったり、単にうまいだけなんじゃなくて、
感性のもの(だろな)と感じられるのがいい。やってて楽しい。
さすが本屋の娘(なんのこっちゃ)!

2000/6/29
Digital Meisterとかなんとか(覚えていない)というイベント。
もうすぐメジャーとの声が聞こえる有力なバンドPEACHをホストに、
バンドやユニットが10ほど集まったイベント。

United Soul Horns+Entropy Masterdという僕らのUnitは都合5番目。
ただでさえ珍しいホーンが4人もおるもんだから、
お客さんはノルというより見るほうになっちゃったのがちょと残念。

出来はまぁまぁ、いっぱい間違えたけどきっとだれもわからんと思う。
ノリはそんなよくなかったけど、
少なくとも僕はこのやり方にちょっと何かいけるものを感じた。
こういうのんやってるのってないもんねー。

終わって近くで打ち上げ。
おもろいのんおもろいのん、あかんあかんと思っていても、
飲んで騒いでしまう。
思いっきりクーラーがかかってるところで寝てしまい、
風邪気味に。あーあ。

最後までテナーをソプラノといいつづけたPA手伝いのねーちゃん、
早く覚えようね~、違いを。(ま、そんなもんかもしれんが(苦笑))

2000/6/28
明日のイベントのためのリハーサル。
ずいぶん前から準備する時間はあって、
僕の担当分に時間がかかってしまって、
結局リハーサルが前日になってしまったのはほんとすまないと思う。

だからバックの音に対して音を載せるのはこれがはじめてになる。
想像してたとおりになるかどうか・・・・・。

結果、、まぁまぁOKかな。
思ってた以上にはならなかったけど、思ってるより悪くはなかった。
でもF原いわく、「難しい」そうな。
今後こういうネタにも挑戦していきたいので、
これくらいで難しいっていわれてもなぁ。
(ほんとはそんなことないんだろうけど(笑))。

2000/6/27
雨がすごい。ついでに(じゃないけど)三宅島の噴火も気になる。

今年の梅雨もそうだけど、
昔ってもっとじめじめ~、じとじと~、
さらさら~と雨が降って、どんよーりなま暖かーい、
そんな感じだったように思うんだけど、
この梅雨はなんか暑いカーンと晴れた日があって、
突然大雨が降る、みたいな。なんか変な天気。

その中でも今日はほんと「来るぞ来るぞ、雨が来るぞ~」とよくわかる天気だった。

おかげで洗濯物とかそんなものがなんだか湿っぽくて嫌。
ついでに書いてる最中の譜面もなんとなくしなっとなって嫌。

近年で一番はやくクーラーのスイッチを入れた。
(普段はあまりクーラー使わないんだな)

2000/6/26
どーも酒を飲むと寝てしまう。
あさってのための譜面がまだぜーんぜーん進まない。。。。。

2000/6/25
選挙いきました?

もちろん僕はいきました。これは最低限の義務だと思う。
どっかのだれかが書いていたけれど、
選挙にもいかないような奴には、政治を批判する資格はない、と。
もし、国政がおかしくなってやれ徴兵だ戦争だってことになったら、
選挙にいかなかったやつから真っ先にいかせるべきだって。

これ極論だけど、ある意味そうなのかもしれない。
だって政治がどう傾いていくかって結局選挙の結果
(=与党の政策)になるわけじゃない?
選挙にいかないということは「選んでないもん!」という理屈になるかもしれないのだけど、
そうじゃなくて「回避しなかった」ということになるもんな。

昨日の選挙の結果、結局連立与党が続投に。
いったいみんなはどこを見て投票にいってるんでしょ?
ここで政治批判なんてする気は毛頭ないけれど、
結局首相は森さんでつづくわけでしょ?あの森首相よ?!

だれがリーダーにふさわしいかとかそういう次元の問題じゃなくて、
あれ、恥ずかしい。あんな人が(対外的に)日本の実質の顔だなんて。
九州~沖縄サミットももうすぐだというのに、
何が起こるか安心してられない。

それとわからなかったのが、
不幸にも最近なくなった数名の政治家たちに関係する候補者の相次ぐ当選。
小渕さんの娘さんっていったい何ができるわけ?!
彼女以外にも何人かいらっしゃったようだけど、
ほんとに政治できるのか、ほとほと疑問。
頭数あわせみたいな(その選挙区の候補者がいないから)やつ出してきて、
それが当選するなんて、、、、出るほうも出るほう、
選ぶほうも選ぶほう。。。なんか情けない。

それと依然低い投票率。
ちょっと増えたけど10人に4人ぐらいは行ってない。
そんなんじゃちっとも変わらない。
白票でもひやかしでもなんでもいいから、
とにかく投票にいってほしいと切に願う。

昨日はせっかくいい映画を見に行った(ハリケーン)のに、
選挙の結果のおかげで気分は台無し。
でもこの映画、考えさせられること多しでぜひ行ってほしいな。

やっぱりノンフィクションはいい。

2000/6/24
夕刻からUnitedSoulHornsのソロの録り直しやその他の録音。
ちょっと引っかかってた部分も入れ直せて、すこしほっとする。

面白かったのは「Soul Power」っていう曲の前振りのネタの録音。
ちっとも内容を考えていなかった
(こういうのって突然その場で考えたほうがかなり面白いものができるので)
けれど、それでもなんもなしはつらいので、
3つほど核になるネタを考えておいた。

その中の一つがみなの間で大ブレイクして、促採用。

普通ならちゃんとブースで、しかもいろんなエフェクト用の器材を使ったりして
やるであろう音づくりを、ぜーんぶアナログな方法でやる。
まるで映画「ラジヲの時間」をやってるみたいだった、面白かった。
どんなんかは聴いてのおたのしみ♪

夜中はそのままUSHのホーン隊でミナミのクラブに客演。
ええ感じに盛り上がる。ついでに朝まで踊っていた(することないので)。
さすがにつかれたわいな。

2000/6/23
休み。とっとと帰って譜面書き。が、寝てしまふ。

2000/6/22
24日にクラブに出演することに急遽なったので、
それの準備。とくに衣装の用意をしないといけないのだが、
全然イメージするものを得られず。

おとといまでの疲れがぜんぜん抜けない(年やな)ため、
ちょっとパワーを得ようと栄養のある物を食す。
ちっとは元気になれるといいのだが・・・・

音とり、譜面書き、いっぱいすることはあるのだけれど、
夜になって涼しくなってくるとついウトウトとしてしまふ。
ふにゃふにゃら~~。

2000/6/21
休み。ひたすら疲れがどっとくる。

ところで最近の高校生たちのあのバッグパック。
いつもパンパンに膨らんでる奴が多いんだけど、
あれ、いったい何入れてるんだろ?
とても気になる。

まっさか勉強道具じゃないよなぁ。
あのかばんじゃ入れにくいもんなぁ。

σ(^_^)僕?もちろん全部学校においてたよ。

2000/6/20
関係ないけど、最近たとえば電車の中とかでぐるっと見回してみると、
必ずケータイを覗き込んでなにやら打ち込んでいる人がぽろぽろいる。
きっとメールやってるんだろな、と思うのだけど、
なんかすこし悲しい光景に見えるのは僕だけ?

電話もそうだけど、メールはとても便利なツール。
電話のように相手がいないとだめではないし、一方的に投げられるし。
いつでもできるし。しかも安いときてる。

でもメールっておしゃべりと少し違う気持ち・要素が混じってしまいそう。
これは個人的な思いだけど。
というのと、リアルタイムに相手と接していない、字でのコミュニケーション。
なにかすこし物足りないように思える。
でも僕もメールはとても多用するから、なんとも言えないけど。

それよりも、
ああやってケータイばっかり気にして、周りがなんにも見えないよう。
ツールを便利に使ってるというより、
ツールに振り回されているよう。
便利で持ち運べるケータイだけど、
携帯してるだけに、それに縛られているように思えるのは僕だけかな?

United Soul Hornsのリハーサル。
7月に大きなライブを2つも(PataPata と RAG)を抱えているので、
いろいろ新しい曲やアレンジもやらないといけないし、
ネタ繰りもしないといけないので少し大変。

リーダーはちょっとだけ追い込まれ気味。

RECやらストリート、そしてライブ etc.
と露出率の高くなってきたこのUSHも今年はちょっと正念場。
やれるだけのことをやっておきたいな、と。

2000/6/19
連荘で何か演奏機会が多い今日このごろ。
今日は先週雨でだめだったストリート。

場所はまえと同じ大阪駅正面の第一生命ビルの下あたり。
阪急百貨店まわりの場所はもう今ではすごくメジャーになってしまい、
基本的に早いもの勝ちなので、
ロック系の人たちが昼から場所とりしてたりするので、
おそめ出勤のJazz屋さんたちは追い出され傾向。

いろんな場所でストリートができるようになってきている
(世間的にも認知されてますよね、ストリート演奏というものが)けれど、
とりあえずは限度を超えたような音量でやるのだけはやめてほしいと思う。
そのためにその場所で演奏できなくなって、
そいつらが責任を取るとはまったく思えないし、取りようないもんな。

偏見かもしれないけどロック系の人たちはほんと音がでかい。
営業終了したような建物の下とかならいざしらず、
三宮とかすぐ横が映画館なのにあんなにドカドカやったら、
映画館から苦情がでるのはわかってるだろうに。やめてほしい。

やるのは自由だけど、だからといってなんでもOKではないということを、
最低限のモラル(というか常識)は守ってほしい。

あと、これももっと偏見かもしれないけれど、
やってんのかやってないのかわからん奴どもとか、
仲間内だけでやってるやつ(そんなんならストリートでやるなよ)、
やるのはいいのだけどもうちょっと何とかせーよというやつ、
いろいろたくさんいるけど、
ストリートやるならちゃんとやってほしい、同じ演奏者として。

自己満足のためやるな、とまではよう言わないけれど、
ストリートやるならそれなりの主張とか意志をもってやってほしいな。

それでなくても雨後のタケノコのように現れては消えていく、
ゆず系の連中にはちょっと辟易してるんだから。

2000/6/18
関西のテナー吹きといえばこのひと荒崎さんですが、
この人リーダーのスモールビッグバンドのライブ。

ビッグバンドというと普通、譜面がきちんとあって、
全体でのグルーブとかハーモニーとかそんな面を聞かせるものが多い中、
このバンドのコンセプトは全然違う(と、思っている)。

何せ自由に演奏していい(らしい(^^;;;)。

もちろん与えられた譜面はあるんだけれど、
それ以外のハーモニーをやるのも構わない(と、思う、ま、ある程度ね)し、
他人のソロに割り込むのもOK。
ハプニングがあってなんぼのような演奏もする、そんなバンド。

だから気が抜けないけれど、
一度ハマるとすごい演奏が展開されたりするので、
やっててとても楽しい。

逆にうまくハマらなかったり、メンバーのやる気がなかったり(^^ゞすると、
とんでもない演奏にもなってしまう面もあり。

でも最近はメンバー間で「もっとやろう」という意志があって、
とてもいい雰囲気ですすんでる。
30日にもライブがある。
今日とはどう違う演奏になるのかたのしみ。

2000/6/17
サルサバンド Sabrosura Del Sonido、PATAPATAでのライブ。

会場で昼にパーティーが入っていたので、
本番までそう間がない時間入り。
リハーサルはほとんどできず、サウンドチェックのみ。

大学時代の友人・後輩たちががばっと来てくれた。
最初「見たような顔があるな~」とおもってたら、同期だったという(^^ゞ。
久しぶりの再会に一花話も咲く。

ライブ自体はお客さんこそ少な目なものの、
みんなで踊ったいいライブだった(と思う)。
最初は恥ずかしい(もちろん踊り方もわからないとおもう)けれど、
一組でも(身内だった・・・らしい)踊り出す人たちがいると、
みんな踊りやすくなるようで、次々参加してくれる。

おまけに踊る人たちが自らほかの人たちに教えてまわるもんだから、
自然と踊る人は増える。なかなかいい感じ。

やってるほうも踊ってるほうも楽しい、サルサっていいな。

でも肝心の自分自身は・・・・・・・・・・。
ちゃんと譜面読まないと < 自分

2000/6/16
EDFのライブ。
最近のEDFはほんとにいいとおもう。
やってながら思えるというのはある意味すごい(自画自賛じゃないよ)。

個人的な問題はさておいて、
ほんとに”いい音”が出てるように思える。
やっぱりやってるメンバーの質によるものが大きいなと。
それぞれいろんな音楽・Jazzをやってると思うけど、
EDFはある面厳しいけど、でてる音は厳しくない、
やさしい音がでてる、そこがとてもいい。
やっぱり隊長あってのEDF。

珍しく今日は雨が降らなかった(笑)。
「EDFのM’sでのライブは雨」という定説ができそうなほど、
雨がよく降るこのEDFのライブだけど、
梅雨だというのに雨がふらないということは、
何か変兆のきざしか、と思ったらお客さんが来ない・・・・・。

でもそれは単に出足が遅いだけでした。あーびっくりした。

毎度毎度の打ち上げでは、
オモニが「めったに入らない」という珍しい食材がでて、
みんな舌鼓をうつ。うまいウマイ。
ここに来んかった奴は外したなー、ってな話をしていたら、
ライブには来ずにここだけ来てる奴もいたという・・・・。

EDFの台所「七福」はここ

2000/6/15
United Soul Hornsのホーン隊のレコーディング。
前回のリズム隊は結局朝までかかってしまったけど、
今回はなんとか日の出までに終わらせるぞ!(^^;)

実は昼からベースのFが入れ直しをしてたらしい。
それが終わったのが夕方近く。
ほかのメンバーに遅れてスタジオ入りしたのが午後7時過ぎ。
この時点でまだホーンは全然音出ししていないらしい。
はじめにソロから録るっていうてたのに~。

時間もそう余裕をとれないとのことなので、
さっそくセクションから音入れすることに。
サウンドチェックをささっと済ませて、まず1曲目。

グルーブ一発の曲なんだけど、なかなか決まらない。
ライブでやるときよりノリ重視のためにテンポを若干おそめにしたため、
普段ののりかただと格好良くのらず、テイクを重ねる。

簡単な曲なんで1時間ちょいで終わるかとおもってたのに
3時間弱かかってしまった。これは計算外。
こんなことではほかの曲にしわ寄せが~~と心配になる。

次はじゃぁぱっぱとできる曲にしようと、勢いだけの曲を(^^;;;。
相変わらず曲は単純で、今度はスピードがあるのでのせやすい
(ごまかしやすいとも言う)ので順調に進む。
この音入れはかなり早かった。

そしてもう一曲はちょっと難曲。
譜面づらが難しいわけではないのだけど、仕掛け、のせかたが難しい。
バラバラ、つぎはぎ作戦でとるが、なかなかうまくいかないので、
その場アレンジなどを施しながら曲を組み立てていった。

結局途中ソロとかの録音も挟みながら進めたけれど、
この時点でもう3時過ぎ。あやや、全然目標達成できなかった。

で、ここから問題のソロの録音が各自あったわけだけど、
眠くなってくるは、ええかげん長いから疲れてくるわなんだかんだと、
時間を浪費し(しかも終わったやつから酒のんでるし<しかももう明るい)、
最後にとり終えたのが6時前。やっぱりこないだと同じやん!

というのでまた疲れた。
2週間の間くらいに4回も徹夜すると、もうもたんぞ!

でも出来は・・・・まぁまぁ。
MIXが楽しみ。(自己評価はうーーん、ぐらい(笑))

2000/6/14
Sabrosuraのリハーサル。
相変わらずサルサの譜面には泣かされる。
普段とったことのないリズムの譜面というのは非常に読みにくい。
ま、ちゃんと書き直してないのが悪いんだけど。

それでも17日は本番なのでそれまでには書き直しておきたいな。

あと、相変わらずフルートがちゃんと吹けないのだった。
悲しい。

2000/6/13
今日はストリートがあったはずなのだけれど、
あいにくの雨のため中止。

残念な反面、助かった面もあり。
たまっている仕事を片づけにかかる。
まずは中国バンドの音源のUP。
ビデオから切り出してきた音を少し編集してUPする。
6曲UPした。

音はビデオだからまーまーのものなのだけど、
やっぱり観客のあの感じがよくでているのはこれ。
久しぶりに聞く音はとても懐かしく(1ヶ月ちょい前なのにね)、
そして感慨深いものだった。

それと29日のネタ作り。
どーもイメージが湧かないやつもなんとかなりそう。
でもまだかけていない。

2000/6/12
昨晩の徹夜がたたったかふらふら状態。何もできない。
徹夜とか、食いすぎとか無理なことをやると、
確実に影響が及んでくるで、
年を食ったもんだなとつくづく思う。

溜まっているやらねばならないことが山積しているのだが、
体と頭がいうことをきかないので寝てしまう。

いつできるのか・・・・・

ネコさんに顔を引っかかれる。
ええことないわぁ。

2000/6/11
午前から某MLのOFF会でうどん打ちをする。
総勢40名近くあつまったこの会。
ほとんどが初心者らしいので、
講師陣(プロより詳しいというもっぱらのウワサ)が丁寧な解説・実演をまず行い、
そこから各人で実習(というとえらく堅くなるけど、
実際は和気藹々とした楽しいもの)。

ウチの組員(謎)たちも順番に慣れない手つきでやっていた。

かくいう僕はずーーっと見ていたのだけど、
やっぱり慣れた講師陣は手つきが違う、やっぱり経験の差は大きい。
普段うどん打ちをやっていてわからないところ、
やっていないことなどなどいっぱいある。
なるほどなるほど、そうやるのかー、と感心することがたくさんあった。

最後のほうで僕も打ったが、
手伝ってもらいながらいろいろ指導してもらった。
またなるほどと思うことがたくさん。勉強になった。
今度からもっと工夫しないと。

今回は講師陣が道具をもってきてくれてたのだけど、
道具で結構うまくできる(楽にね)こともある。うーん、ほしいなあ。

7時間あまりこのOFF会はつづき、盛況に終わった。

で、その後ゆっくりみんなとビールでも飲みたかったのだが、
実は夜はUnitedSoulHornsのレコーディング(リズム隊だけだけど)があったのだ。
これは多分デモ用の音源になるんだと思う。

ほとんど休憩することもなく準備(と、言っても何もないけど)してでかける。
住之江にある某スタジオは一見ただの掘っ立て小屋(失礼)。
だけれど中はきちんと設備が整っている。

リーダーFが不在のため代わりにRECの内容、進め方などなど全部コントロール。
音決めはそうかからなかったが、RECはやはり時間がかかる。
その時のメンバーの集中度などにも左右されるし。

結局3曲とるのに朝までかかる。
メンバーもみんなトロトロ状態になったけど、
結果としてはいい音が残せたと我ながら(って何もしてないけど・・・)思う。
今度のホーンのRECではがんばっていい音を重ねないとと、
ちとプレッシャーも。

この前のCOOLEYは音を出す側だったけど、
こうやってディレクション側になると大変な作業であることがよく分かった。
でも面白いといえば面白い。

でも疲れた。

2000/6/10
かなり久しぶりとなる土曜日休みの日。
思い出せないくらい前から土曜日っていつも何がしかやっている。
忙しいと考えるか、やることあっていいと考えるか、
まぁそれは置いといてー。

同居ネコに邪魔されることもなく昼前まで爆睡。
うどんを食して(笑)、天気はわるいが掃除・洗濯を。
少しでも広くしたいので荷物片づけに追われる。

その後、29日のネタ作り。
だいぶ構想というかイメージはこの間のミーティング(?)で湧いたので、
進む部分はすすっと進んだ(あたり前か)。
でもイメージが全然湧かないやつもあるので、
それは後回しに(あかんがな)。

もう一踏ん張りでできそう。

一日家にいるのは結構好きみたい。
掃除をするのも好きみたい。
ま、久しぶりだからかもしれないけれど、
ゆっくり休めてうれしかった。

2000/6/9
ひたすら眠いので何もせず(できず?)に寝る。

2000/6/8
先日レコーディングを手伝った Cooley のミックス。
今回は2曲をターゲットにやっているのだけれど、
僕が参加したのは一曲だけなので、ゆっくりのご出勤。

何でも昼の3時ぐらいからやってたらしいのだけど、
一曲目がおわったのが既に10時を大きく回った頃。
そっから2曲目にとりかかるんだから、一体いつ終わることやら。
でも僕自体がレコーディングだミックスだ、なんて普段関係ない
(ライブしかやってないので)ところにいるので、
こういう作業の場に身を置いているのは楽しかったり、
興味津々だったりする。

先日録った音の下から(ドラムから)音作りをしていき、
ベース、ギターと徐々にのっけていく。
バンドメンバーからはほとんど注文はださずに(コンセプトは伝えてあるみたい)
オペレータのK氏はじゃんじゃん進めていく。

だいたいの姿が見えたのが1時くらい。
そっから細かな調整。これが結構面倒でなかなか時間もかかったし、
思った通りなるものもあれば、イメージ通りにならないものもある。

やっと皆が納得いくものが出来上がったのはメンバーもK氏もヘロヘロ状態になった午前3時。
OKが出たので、とりあえずのプレゼン用にとCDROMに焼く。

が、が、この日、なぜかえらくMAC君の調子がわるかった
(遅くまでやってたから機嫌損ねたのかも(^^;))ため、
最初は失敗(しかもピッチが低めにシフトするという怪現象まで発生! < これはミスだったらしいが・・・)、
2回目も怪しい(正常終了しなかったので強制的終了した)書き込みだったけれど、
ROMは大丈夫で綺麗に音が落ちた。この時点で午前5時、
いやはや明日もシゴトあるのに皆さんほんとお疲れ様でした!

ところで肝心の出来だけれど、かなりイイ線いってるんじゃないかと思う。
クオリティーも高いと思うし、なかなかない路線な感じでいい。
ただ、僕のソロが・・・・・・なんか一人思いっきりJazzなんだけど、いいのかなぁ。
(それがいいみたい(^^;))

2000/6/7
29日のイベントの残りのネタを聞かせてくれると言うので、
逸P氏の家へ。もう一人のメンツであるB氏も来ていた。

音のこともさる事ながら、
今日は事前の極秘(笑)情報によると逸P氏のカレーが食えるらしい。
これが本日のメインと言っても過言ではなかろう。
だってほんま美味いんやもん!
大阪一美味しいといってもあながち間違いでないかも、というくらいの腕前なのだ!

最初にでてきたのはイカフェもどきのレタス包み。
これが、あんさん、いけますのや。いや、ほんと。
程よい辛さとレタスの甘みのマッチングというかなんというか。
というより腹へってるのでなんでも美味い!

で、お次がカレー。
今回は「急に食いたくなったから急に作った」らしく、
思いっきり気合の入ってる時のような周到な事前準備はしてないらしいのだけど、
それでも何のうまいうまい。
ちょーっと酸味が強かったけど。
「余ってるワイン全部入れた」らしい(^^;)、ま、いいけどねぇ、美味いから。

肝心の音ネタ相談も滞りなくすすみ、あとは僕の作業だけ。
ちゃっちゃとやってUnitedのホーン隊にまかねば。時間がない!

讃岐饂飩探険組のこの間のツアーのレポート完成。見てね!

2000/6/6
8月に毎年やっているクラブイベントを今年もやるので、
それの相談をしにさるバーへ。

お互い忙しかった(かな?)ので久々の顔合わせになったけど、
DJでもあるTは元気そう。あいかわらず気のいい顔をしてる。
ビールを飲みながら簡単に作戦会議。

このイベント、今回で4回目になるけれど、
ボサノバのバンドとUnited Soul Hornsが過去出演した。
今年はどうしよう?と考えていたのだけど、
なにかの話の流れで、「じゃぁ、両方出たら?」ということに。

まだどうなるか分からないけれど、
両方出したらそら豪勢なものになるよねぇ、と2人ほくそえむのだった。

2000/6/5
何もない日。ちょっとずつ進めている部屋の片付け。

CD達の大移動をする。大き目のラックを買ってきてそこに移動。
そんなに沢山ある訳ではないんだけれど、
整理して(今までは単に山積みだったのでアルファベット順にした!)並べるとなると、
これが結構大変な作業。

おまけに途中で退屈した同居ネコかまたまが邪魔するし。
せっかくアルファベットで区分けした山を崩してくれるの、も~~(泣)。

また、見てみると中身だけあるCD、ケースだけあるCDなんかもあって、
どこいったのか探さないと。ない奴はまた欲しいしなぁ。
たったこれだけの整理で疲れてしまった。
それともう一つラック買ってこないと・・・・
もう満杯になるのは時間の問題っぽい。

伊丹谷良介LOVE COMPANYのページが遂に大幅リニューアル!
より一層ナルシスト度の高くなったページは面白い。
こちらでどうぞ。

2000/6/4
天気のなんとな~く悪い中、
もしかして1ヶ月以上ぶりじゃないか?と思われる家の掃除。
割と雑然としているのが好きなんだけど、
あまりにもきちゃないのはさすがに嫌だし、
最近荷物増えてきたし(これが原因だと思う)、
同居人(かまたま、ね)は暴れまわるし、というので
全く片付いていなかったこの部屋。
すこし片づけてやる!

が、荷物を一つ動かせば次を動かさねばならんという、
パズル状態はひとつも変わらず。
ムカツクので邪魔なもんはベランダへGO!

その間洗濯も。シーツやらカバーやら、
大物が多いので手間取るの巻。

なんとか見てくれは最初よりよくなったものの、
なんか単に目障りなものが一個所に集められただけ、とか、
目障りだった高く積まれたものが平たくなっただけ、とか、
よーく見てみるとは進展ほとんどなし!?

くそー、でも懲りずにまだまだ片づけてくれるわい!

2000/6/3
約3ヶ月ぶりとなる「さぬ探」こと讃岐饂飩探訪ツアー(9回目)に出掛ける。
連日忙しくてふらふらなはずなのに、
うどんとなると動けてしまうのは、悲しい習性かも。

出発地点がばらばらなので、大阪・奈良組と神戸組に分かれて出発。
途中で合流して香川入り。
今回はわりとスムーズに移動ができて、いつもより早い到着ができた。

やっぱり現地のうどんはほんと美味しい!
うまいもんはうまい!なんぼでも食える!
いつもはセーブして、どの店でも小ばっかり食べる僕だけど、
あまりの美味さに2杯ずつ(というか違うメニューなんだけど)食べてしまう。

それでもなんぼ食っても美味いもんだから、くうくう。
ほんとよく食べた。

よく食べたあとは昼寝。少し離れた山中にある、ちいさな温泉につかって休憩室で昼寝。
地元の人たちに混じってこういうとこにいるのはなんだか楽しい。

で、小一時間休憩したあとは、後半戦。
さらに4玉たべて、ようやく満足(というわけでもないが)、腹はパンパン。

詳しくは「讃岐饂飩探険組」のページでレポートするね。

2000/6/2
United Soul Horns、ひさびさのJK茨木。

この店は何故か異様にステージが高い。
だからなんとなくお客さんと距離感があり
(いつものライブやってるという感じより、動物園の動物みたいな感覚)、
すこーしやりにくい。
また、お客さんもそう多くなかったので、
ライブ自体も割とラフに行った(いつもの衣装、着なかった(^^;))。

2000/6/1
くそ忙しい~~~。

おまけにBNに来るはずだったフィル・ウッズが体調悪くてキャンセルだと?
大丈夫かなぁ、心配。
フィルが見れないとしゃーないので、僕もキャンセル。

(旧)2000.5月の日記

2000/5/31
某うどん関係のMLのオフ会。
このMLのオフ会に出るのは初めて、どんなんなのか少し緊張。

一緒に行くはずだった補佐のN澤が急にあかんということになり、
一人で訪れることに。

会場は福島(大阪のね)にあるS。最近できたうどん屋さん。
どこにいるかはわからないが、
さっと見回すと一番奥に、
サラリーマン風の人と、なんだかでかい人、怪しい人など、
どう考えてもフツーの集団ではない集団が陣取っている。
「たぶんこれやな」とおもって近づき、声を掛けるとやっぱりそう(笑)。

地鳥の鉄板焼をつつきながら、
うどん談義やらPC談義やら、アメリカ話(メインのゲストはアメリカから一時帰国中の
女性だったのです)やらに話が咲く。
ふだん字でしか会話していない人と、
こうやって顔を合わすのは不思議。
字面から想像した感じと一致する人、意外な人、いろいろいて楽しい。

そうこうしながら食って飲んで楽しい時間をすごした。

で、最後に出てきたうどん、うーん、まぁまぁ。
悪くもないが良くもない、でも美味しいんだけど。
あー、現地でくいたいぞ!

2000/5/30
ほんとに久しぶりに何もない日。
これでようやく家の片づけができるなと思い、
帰宅後片づけを始めるが・・・・・
ぜんぜん進まない。

何故かというと、単にものが多すぎるから。
それと押し入れの使い方が下手だからかな?

一つ動かそうとするとまるでパズルのように、
次々と別のものを動かさないといけない。
こんなの何時まで経ってもおわるわけない!と途方に暮れる。

でもなんとかこたつとカーペット(まだ出たままだった!!)を片付け、
スピーカを外し、ピアノとMACを入れ替え・・・・と、
当初予定の3分の1くらいはやったぞ!

でもかえって足の踏み場が少なくなったのは、
気のせい?

2000/5/29
ひさびさに何もない日、だったが小宴会があった。
こじんまりしている宴会は気を遣わなくて楽でいい。

政治家がどいつもこいつも腐っているという話に花が咲く。
だいたい政党政治もいまとなっては意味があるのか?
例えばニュースで「明日の○○の議案は否決される模様」とかさ、
最初からわかってる(政党の席数で決まるもんね)ようなことに
時間費やすなっていいたいな。

あと某首相のろくでもない発言のために、
ほかの審議の時間を費やすなって言うねん!全く。
子供みたいな議論するなちゅーねんな!全く。

政党なんかなくしてみんな個人で、個人の意見で、
個人の資産で、個人の実力で、個人の情熱で政治やってほしい。
今やってることは、ただのままごとにしかなってないぞ!

2000/5/28
I氏のホームページの大幅改造のミーティング。

そろそろコンテンツなどもきちんと整理したいのと、
何よりも他のメディア(紙媒体ね)にも露出度があがっていくI氏の
ホームというか付加メディアとしてのHPはとても大事。
だからきちんといいもの、分かりやすいもの、
そしてカッコイイものを作らないといけない。

今回はより見てオモシロそうなページにしたいのと、
全内容の見直し、
そして新たなコンテンツ、
とくに彼の作品関連のデータの充実を計っていくことになる。

まぁどーなるのかはしばらくのあいだお待ち下さいませませ。

2000/5/27
芦屋ルナホールの企画に荒崎さんのビッグバンドで出演した。

この企画、一年に一度だけ組まれるJazzのイベントコンサートで、
今回はジャズ100年の歴史と映画音楽の特集だった。

荒崎BBにはどっちか言うと、、、、、
うーん似合わない企画かもしれない。
だってこのバンドはカチッとした譜面の演奏よりも、
バンド全体での即興が得意なバンドだから。

それでもたまにはええもので、
荒崎さんの手によるアレンジも(結構いいのよ)さることながら、
もともと映画音楽とかが大好きな僕にとっては、
譜面をちゃんと演奏しなければならないしんどさを引いても、
楽しいコンサートだった。

2000/5/26
Jaye公山さんの久々のソロライブにUSHがホーン隊として参加。

ヒューマンソウルやRealBlood等の活動でしられるJayeさんのバックは
なかなか緊張するものがあったけれど、
まぁこれもライブ。しかもユナイテッド自体もフューチャーされるので、
いつものライブ(リズム隊は違うけど)にJayeさんが遊びに来た、
もしくはその逆みたいな雰囲気で楽しむ事ができた。

歌もさることながら、
ステージングの巧みさにはなかなか感心&勉強されられた。
やっぱりライブ、
とくにどちらかといえばショーよりな場合は、
演奏半分、しゃべり半分というのは本当のよう。

こういう面に関してはまだまだ青いユナイテッドだけれど、
これを機会にPataPataにも出演することが決まったし、
まぁみなさん応援して下さいましまし。

2000/5/25
最近参加したサルサバンド Sabrosura のリーダーでもあるM氏の別ユニットである、
Cooleyのレコーディングのお手伝い。
以前、仮の音入れをしたやつ。
これを本格的にやるというので手伝いに行った。

夜のかかりぐらいからはじまっていた(らしい)レコーディングは、
Nanaのボーカル入れ、コーラス、とすすんで、
ちょうど到着してしばらくすると僕の番がまわってきた。

こっちのセッティングもあるし、
レコーディング自体も開始からだいぶ時間が経っていたので、
少し休憩をはさむ。そのあいだに準備。
といっても楽器をだしてパラパラしてただけだけど。

で、いよいよ本番。
もともとレコーディング自体もそうだけど、
このスタジオの閉塞感がキライな僕
(ついでに言うと、ヘッドホンも不得意)。
だからたまに手伝うレコーディングはなかなか苦労していた。

が、今回のスタジオはなんだか妙にリラックスできるスタジオで、
割に自然と構えてやることができた。
なぜか?
スタジオが雑然としているから(笑)?
よくはわからないけれど、変な力みは入らなかった。

このためか、
いつもなら何テイクもかかってしまうレコーディングも
(まぁ、僕用に1トラックしかなかったのもあるけどー)、
以前軽くやっていたせいもあってか、
驚くべき早さで終わってしまった!!

集中力の賜物さ!と言ってしまえばえらくカッコイイけど、
多分そうじゃなくて、
このリラックスできた雰囲気と、
あとCooleyの面々のおかげだと思っている。
面々も出来には(多分)満足とまでは行かないかもしれないけれど、
まぁまぁ、うんうん、程度まではいってると思ってもらってると思うので、
良かった良かった。

2000/5/24
疲れがたまっているのかやたらに眠い。
帰宅して(飯食って)ほっと一息つくころには寝てしまっている。

こんなことではいかんのだが。
やる事が山積しているのに。
あれこれ期限も迫っているし、
先に手を打っておかねばならない事もいくつかある。

別に処理できないほどたくさんあるわけでもないのだが、
このペースではヤバイかも。
大体なんでも追いつめられないという性格が悪いんだな、
と改めて思う。

かまたまは順調に育っている。
順調すぎるくらいで、昼いないのが不満なのか
「遊んでくれー遊んでくれー」と狂暴なまでに攻撃してくる。
遊んであげてないので可哀相だけど、
寝かせてくれないとさすがに「こいつ!!」といじめてしまうのである。

でも可愛くもあるのが、いやなんとも・・・

2000/5/23
急遽依頼されてストリートに出掛ける。
普段はなかなか時間がとれないのと、
正直ストリートは消耗が激しいので、
なかなか行けないこのストリート。

実はここ関西のサックス吹き(しかもなんでもやりたがり系)が
減少の傾向にあり(って、単に東京へ進出している)、
ストリートもメインの吹き手が少なくなって困っているのだな。

普段やっているJRと阪急のあいだの歩道橋下は
フォルクローレバンドに先を越されてしまったので、
仕方なく少し離れたJRステーションビルの正面、
横断歩道を渡った場所に陣取る。
実はここでは誰もストリートなんてやったことない(多分)。

屋根や壁が近くにないと音が散ってやりにくいし、
聞く方も聞きにくい。そんな悪条件の場所。
人通りはおおいのだけれど、立ち止まって聞いてくれる人はまばら。
たぶん横断歩道への通過点でしかないのかも。

このままでは埒があかないので、
ほんの5mほど移動して、信号から外れたところへ。

するとどうか、立ち止まってみてくれる人が増え出した。
歩道なので植え込みの段に座れる事もあるし、
建物をバックに、向かいには植木があるので、
すこし返る音もあるため、やりやすいし、聞きやすいからかもしれない。

3人での演奏はほとんど休む事なく11時くらいまで。
夜も肌寒くなくなっているのでストリートには絶好の日だった。

2000/5/22
26日のリハーサル。
JAYEさんと演奏する事自体、次のステップへの大きなチャンスになりうるので、
このライブは大切にしたい。

歌ものはホーンでまとまっていればある程度の形になるので、
セクションで分かっていれば大丈夫そう。
展開などもJAYEさんが分かりやすく出してくれるのでこちらも楽。

難儀なのはもともとUSH側の曲。
ややこしい構成の曲が多いので、
バンドメンバー(今回はJAYEさんサイドのミュージシャン達なのです)にも
苦労をかけてしまう。

でもさすがでなんとかこなしてもらえる。
また、普段とは違うリズムセクションというのもなんだか面白くていい。

本屋で欲しかった本(実用書ばっかり)を数冊購入。
本屋ってほんとにいつまでいても飽きない。
いろいろな本があるから立ち読みするだけでも大変。

このインターネットを含め、
今では情報のメディアは有り余るほどあるけれど、
やっぱり僕的には本が一番よく理解できるというか、
重宝するメディアだ。

2000/5/21
かなり久しぶりとなるクライドライトのツーリング。
残念ながら我が愛車は死んでいるので相棒に同乗。

今回はまたもやイギリス勢が大半をしめ、
ミニスプライト、ミニクラブマン、ミニガンプラ、オースチンヒーレー、
それにシトロエン2CV、ホンダZ、日産フェアレディがあつまった。
香芝SAでの集合はこの日数あるツーリング(バイクが多かった)パーティーの中でも、
ひときわ目立つ存在だったに違いない。

甲賀までゆっくり隊列を組んで走り、
余野公園でバーベキュー。
楽しいひとときを過ごした。

やっぱりこういった車は面倒だし、手が掛かるし、金もかかるし、
現代車に馴れた方々にはどこがいいのかさっぱり理解できないかもしれないけれど、
そのデザインの良さもさることながら、
それに「わざわざ乗る」ということの精神的な豊かさとか余裕とか、
機械の暖かみとか、
そんなものを感じとることができる。
利便性だけを追求しないツーリングは周りの景色などにも
よく目が行くし、なんだかシアワセ。

お世話になった甲賀町のみなさん、どーもでした!

2000/5/20
今日は忙しかった。
だって昼夜連荘でライブがあったので。

昼はUnited Soul Hornsが京都駅ビルでライブ。
何度か出演させてもらっているこのステージ。
普段は大階段(という場所がある)下のステージでの演奏になるのだが、
天候不順だというので急遽別場所に特設のステージを設けての演奏。
大階段下ステージはお客さんも多いし、
通る人も多いのでやってる方もいろいろ(笑)楽しいのだが、
この特設ステージはすこし奥まった位置にあり、
どうかなぁとおもっていた。

ところが演奏を始めるとたくさんの人が聞きに来てくれる。
しかも階段ステージみたいに客席(というか階段ね)が遠くなく、
すぐ目の前に人がいるので、反応もよくわかって楽しい。

夜はH氏の率いるテナー4管バンド。
だいぶ馴れてきたとはいえ、このバンドは結構難曲ばかりで苦労する。

が、MCでも言っていたけれど、
同じ楽器4人というのはアレンジ面とかで制約を受けやすいものの、
演奏自体はみなが同条件でやるため、
いろいろ張り合ったりして面白いものになりやすい。

現に今回のライブも盛り上がって(というか舞い上がって?)、
熱い(長い?)バトルが繰り返されたのでした。
ほんと各人の特長がでて聞いててもやってても面白いライブだと思う。

しっかし疲れました、はい。

2000/5/19
EDFのライブ。
最近のEDFはほんと安定していると思う。
といって完全にマンネリ化しているわけでもなく、
安定していい音楽が提供できているように思えるのは自画自賛?

ひさびさに半分くらい昔の曲を演奏した。
昔やった曲というのは、
それを演奏したときの状態とか状況とか、
なにかあったこととか、
そんな物事をくっつけて記憶していることが多いので、
懐かしい気持ちになったり、淋しくなったりいろいろ。

今回はS水隊長なんてそんな気持ちでいっぱいだったように見えた。

僕は懐かしいというか、
思い出深いというか、バンド創成期にお世話になっていた店とか人とか、
そういうもの、情景、あぁあのときあそこでやったよなー、という思い出、
そんなものが次々でてきた。

思えば長く、もう8年やってるこのバンド。
売れてはいないけど、とても自分でも気持ちのいいバンド。
演奏もメンバーも、何よりも曲が好き。

2000/5/18
I氏のホームページの検討会。
中国から帰ってきたので、
そのコンテンツの整理とかHP全体の見直し、
今後の展開の仕方とかを考える。

実はI氏はフリーペーパーの「JUNGLE LIFE」やその他に連載記事、
インタビューなどが今後続々と掲載される予定で、
その他メディアへの露出を増やして行こうと考えている。
そこでこのHPも合わせてグレードアップしていかねばと、
スタッフ一同考えているという訳。

コンテンツも増やさないといけない。
既存のコンテンツ(音、映像など)のディジタライズをしないといけない。
早くやらないと。時間がない。

その他にもMTVの撮影や新たなレコーディングなど、
彼を中心として彼の周りは今後ますます加速していくだろう。
スタッフとして、時にはサイドメンとして参加する限りは、
彼にいいものを提供していきたい。

2000/5/17
6月にI氏、B氏+Unitedでやるクラブイベントの音打合せ。
Unitedでは過去に一度、
別のDJと組んでクラブに出た事があるけれど、
今回は最初からちゃんと考えて、曲もつくってやるので楽しみ。

I氏とB氏がつくってくれたオケはなかなかの出来だと思った。
これにどうホーン隊を乗っけるかがセンスの出しどころなので、
難しい作業になるだろうけど、
おもしろいものができたらな、とおもう。

説明を受けながらぱっと聞いた感じで、
大体の姿が想像できるものもあったけど、
まったく思い浮かばないものもあった。
聞き込んで想像力を働かせないと。

こういうものはいつもの曲作りとは違うレベルとかコンセプトで書かないと、
かっこいいものにならないだろうから、
勉強が必要だ。

関係ないけど森首相の「神の国」発言はなんだありゃ?
あんなことこの現代に考えてるようなやつがこの憲法をもつ国の首相とは考えがたい。
しかも発言取り消ししないだと、なにを考えてるのやら。

口が滑ったのか、というかこんなこと口が滑るということは、
やっぱり普段から考えとるということなんだろうな。

ええ加減この国も首相の指名制は撤廃して、選挙制にすべきじゃないかなとおもう。
そうしないといつまで立っても与党の意見しか通らない議会だし、
最近じゃ過半数とれないんなら連立してしまえって、
まるで子供の陣取りじゃあるまいし。
だから政治家どもはキライなんだわい。

阪神が負けつづけている。悲しい。

2000/5/16
ひさびさの何も用事のない日。
帰宅後うどん打ちをする。
ひさびさなので勘が鈍い、切りがうまくいかない。

というのと、
以前この包丁で指をきった記憶がまだ払拭されていなくて、
包丁でものを切ることじたいがドキドキしながらやってる始末。
事実添えなければならない左手が逃げてしまっている
(もともと下手なんだけど)。

延ばしをしているとかまたまがじゃれてきて、
可愛いんだけど、邪魔。
でもするがままにほっておいたら、
麺棒で脚を掬われるわ、転ぶわで、
そこいら中を白い足跡だらけにするわ、
自分自身も白黒のまだらになるわ、と大騒ぎ。

本人は楽しそうだけど、掃除たいへんなのよー、もぅ。(笑)

2000/5/15
帰国後HardDaysNightの締めくくりは、
今日始めての組み合わせでやるバンド。
無論Jazz。

予習もそうできなかったので、
ほぼぶっつけでの本番になった。
でもまた曲が難しいんだな、これが。

でも久々のJazzだったせいか、
逆にすごくリラックスして演奏できたようにおもう。
一緒にやったメンバーがまたイイので、
その為もあるんだろうけど。

でもまだこの組み合わせ自体がなじんでない、
もちろんそれぞれのメンバーとは共演したことあるけど、
こうやって4人での演奏自体がなじんでいないので、
まだまだやれること、行けるところがたくさんあるはず。
もっとなじめるまで演奏したい。

改めておもったけど、
Jazzって好きだなぁ(笑)

2000/5/14
昨晩、というか今日の朝早く、というか夜中ね、
今回から参加する事になったサルサバンド「Sabrosura del Sonido」のライブ。

サルサイベントみたいな雰囲気で、
会場の開場(笑)とともにどっとお客さん(しかも半分くらいがLATINO)がやってくるわ、
そのうちダンスレッスンが始まるわで、
えらい騒ぎ。
「うーん、これがラテンノリかぁ?」と思い、
楽しさ半分ビビリ半分。

ラテン好きの人たちって踊るのも好きみたいで、
ほんと皆よく踊る。
少しレッスン(?)に参加したけど、すぐ脚痛くなった(情けない)。
特にラテンの国の人たち(ペルー人が多かったらしい)は
ほんとよく踊るしタフ。

ライブもノリノリで、
僕自身はフメンが全然読めなくて、ダメダメだったんだけど、
ライブ自体はかなり楽しめた。

普段馴れているJazzとかもいいんだけれど、
中国でやってきたロックとか、
このサルサとか、
バンドとお客さんがまた違う意味で一体となれるような
こんなライブって演ってるほうも聞いてる方(踊ってるほう)も
ほんと楽しい。

いやはや、徹夜で疲れたけど、
とても面白い思いができた。
今後もこのバンドが楽しみ。

2000/5/13
ついにウチに別生物がやってきた!!!

別生物というと宇宙からきたような雰囲気になるな。
で、それがなにかというと、「ネコさん」!

あぁ、これがかわいーーーーーーのよ。
まだ生まれて1ヶ月半ぐらいなのでちいさいちいさい。
おまけに黒いもんだから、目を離すとどこにいるかわからなくなる。
でもちいさくて、軽くて、でも元気で、かわいい!

この子についてはきっと別ページが誕生することでしょう。
乞うご期待。

というか、もうメロメロ。
やっぱりネコさんのパワーは偉大なのだ。
あ、どんな奴かは上の写真参照ね!

2000/5/12
帰国早々ほんと忙しい(いいことなんだけど)のだけど、
やっぱりちょっと無理なスケジュールにし過ぎたかな、
と少し反省中だけど、、、、、

今日はひさびさのUNITEDのライブ。
割と急に決まったスケジュールだったので、
ライブの告知とかも十分にできていなかったため、
お客さんは少な目、すこし悲しい。

やっぱりリハーサルをちゃんとやっていない
(というかリーダーF原と僕は中国いたしね)ので、
演奏自体はやっぱり雑。
なじんでないし。
中国で別バンドだけど、
あれだけ回数をやると、自然とバンドは固まるしねぇ。
それと比べてしまうので、なんとも。。。。

このバンドもこれからガンガンやっていきたいから、
もっとカシッとさせないと。
前のRAGとかのライブはかなりよかったので、
やっぱりリハーサルというか、
バンドメンバーそろって音を出す機会をもっと
設けた方がいいなとかなり実感した。

2000/5/11
ここまで風邪(というか熱ね)が治らないのも珍しい。
よほど基礎体力がないんだろうなとおもう。
前回の中国ツアーでは嬉しくて食べ過ぎてしまい、
帰ってきたら5Kg太っていたということもあって、
今回のツアーは割と摂生して食べていたので、
太らなかった=体力がつかなかった、のが原因かも。

夜、あたらしく参加するサルサバンド、サブロスのリハーサル。
サルサのホーンセクションは初めてなので刺激的。
というか譜面がやっぱり難しい、
というか今まであまり経験した事のないリズムのキメがあるので、
ぱっと読めないのだ。

実は半分も消化できないで本番を迎えてしまったりするんだけど、
大丈夫かなぁ、大丈夫じゃないわなぁ。

2000/5/10
引き続きからだの調子が悪い。
今週は今日だけ夜の予定のない日で、
本当はツアーのメンツたちと寿司食いに行こう!と行っていたのだけど、
降り積もった仕事の片付けに追われて時間がなくなる。

帰りがけに少し買物をしてついでに食事もするが、
もうふらふら。
腹が減ってたせいもあったと思うが、
今回は希に見る熱の引かなさが原因。
大丈夫かなぁ。

2000/5/9
日本はほんと平穏だなぁとつくづく実感。

だからか、それとも張り詰めていた気が抜けたか、
単に休みがずーーーっとなかったせいかダウン。
一向に熱が下がらない。
が、仕事をサボる訳にもいかないので、
つらい体に鞭打ち中。
あぁ、日曜日が待ち遠しい。

夜、米ちゃんのコンサートを見にいった。
前回のツアーを見た時もそうだったんだけど
(というかコンサートとかを見に行くと大抵そうなってしまう)、
コンサートを楽しむより先にいろいろ研究してしまう癖が。

特に今日の場合はツアー直後なんで、
自分達がやってきた事との差がよく見えて、
大変勉強になった。
やっぱり設備って大事・・・・・・・・・

それとステージ上の人間の完璧さ、ね。
バンドもそうだけど、
米ちゃん自身もダンサーの皆もよくあそこまで徹底してできるな、
とほとほと感心させられた。

先日までのツアーで自分ができなかったこと、
反省点がよく見えた。
よーく反芻して今後に生かそう。

2000/5/8
帰国日。

ふと思った事。
今日僕らはこうやって飛行機で日本に帰る。
疲れ果てて帰る人もいるし、帰るのを惜しんで帰る人もいるだろう。
でも同じ飛行機に日本へ「行く」人がいる。
旅の終わりと旅のはじまりの人たちが同じ空間に同居している。
これってなんだか不思議な感じ。

広州から関空への中国南方航空の直交便は一日一本でしかも朝早い。
しかも僕らは荷物が無茶苦茶多い(=ウェイトチャージが掛かる)ので、
その交渉にも(また交渉で条件が変わったりするのが凄い、
さすが中国)時間がかかるので、
ホテルを出たのは朝6時。

やっぱり交渉は難航したけれど(って中国側スタッフの苦労の賜物です)、
前回よりは大分余裕(出発まで30分程度)で出国。
一番お世話になった劉さんと挨拶を交わし、国外へでた。

関空までは飛行時間は4時間弱。
ほんとに近い。
少し眠ろうかな(というか前の晩寝てないので)とも思ったけど、
機内上映の映画(ターザン:中国語だと泰山(笑))を見てしまったのと、
すこし原稿の下書き・整理をする必要があったので、
眠らずに作業をしているとすぐに着いてしまった。

11日ぶりの日本。
みんなは24日ぶりの日本。
やっぱり整理されているというか綺麗というか・・・。
あの中国の独特のごちゃごちゃ感が懐かしい。

今回初めて、税関で荷物をひっくり返されなかった。
風貌と持ち物(たいてい楽器)のせいだとおもうのだけど、
今までは100%の確率で荷物をどれか開けさせられてたんだけど、
今日はなかった。
なんだか得した気分。
でもなんだか物足りないような気も(笑)。

空港内でみんなとしばらくダベる。
さすがに荷物が多いので、
大半のメンバーが車無しでは帰れない。
その段取りに手間取っている様子。
僕はぎりぎり一人で動ける(笑)量なので、
先にバスで帰る事に。

帰宅後、
部屋はあわただしく出発したときのまま。
疲れていたのでそのままソファーに倒れ込んだ。

2000/5/7
最後のOFF。朝少し寝坊する。
昨晩はうれしくて疲れているにもかかわらず飲み過ぎた。

広州市へ移動。
みんなは2度目(そう、ここ広東省の最初の都市だったのだ)だけど、
僕ははじめてのところ。
ここも都会、大きな都会。
でもどこか中国っぽいのは街自体の歴史が古いから。
昔の建物、たたずまいが新しい街のあちこちにのこっている。

午後から街に繰り出す。
「食は広州に在り」といわれるが所以のひとつでもあろう、
町中の大きな市場「清平路市場」へ行く。

この市場がもう、予想を遥かに上回る、
表現のしようのないすごい市場だった!!
全体でいくつかのブロックに分かれているようなんだけど、
最初に行ったのが漢方薬の原料を扱っている小路。

「これも原料?!」と思わせるような、見た事もないものばかり。
どう見てもただの木の皮とか塵にしか見えないものもある。
あとは棒状に伸ばして束ねたムカデとか、
開き干しにされたトカゲ、
生きてるサソリ、蜂、ヘビ、なんかわからん虫類などなど、
ちょーーっとキツイものばかりだった。

さらに鮮魚のコーナーから、カメのコーナー
(何千というカメが山積みだった、しかも生きてる!)、
野生動物のコーナー(鳥なんでも、犬、ネコ!まで)、
などなどいろいろなコーナー(小路)がつらなっている。
さすがにメンバーもギブアップ。
全部は回らずにそそくさと脱出した。

その後は街一番の繁華街である上下九路や北京路
(なんと歩行者天国だった)で買物・美食堪能したりして、
それぞれ楽しんだ。

夕食後、メンバーの一部(自称「美食銃撃隊」)で五つ星ホテルのレストランへ。
どれもこれも美味い美味い。
いままでここ広東省で食べてきた中でも一番ウマイ広東料理を堪能。
最後には値切っても随分高い伊勢エビ(とおんなじエビ)を1匹買って、
それでスープと一品を特注。

これが美味いの何のって、ほんと、もうどうも表現できないくらい美味しかった。
広州の食、やっぱり凄かった!!!

2000/5/6
このツアー最後の公演、深せん(土へんに川)公演。

昨日はこの後半戦で唯一移動がなくてからだが少し休まった。
でも今日はまたまた長い移動距離。
韶関から深せんまでは6時間強らしい。またしんどいなぁ。
大体移動の無駄が多すぎるんだよねぇ。

途中の大きな峠のひとつで大渋滞に巻き込まれる。
この道を行かないと仕方ないので渋滞に並ぶ。
見渡せる先までずーーーっと車が続いている。
原因は不明。

痺れを切らしたスタッフ達は渋滞を横目にバスを進めた(無論反対車線だな)。
でも行けども行けども渋滞の先は見えてこない。
今日の公演のために早く出発したのに、
これで公演が、しかもラストなのに、できなかったら非常に悔しい。

その思いが通じたのか、やがて車の列がゆるりと動き始めた。
結局原因は?のまま。峠にトラックが2台とまっていたが、
事故った様子でもなく・・・・単に道の真ん中で故障したのか?

眠りこけて起きたのは数時間後。
いきなりパスポートを持ってバスを降ろされる。
「?」と思っていると、
どうもここ深せん市に入るのは厳重に管理されているそうなので、
外国人は身分証明させられるとのこと。
簡単なイミグレーションを通って深せん市へ。

深せん市は鄧小平のお膝元だけあって、
もうほんと大都会。
絵に描いたような綺麗な街。
あの中国のごちゃごちゃ感が全くないといっていいほど。

公演は一大アミューズメントパーク内のイベントホール。
なんと直前まで別の出し物(ロシアのダンサー達)があるらしく、
準備時間が皆無といっていい状態らしい。

ホテルで時間潰しをする。
なかなか連絡が来ない。
スタッフ達がどういう状態なのかも分からない。

ようやく連絡が来たのは6時前。
えー、本番まで2時間やんかー!!
早速会場へ行き、前の出し物の終了を待つ。
このロシアのダンサー達はここ深せんの前は旭川にいたそうな。
何ヶ月かおきに移動しているらしい。すごいな。

スタッフ達の計画的な準備のおかげで、
なんとか開演時間までには準備ができた。
でも準備&リハーサル中にもぞくぞくとお客さんがはいってくるし、
なんか変な状態。
しかもいちいち拍手してくれるしー、調子狂うなぁ。

実は中国では今年からGWみたいな長期休暇ができたそうで、
それで人が沢山いたのだった。
しかもアミューズメントパークなので若者ばかり!
公演会場も満杯になるし、
公演は凄く、ほんとに凄く盛り上がった。
彼らが知っている曲は全部一緒に歌ってくれるし、
反応も敏感。
ほんとに演奏しているこちらがわがうれしくなるほどに、
いいライブになった。

ほんとにありがとう!!

2000/5/5
世間(日本ね)では子供の日だなぁ、
と思いつつこちら中国ではなんでもない一日。

今日は移動はないので少しゆっくり起きて、
街を散策。
といってもミッチーの散髪に付き合っていただけ。
今日の公演は体育館らしいので体力を温存しておかねばと、
そんなに動き回るのは止めた。

体育館自体は年代を感じさせるかなり古い建物のようで、
それなりにあちこちが古びているのだけれど、
僕らがつかう控え室だけ妙に綺麗だった(壁までぬりなおしてあった)。
少し変な感じもしたけれど、
もしかしてこのために部屋を改装してくれてたのなら、
なんとありがたい話だろうか。

地元の音響屋がすべてのPA機材を貸し出してくれた
(というかこれらは店頭品というか売り物)上に、
設置作業まで手伝ってくれたので、
今回のツアーの中で最速に準備が整い、
リハーサルも十分にすることができた。

公演自体もいっぱいお客さんが来てくれ、
(どうも田舎町のほうが得意な模様、このバンドは(笑))
すごくもりあがることができた。
あと残りわずかなこのツアーもこうやってひとつひとつの公演の
積み重ねなんだなと、当たり前のことを考えた。

この体育館での公演は、
建物自体が古いこともあってか冷房がぜんぜん効かないので、
予想以上に体力を消耗した。
バスでの長距離長時間移動、
そして毎日のようにある公演。
生活自体は楽でいいのだけれど、
やはり体力的にはかなりつらい。

いよいよ残り一公演。
明日はまた6時間ほどの移動をして、
深せんへ行く。

2000/5/4
関係ないけれど、
中国でもやっぱり時代劇というか時代モノのドラマは人気があるらしい。
TVのチャンネルを回せば一つは必ずやっている。

大まじめな史実に基づいているのであろうものから、
少しカンフー系のモノ、
そらウソやろというアクションまであるモノまでいろいろ。
もちろん台詞はさっぱり分からない(でも中には字幕がつくものがあるので、
なんとなく意味はわかるのだ)んだけれど、
面白いものでじーーっと見入っているとなんとなく筋は追える。

さて、今日は実は休みなのだ。
29日以来、飛んだ公演もあったけれど、
実質予定がなにもないのは今日が初。
なんとも長くハードな数日間だった。
ほんと疲れたのでゆっくり寝てほっと一息つきたい・・・・・・・
ところなのだが、
明日の公演はこれまた遠い都市なので、
今日移動するという。

昨晩も遅かったのでしんどいのだけれど、
みんな我慢して早起きしバスに乗り込む。
移動先は広東省でも大分北の方、韶関という街。
なんでもここ東莞市から6時間かかるらしい、あぁ遠い。

バスでの移動は広東省の中央部では高速道路だったけれど、
どんどん北にいくほど、普通の道路になり、
細い道になり、、、、、やがて山々が迫ってきた。

「いったい何処に連れていかれるのやろ」

そんな不安を抱かせるに充分なほど田舎になってきた。
しかもその田舎町をこえてまだまだ奥地へ。
ついにはただの山の中になってしまった。
山々はなんとなく中国風のなんだかとんがった感じの山。
それらをへーーっと感心して眺める余裕もあまりなく、
何処にどんなところに行くのかという不安が充満。

大きな峠を2つほど越えると、ようやくまた人の住む(笑)街が現れた。
そこからまだまだ小一時間揺られてようやく韶関へ到着。
結構大きな街。
川に挟まれた中洲が中心地のよう。

夕刻街を散歩。
観光地ではないので普通に普通のものが売られている。
ものめずらしくはないけれど、なんだかほっとする感じ。

お茶屋さんで欲しかったジャスミンティーをがばっと購入。
上海の5分の1くらいの値段。
いいお茶にめぐり合えて大満足、
ついでに茶器も買ってしまった。

ついでにホテルで夕食もしたけれど、
外食もしてしまえということで餃子屋さんに。
これが大当たりでむちゃくちゃ美味かった!
4人で満足するくらい食べて飲んで48元、安い!!

ようやく精神的にゆっくりできて、リフレッシュした。
また明日の公演もがんばろう。

2000/5/3
東莞市黄江公演。

同じ市内を移動。
1時間かからない移動だったらホテルをわざわざ替えなきゃいいのに、
と思うのだけど、
この広東省での公演は現地のホテルにスポンサーになってもらっているので、
公演毎に移動させられるはめになるのだ。
まぁいいんだけど、落ち着かない。

今日はまたまた野外らしい。
会場は昨日のような公園にあるただのステージ(というか台やね)ではなくて、
ちゃんとした野外ステージ(野音のようなものか)らしい。
これなら少々の雨でも風で降り込んだりしなければ大丈夫。

午後、訪れた会場は予想をはるかに上回る大きなステージ。
半球状の屋根のついた立派な舞台。
機材も今日のプロモータの好意で新品ばかり!
これはかなりちゃんとした公演ができそう。

リハーサル中にはその辺の近所の人達がものめずらしげに集まってくる。
特にマイクチェックをしているPAのT氏が面白いらしく、
えらく注目している。
日本人もこういう楽器類も珍しいらしく、
熱心というか暇なんやなーというかじぃぃぃーーっと見ている。

少し小雨のぱらつくなか、
今回のツアー中では異例としか言い様ない早さで準備が進行し、
リハーサルとなった。
が、何にも起こらないわけがないなーと心の奥で思っていたらやっぱり問題が。
照明が灯ると音響にノイズがのる問題が発生。
これがやっかいで結局電源ノイズなのか他の原因なのかわからないまま、
リハーサルは終了。あとは時間との勝負となった。

試行錯誤するものの原因はさっぱりわからない。
もうダメか、このまま我慢してやるか、と思っていたところ、
中国音響スタッフのハンさんがケーブルを一部短絡するとノイズを消すことができることを発見。
もうハンさん大手柄!
問題のあるケーブルをすべて半田で短絡して問題は解決!

公演は雨も止み、
野外というシチュエーションもあってとてもいいものになった。
公演途中からも音を聞きつけてか、
お客さんはどんどん増加の一歩だったし
ラスト近辺には大半のお客さんがステージ前まで詰め寄せて
えらい騒ぎになる始末。
とてもうれしかった、ほんとに今日はできてよかった!!

2000/5/2
東莞市長安公演。

東莞市は中山市と珠江をはさんで反対側に位置する都市。
移動はそうかからずに二時間ほど。
途中、珠江をわたるときにかなり大きな橋を渡った。
昨年、長江を渡ったときもすごく川幅のある川だなと思ったけど、
この珠江も同じように反対側が見えないほど広い川だった。

天気は昨日に引き続き悪い。
小雨がちらつくどんより曇り空。

到着したホテルはこれまた立派なホテル。
部屋から見渡す町は大通りが立派に整備されている。
が、空が曇っていてぱっとしない印象になってしまっている。
今日の公演はまたまた野外らしいのだが大丈夫かな。

と、しばらくすると雨が。
また昼過ぎのスコールかとおもいきや、
全然止む気配無し。

先に会場入りしていたスタッフ達も引き上げてきた。
無論雨が止んだら公演は行うつもりだが、
どうも舞台が大理石でできているらしく、
ぬれていると危険とのことで、
雨が止んで、且つステージが乾いたらとの条件が付いた。

雨は止むどころかどんどんひどくなっていく。
まだ昼間だというのにもう夕暮れ近くの暗さになってしまった。

そして公演の中止が決定された。

夕食のとき、部屋でTVがついていたのだけど、
番組やCMに混ざって今日の公演が延期になったことを伝える画面が何度も出た。
そうか~、こうやって知らせるのが一番早いよな・・・・・・
え? 延期?
なんどか現れる画面(無論中国語だけど、意味はなんとなくわかるから)を
読んでみると、
どうも「今日の公演は雨で14日に延期になりました。
だからチケットはそれまで持っててね」
というような内容に読める。
延期って、14日って、僕ら帰国は8日なんだけどー。

夜、雨なので出歩きもせず、
仕方なくホテルのバー(兼喫茶店)にいくと、
えらく流暢な日本語を話す人を発見。
中国人にしては上手いなぁと言っていると、
なーんだ日本人だそうな。
もう数ヶ月こちらに出張しているそう。

この方に中国での生活(内容はいろいろね(含笑))について聞かせてもらう。
いやー、いろいろあるみたいだわ、中国生活がながいと。

2000/5/1
中山市公演。

中山市は一昨日滞在した佛山市の南に位置するところ。
ということは、再び昨日走った道を逆送することになる。
とても長い道のりになる。
僕達はまた6時間弱、路上の人となった。

昨晩遅かったせいもあり、
車中ではほとんど寝ていた。
バスがよくなったので1人で2人席を占めてごろ寝。
といっても体は窮屈に折り曲げないといけないので、
寝にくいことこの上なしなんだけど。

中山市は香港にかなり近いせいもあってか、
街の様相は都会そのものかと思ったけど、そういうわけでもなく、
小さな村があつまって大きくなって、
衛星都市になって・・・というような感じで、
きれいなマンションがならんでいるかと思ったら、
突然専門店街があったり、
突如エビ(だとろうと思う)の養殖池が並んでいる地帯があったり、
旧態然とした中国の町並みがあったり、、、、
となんだか脈絡がなく見えた。

ホテル(金島酒店。なんだか「金」という字の入るもの好きみたい)にチェックインし、
今後の段取りを聞くが、的を得ない。
なんでも今日は北京、香港、そして我々日本代表の3者5歌手が揃っての
合同イベントだとか。
とくに北京からはたぶん軍楽隊の方なんだろうけど、
国家一級の資格をもつ女性歌手が2名も登場するそうな
(なんだか国家一級とか聞くとある漫画を思い出すなぁ)。
いままで公演をやるばっかりで、
ここ現地の方々の公演を見たこと無かったのですごく楽しみ。

結局段取りは二転三転し、
我々が会場入りしたのは午後5時を大きく回ったころだった。
普通の公演ではもうクリティカルな時間になる。

が、時期がわるかったのか、ちょうどいま、
この辺りは雨季にはいったところで、
突然のスコール(ほんとスコールって感じでざざーーーっと夕立がやってくる)に見舞われ、
ステージの準備はほとんどすすんでなく、
ステージ上に屋根をつくっているところだった。
そう、今日は野外。
会場をざっとみまわすと5000くらい席がある。
大げさに言うとFUJIロックフェスの小規模版みたい。
こりゃー、ぜひやりたいやりたい!!

ががが、、この屋根というのが、
そう、中国で簡易な足場とかを組むのには竹をよくつかうようなのだけど、
この屋根を支える支柱などなども全部竹製。
だいじょうぶなのか、すこし心配。

控え室でリハーサルを待っていると、
雨はひどくなる一方で、おまけに雷まで鳴り始めた。
舞台設営中には主催者たちがブタの丸焼きのお供えまでしてたのに。。。。
どうなることやら、先は見えない。

そんな雨の中のろのろと準備はすすみ(すでに気の早いお客さん達も集まり始めていた、この雨なのに!!)、
なんとかリハーサル(サウンドチェック)まではこぎ着けた。
が、雨はひどくなるばかり。

ついに僕達も決意し、用意した舞台上の機材を撤収することに。
その時!!!
簡易なビニールシート+竹の屋根は、たまった雨水の重みに耐え切れずに崩れ落ちた!!!
僕はまさにその時舞台上で撤収を手伝っていたところだった。

「崩れる!!」

だれかの悲鳴にも近い声を聞き、即座にその場を放棄して安全な方に逃げた。
屋根はメリメリと音を立てて崩れ、
真中部分が落ちてしまった!!

右往左往する中国スタッフ達。
僕達ももう危険から逃れるのが精一杯。
なんとか残りの機材も回収し、
このままでは埒があかないと見て、会場を去った。

結局その後どうなったかというと、
雨もましになったのと、
お客さんが大分集まってしまった(かなりチケットは売れていたみたい)ので、
イベント自体は続行していた。

中国側から我々もせめて顔見せだけでもしてほしいと懇願されたので、
生のバンドは無理だから、
カラオケで歌うということにして、再び会場入りしたのだった。

中国一といわれるその国家一級をもつ女性歌手(トゥさん)はすばらしい歌声だった。
それ以外が聞けなかったのが非常に残念。
もし悪天候に見舞われなかったら素晴らしいイベントになったのは間違い無かっただろうなと思うと、
くやしくてならない。

僕達も舞台に上った。
舞台上からは一面に埋まったお客さんの顔顔顔が見える。
あぁ、ほんとにくやしい。
この舞台でやりたかった・・・・・・・・・。

改めて、
これは中国と日本の風習の違いだから仕方ない面もあるんだけど、
やっぱり中国での公演には危険がかなりつきまとう。
いくら気を配っても見えない部分もきっとある。
自分の身は最後には自分で守らないといけないことが、
今更ながらはっきりと身にしみた一日だった。

(旧)2000.4月の日記

2000/4/30
今日は移動&公演だそうな。
しかもこの移動が半端じゃなくて、
400Kmちかい移動になるらしい。
目的地は茂名。
今回のツアーで最南端の街だ。
そこから500Kmほど走って、自治省をひとつ抜けるとそこはベトナムというところ。

日本の400Kmでも大概遠いと感じるのだけれど、
ここ中国では都市部に高速はあるものの、
地方はやっぱり地道、
しかもかなり路面状態は悪い(つまり揺れる)。

しかし今回、気をかなり使ってくれたようで、
ツアーバスは中国でも最上級のもの。
だから悪路でも比較的乗り心地はいいし、
広いし、何よりもクーラーがちゃんと効く。
だからそう疲れる移動にはならなかった。
でも遠いことだけあって早起きせねばならなかったのは
かなり辛かったんだけど。

車窓から見える風景はアジア南国そのもの。
どちらかといえば中国と言うよりベトナムやタイに似ているように見える。
広い水田、青々とした広葉樹、鮮明に映る赤土など、
この間の雲南省とも全然ちがう、ほんと南国を連想させる、

途中2度ほどの休憩をはさみ(ほとんど寝ていたけど)、
バスは茂名へ到着、6時間弱の移動時間だった、あーしんど。
街は、う~ん田舎町。独特のごちゃごちゃ感がある、中国の田舎町の風情。
ホテルにチェックインし、昼御飯へ。

昼御飯に訪れた店が、これまた大量に料理を出す店で
(こんなの北の地方以来)、
出るわ出るわ、しかも大半が肉料理。
味はさすがに美味しいものだけど、こんなにたくさん食べれるかい!

再びホテルで休憩後会場入り。
今回はまたまた体育館、結構大きい。
舞台とPAの準備に時間が掛かったようで、おそいリハーサルの始まり。
結局ほとんどリハーサルらしきものは出来ずじまい。

この会場、やたらに暑い。
今日の天気も気温と湿度がたかいのでより一層暑く感じるのだろう。
じっとしているだけでじめ~~っとしてくる。

さらに悪いことに、
何かに当たったか、疲れがたまっているのか、
すこし風邪をひいてしまったようで、
とくにお腹の調子がわるい。
下しているわけではないんだけど、差し込むように痛む。
整腸剤や抗生物質でなんとか抵抗する。

お客さんの入りが悪く(またか!)、2度ほど開演時間をずらす。
なかなかのんびりしているらしく、
開演時間になっても集まってこないらしい、なんだかおかしな感じ。

そして開演。
開演してからもお客さんはどんどん増えていき、
広い開場もかなり埋まって行った、うれしい。
大勢の前での演奏の方がパワーがでるのは何故(笑)?

公演はすばらしく盛り上がり、
最後には全員スタンディング状態になって合唱。
とてもたのしい公演となった。
ライブの内容自体がすこし地方向きなのかもしれない。

夕食は地元のプロモータの好意で、
街の日本食料理屋へ!
到着した先はなんと!「回転寿司」!!!
「金 田中の廻転寿司」という名のこの店は、
本当に日本から設備などもってきているみたいで、
日本の回転寿司とおなじように見える。

なぜかTVの取材も来ている中、みんなで寿司を食べる。
・・・・が、握りがなかなかこない(まぁ仕方ないね)し、
握りは堅いし(おにぎりみたい(笑))、
アラをあげればいくらでもあるけれど。
でも職人さん達が一生懸命握ってくれるのはうれしかった。
店員さん達も日本語で話し掛けてくれるし、
なんだかアットホームでいい感じ。

他にも焼酎や日本酒を呑んで、みんなもだいぶリセットできたみたい。
同じ疲れた状態だけれど、いつものようなどんよりさがなく、
どちらかというと生き生きしているように見えた。

最後の締めにうどんをだしてくれるというので、
期待と不安に胸を膨らませ待っていると、
出てきたものは・・・・・・・・。

2000/4/29
いよいよ中国へ戻る。

昨晩のEDFの七福での打ち上げはすごかった。
何が凄かったかと言うと、まず集まった人数。
お店自体は普段13,4人で満員なんだけれど、
昨日はなんと24人も来てくれて、満員御礼。
あまりにも満員なんもんだから、僕はカウンターの中で半店員さん状態に
(これはこれでなんだかうれしいのだけれど)。

それとオモニの特別料理がでたこと。
これは鶏の雑炊(というかおかゆかな?)だったんだけれど、
これが美味しいの何の。
そのままでも美味しいんだけれど、
ピリ辛の小魚の煮物をいれたらこれまた一段と美味しい。
ほんとにありがとう、いつもいつも、オモニ&みー。
それと打ち上げに来てくれた人
(この雑炊目当ての奴もいたというまことしやかなウワサもあるが・・・・(笑))
もありがとう!

さて、打ち上げでフラフラになりながらも、
明日の出発は早いので、今回は特別に贅沢して関空近くの某ホテルへ。
ここなら少しくらい寝坊しても大丈夫なのと、
特別な事情があって車も預かってくれると。

朝、もっと寝たかったけど飛行機に乗らねば!と起きる。
シャワーもそこそこに着替えて荷物をまとめ出発。
目指すは広東省は広州。
GW初日になる関空は団体旅行+αの人々で満員。
ほんとはゆっくり買い物とか朝御飯(コーヒーね)とかとか楽しみたかったけど、
この調子じゃいったい出国にどのくらいかかるか分からないので、
さっさとゲートへ。

手荷物検査、出国手続きは案の定すごい混み様。
離陸の時間がせまるがなかなか抜けられない。
まだ中国の仲間達からことづけられている肝心な買い物(といったらタバコなんですね)が
できていないし。

なんとか定刻の15分前に出国することが出来た。
急いでタバコをかって、なんじゃらかんじゃらしているうちに10分前。
あわてて搭乗ゲートへ向かうがなんだか様子が・・・・?
もう出発間際なのに搭乗の案内しないし、人はいないし・・・・もしかして???

が、単に出発が遅くなりそうという様子だった。
この間の帰国時の中国での空港もそうだったけど、
中国便はどれもこうのんびりしてるのだろうか?
定刻ギリギリに乗り込んだのに、出発したのはゆうに20分以上あとだった。
こんなんだったらもっとゆっくりすりゃ良かった、もう。

JASの飛行機は順調に飛び、眠たかったのでずーっと寝ていて、
気付くともうすぐ広州だという。
4時間弱の飛行、ほんとに近い。
それでもぼーーーっとしていると、軽いショックとともに無事着地。
4日ぶりの中国。が、なんだか外の景色がすごーーく南国一色だぞ?

飛行機を降りてみてすぐわかったけど暑いのなんの、ただの南国。
しかもかなり湿っぽい。もう雨季にはいったらしい。
検疫、入国審査をへて(ほんとこの辺は簡単、書類さえきちんとしてれば楽勝)
到着ロビーへ。
さて、誰が迎えに来てくれているのかなとキョロキョロしていると、
わき腹をつつかれる。
あ、張さん!!これは心強いな。

挨拶をかわし、車に乗り込む。
目指すは広州のとなり街、佛山。
実は今日イキナリ公演がある。
ついてイキナリはやっぱりつらいのだけど、
みんなも待ってるし、頑張らないと。

小一時間の移動ですぐに佛山へ到着。
また都会だ、街が綺麗、自転車よりもバイクがたくさん走っている。
北の地方より比較的お金持ちなんだろうな。

ホテルにつくとどうやらメンバーは会場への移動寸前だったらしく、
バスに乗り込まんとしているところだった。

「毎度ー!」

4日ぶりの仲間にごあいさつ。
感激ひとしおというわけではないけれど、何だかうれしい。
ほっとした。
いない間にもいろいろあったそうだ。

会場は大きくは無いが、小洒落たホール。
が、横に一大娯楽施設があるので、なんだか少し危ない雰囲気。

リハーサルも(というかサウンドチェックとかね)もまぁまぁのペースでできた。
ついでに今後の保険として数曲カラオケを録音。
最悪PAが間に合わなくてもこれで歌だけのっけたらあとは口パクでできるようにしようという
目論見らしい。

いざ本番。結局帰国中には一度しか公演はなかったらしいので、
大きくないようが変っているようなことも無く、
すーーっと復帰できた(でも忘れてることもあった、無念)。

この公演、現地プロモータのどういう思惑があったのか、
えらく高い入場料にしていた(他の公演の倍の値段だった)ため、
お客さんの入りはかなりすくなめ。少し悲しい。
が、公演内容にはかわりなし、全力で演奏をする。

香港や広州に近い都市でもあるせいか、
これまでのどことも違った反応をしてくれた。
それが面白く、とまどうものでもあるのだけれど、
やっぱり公演は楽しい。ほんと戻ってきて良かったと思えた。

深夜、晩御飯は当然の事ながら広東料理。
かなりかなり美味しい。
他の地域の料理もおいしいのだけれど、
この広東料理が一番口に合うように感じられた。
幸せ。

この広東省はかなりハードなスケジュールが待っている。
体調を維持することが肝要。

2000/4/28
出発の用意は大体整えたが、完全ではない。
でも明日の朝早いのに加え、今晩はEDFのライブ。楽しみ。
さらにその後は待ちに待った七福オモニの特別料理での宴会!!!

というので、下手すると家に帰ってる暇がないかもしれない。
だから今夜のライブには全部荷物を持っていかなければ。
あ~めんどくさいなぁ。

戻るところは広東省。
そう、あの広東料理の広東省。
飯はかなりうまいらしいから行くのが楽しみ。

2000/4/27
昨日はちょっとした宴会だった。
新しくやってきた新人くんの歓迎会。
こうやって毎年毎年若い人が増えていく。

こういう一年毎の行事ってほんとにやってくるのが早く感じられるようになった。
「あぁ、またか、この季節なのね~」という感じ。
中国にいる時にはあんなに長く感じられた時間。
同じ時間の流れのはずなのに、どうしてこうも違う?

感覚的な時間の分解能は諸説あるんだろうけれど、
馴れ・刺激みたいなものにもよるんだろうけど、
やっぱり年齢とか身体にも影響されるんだろうと思う。
なぜか最近こんなことばかり考えてしまう。

もう明後日には再び大陸へもどらねばならないので、その準備。
準備といっても持って帰ってきたもの+忘れ物を持っていけばいいんだけど、
向こうに残っている仲間たちからの”熱い”リクエスト品もあるので、
それらも調達しなくては。

いくら強靭な胃をもっていても、さすがに土地が違い、水が違い、
食物が違う土地ではしんどいらしい。
日本食とタバコのリクエストがほとんどだ(笑)。

2000/4/26
平穏だ。

2000/4/25
久しぶりの音楽外の仕事。
モニタを覗きつづけるのはつらい。

こうやって日本に戻ると実感するんだけれど、
ほんとここって清潔、平和だな、と。

やっぱりいくら美味しいとはいえ、
ずーーーっと中華料理というのは胃腸にもつらいらしく、
昨晩大根おろしやら、なんやら日本食を食べると、
口にあうというのもそうだけど、
なんだか体に染みやすいというか、なじむ感じがした。

やっぱりのんびりさせてもらっていても、
中国での生活はテンションが高いんだな。
実際向こうの生活は、今回えらく時間が経つのが遅く感じられた。
これは馴れた(=刺激が少なくなった)ためだとおもうのだけど、
昨今時間の経つのが早くなったなと感じるのと逆ということは、
やっぱり刺激はすくないけれど、それなりにテンション(神経)は高いと言うことだと思う。

一人で帰ってきたから向こうに残っている仲間が心配。

2000/4/24
まだ星が瞬く時間に出発。
今日、日本に戻ることになっていた。

タクシーで昆明まで戻る。
タクシーの運転手は女性だった。
そういえばここ雲南省(とは限らないかもしれないけれど)には女性タクシードライバーが多い。
何故かはわからないけど。

8時前に昆明に入るも、運転手さんは空港(机場と書く)がどこか知らないらしく、
あちこちで道を聞いている。
が、そうこうしているうちに空港につく。

まだ手続きまで大分時間に余裕があったので、
送ってくれている劉さんといっしょに喫茶店へ。
紅茶10元、高い。
そして劉さんと、お互いの取り留めない話、
このツアーの事、今後の計画の事、夢なんかを話して時間をつぶす。
でも劉さんの話はかなり面白いというか、興味をそそられた。
今後の中国はかなりすごい成長を遂げると思う。
でもその時流に乗れるかどうかはこの1~2年が勝負だと思う。

チケットの交換をし、劉さんに礼を言って別れ、出国手続き。
そう、香港は外国扱い。だからここで出国になる。
手続きはどこの国もおなじ、さっさと済ませ、荷物のチェックを受け、ロビーへ。

ところがこの国内線(まぁ国際線なんだが)というのが恐ろしく、
搭乗開始がなかなか始まらない。10:35フライトなのに、10:25になってもまだ案内すらない。
電光掲示板に何もでなかったけど、お客さんがざわざわしだしたので見てみると、
いつの間にやら搭乗が始まっていた。

結局、搭乗がおわってフライトし始めたのは定刻より20分はおくれてたと思う。
良く落ちると言われる国内線は怖いけれど(腕は大丈夫そうなんだが、機体が古いのよね)、
上空ではまぁ安定して飛行。
そう、この中国の国内線は今競争が熾烈らしく、そのためサービスがとんでもなくいい。
上海~昆明ではトランプと飛行機の模型、地元のお土産をもらった。
この便ではなんとネクタイをくれる。なんやらへんな感じ。

そうこうしているうちに香港空港まで20分というアナウンスがあったのだが、、、、、、
ここからが長かった。着陸態勢に全然入らないで、上空を旋回しつづける。
どうも離陸許可がおりないらしい。

香港空港でのトランジットには2時間弱あるので、まぁ安心しているけど。。。。
が、ほんとなかなか降りない。ついに1時間近く経過。
これでもし万が一深州とかに降りられたら乗り換え間に合わない!
が、なんとか香港の新しい空港へ降り立つ。

1時間弱のトランジット。
が、この空港、とても不案内でどこになにがあるのかわからない、
加えてむちゃくちゃ広い。結局えらい迷って、JALのカウンターを見つけたのはフライト30分まえ。
土産物もそそくさと、TELのかけ方わからんかったし(そう、ここは香港$だし)、
てんやわんやで飛行機に乗り込んだ。

ほんとはもっとゆっくり香港空港たのしみたかったんだけどな。

2000/4/23
曲靖公演。

玉渓から曲靖への移動は3,4時間と踏んでいたのだが、
バスに思わぬアクシデント(といっても結局原因はなにかわからなかった)があり、
到着が大幅におくれてしまった。

道中は結構新しく整備されたのであろう高速道路で、
快適に走っていたのだけれど、どうもエンジン周りのどこかが悪いようで、
上り坂になるととまってしまう。かなりストレスがたまる走りだった。

でも景観はなかなかのもので、
途中に大きな都市がほとんどなく、
なだらかな起伏の丘、山々のあいだをぬって走る道路沿いには、
のんびり草をはむ馬や牛、
稲植えや畑作をする農夫、
のんびり道をいく馬車など、
もう日本では見る事のなさそうな心安らぐものばかり。

公演は実は体育館でだった。
昨年のハンダンでの公演も体育館で360度お客さんという形だったが、
今回もやはり同じ形式。
事前準備が整っておらず、「間に合うんか?」と思わされたが、
客入れ寸前までリハーサルができない状態だったにもかかわらず公演ができてしまう、
なんとも不思議な国。

ものめずらしさも手伝ってか席はほぼ満員。
また盛り上がりもすごいもので、ラスト付近ではスタンディング状態だった。
とてもうれしいものだ。

夜中、ミーティング後に午前5時半に出発するまで寝てる間がないので、数名とサウナへ。
閉まっていたのにもかかわらず(でも24時間開いてると言ってた)、
開けてくれて、パジャマ姿での応対、ほんま謝謝。

2000/4/22
玉渓公演。

昆明から約1時間半ほどのいどう。
ここ雲南省の中心部の高速道路事情はまだいいようで
(道自体が新しい、たぶんEXPOのせいだろうな)、
載っていてもそんなに苦痛じゃない。

田舎のでこぼこ道はほんとうにしんどくて首がかくかくするからなぁ。
昨年のツアーの時に蘇州や常州を訪れた時なんて、
あのへんは長江沿いなんでいっぱい水路があって、
それを越える度にカクンカクンってなるので、
首も腰も非常にしんどかった。

ついた街はすこし田舎街。
バスに乗っていてもこちらの異様さがわかるのか、
街の人々は興味深そうにこちらを見ている。

会場はかなり古いんだろうなと思わせる「玉渓劇場」。
いつもは演劇がおおいのだろうか、舞台セットがあっちこっちに置かれている。
で、何よりも驚いたのはそのステージ。
水色のひな壇だわ、鉢植えの花がたくさん並べてあるわ、とえらくトロピカルというか
深海ちっくというか、いままでである意味一番セットっぽい舞台。

音響のセッティングができるまでかなり待ったのだけど、
客席でパラパラと練習していると、
3人組の中国人の若者が話し掛けてきた。

その中でも石(シー)さんは大分英語ができる女の子。
日本にもとても興味があるらしく、日本のポップスにも詳しいし、
ある程度の漢字や(って当たり前と思われるかもしれないけれど、
日本と中国では漢字が微妙に違う)ひらがな、カタカナを読み書きできる。

いろんな取り留めない話をしていたが、ひとつ彼女が悲しそうにこういった。

「中国人はこうやってみな日本人を歓迎するけれど、一部の日本人は中国人を敬遠する」

こう言われて、すぐには何ともいえなかった。
言ってしまうと、中国でもやはり南京付近では対日感情はあまりよくないように感じられる。
が、だからといって全否定されるようなことはなかった。

が、自分達を振り返ってみると、
やはりあからさまに「中国人はアカン」と侮蔑する人もいる。
これは悲しい事。
僕もそうであったかもしれないのだけれど、
こうやって2度中国に来てみると、彼らのことも少しは理解できるようになったし、
相対するような感情はもう持ちあわせていない。

願わくば僕たちとか彼女たちのような若い世代の時代には、
国同士、民族同士がもっとなかよくなれたらな、と単純に思うのだった。

2000/4/21
昨日の公演は本当につかれた。
というので今日は午前中は爆睡。お昼御飯までおきなかった。

街をぶらぶらするものの、
やはり体がしんどい。
というので中国側にリクエストして、按摩につれていってもらうことに。

が、昨年の博覧会があったために、
街全体が(表向きは)整備されてしまっていて、
按摩屋さんとかはなくなっているらしい。
(実際この昆明はえらく小洒落たとこも多々ある)

が、そこを頼んで探してみると、指圧屋さん(結局按摩なんだけど)はあるらしいというので、
さっそく向かう。
予想通りの普通の指圧屋さん。
ここでめいめい按摩をしてもらう。全身で1時間ぐらいか。

やはり本場(というのか?)の本職さんだけあって、上手。
ちゃんと触感でみわけられるのだろう、凝っているところを重点的に攻めてくる。
おかげで大分体が軽くなった。
1週間のつかれも大分ぬけたと思う。

で、これで20元(=300円くらいか)。
本当に安い。中国の物価的にはこんなものなのだけど、
我々の物価観念からするとすごく安い。ありがたいもんだ。

明日からまた移動。体力がすこし心配。

2000/4/20
昆明、というか雲南省での最初の公演だった。

場所はもともと人民解放軍が所有していたというその名も「国防劇院」。
管理しているのも軍人(もしくは公安?)さんというところ。

中国側もかなりの気合がはいっているようで、
特に照明関係にえらく力を入れている様子。
でもこれが裏目にでて、照明の準備にえらく時間がかかり、
肝心の機材がそろわなかったり、リハーサルがえらく遅いスタートになったりと、
あいかわらずの段取りのわるさとなった。
おかげでえらく待ちぼうけを食らわされることになった。

肝心の本番ステージは、先の上海よりも数段受けのよいステージとなった。
もちろんお客さんそのものがもっているノリも良かったんだろうけど、
バンドのほうも前回の反省もあり、堅さもとれてきたこともあり、
いいライブになったんじゃないかと思う。

でも個人的には大失敗だった。
ステージでは曲間のテンポというか間が大事なもののひとつなんだけど、
その短い時間の間に、僕の場合いろいろやることがあったりする。
そのもっとも顕著なものが楽器の持ち替えであるのだけど、
今回これに大きく失敗した。
持ち替えきれなくて、出るべきところで出れなかった・・・・・・・・
これは失格。

実はちゃんと方法を考えてあったんだけど、
これを出来なかったのがひとつ。
それと間に合わないと思った瞬間に別の方法に瞬時に移れなかった
(思いつかなかった)、
本番の弱さがでてしまった。
うーん、これではだめだ。。。。。。。。

さらに追い討ちをかけるようにピンマイクの調子は非常に悪いし。
えらくへこんでしまったのだった。

夜中、サウナと按摩にでかけるものの、
予想通りの展開。あーあ、またかーと思いつつもその状況を楽しめる余裕はまだあった。
そんなんあってもしゃーないんだけど(笑)

2000/4/19
またまた今日も公演がとんだ。
こんなことでは体がなまってしまう。
オフばっかりで楽と思われるかもしれないけれど、
逆に何もしないと暇で仕方ない。
完全に自由でないので、出歩きも制限されてるし・・・・。

というわけで、今日は世界的にも有名な「石林」の観光。
さすが南方だけあって景色はのんびりした風景。
山々の形も若干北とは違うし、赤土が基本。
そういった風景を眺めながら車に揺られること2時間あまり、
突然そこに現れたかのようにあちらこちらに石柱が。

山口の秋吉台をもっとスケールアップしたような石林。
壮観さは筆舌に尽くしがたい。
が、とにかくすごいところだった。
長い時間をゆうに想像させうる自然の産物は、
だまって観光客をむかえていた。

残念だったのは昨年ここで国際花博が催されたために、
石林の地区全体が観光のために整備されていることで、
もともとは険しく厳しい石の山道であったであろうところが、
きれいな芝生に囲まれたテーマパークのようになっていたこと。

もっと秘境っぽいところであることを想像していただけに、
すこしがっくりした。
でもそれを差し引いてもすごいところであることには違いない。

またガイドをしてくれるのが地元のサニ族の女性で、
民族衣裳をまとった彼女達の姿は非常に美しく、
またガイドも丁寧、常に笑顔でとても楽しめた。

名所のひとつであるところですこし歌を披露してくれたけれど、
これがまた素敵な歌声で、なんとも心を和ませてくれた。

一旦帰国の日程、一度FIXしたはずなのにまた揉め始める。
正直言って大変困った。
物理的に帰れるかどうかの問題から、費用まで、
また問題が山積。
今回のスケジュールに関しては中国側の張さんや劉さんに
迷惑をかけているから、これ以上面倒を増やしたくない反面、
日本へ帰るスケジュールは守らなければならないし、
中国内での省同士の契約がからんでいるので、こちらは受身一方。
どうなることやら、はぁ。

2000/4/18
今日は移動日だった。
上海から雲南省昆明への移動は空路。
はじめて利用する中国雲南航空は国内線に主をもつ航空会社。
世間では「中国の国内線は良く落ちる」という評判だったので、
内心びびりながらの搭乗。

ところがこの会社、結構しっかりしているようで(といっても会社の手前味噌のチラシでだが)
機体はボーイング社のものばかり、
しかも整備もちゃんと資格をもっており、
かつ優秀はパイロットをそろえている、、、、らしい(だって書いてあるんだもん)。

すこし安心したものの、
やはり不安は拭い切れないが、それとは関係なく飛行機は離陸する。
でもいたってスムーズ、離陸は順調、
でも内心「落ちないでねー」と思いながらの飛行となった。

上海から昆明は2000キロぐらいだろうか、地図上ではかなり遠い。
そしてかなり南。緯度でいえば、西表島よりはるかに南、
台湾より南、フィリピンぐらいのところ。
おまけに香港へいくより川を下ってミャンマーやベトナムへ行ったほうがよっぽど近いという、
中国でも辺境に属するところ。

飛行中の食事はおいしかったし(厚揚げ添えご飯、燻製ハムや魚など豊富なメニュー)、
飲み物はいくらでも頼めるし(食事のお代わりまでしてる人もいた)、
アテンダントさんは民族衣裳だし(ワ族らしい)、
トランプはくれるは飛行機の模型はくれるわという至れり尽せり。
国内線にしてはえらい上出来で快適な空の旅だった。

着陸少し前に気流の影響でえらく揺れたので
「ついに来たか!」と思ったが、なんとかクリアしたらしく、
飛行機はすべるように雲南空港へ。

機窓からの風景は大都会を映しているけれど、
上海との違いは、どうやら暑そうだということ。
到着してから実際に機を降りると、
(実は暑いのもそうなんだけど、荷物の運搬がしゃれならないほどしんどかったのだ!)、
南国の風、空気。
というか南国そのもの。
気温はどうも25度以上あるようだ。

緯度が低いから太陽が高い。
だから射すような太陽光線が肌をチリチリさせるんだけど、
それほど不快感がないのは風がさわやかなせいか、木陰が涼しいせいか。
実はこの雲南省、海抜2000メートルくらいあるらしく、
緯度の割には涼しいのである。特に昆明は過ごしやすく、別名「春都」と呼ばれている。
でも少し暑いけど。

街は来てみてびっくり、またまたえらい都会。
上海ほどではないけれど、昨年いった石家荘よりよっぽど都会。
すこし拍子抜け。
ある意味より中国らしさ(という認識が間違っているのかもしれないけど)を期待してたけど、
えらく近代的で・・・・・・・・。

明日からしばらくここ昆明に滞在するから、
もっと裏を探険して、期待通りのものを探したいな。
あと、「米線」といううどんを食さねば!

2000/4/17
今日はOFFだった。

本当は公演があったはずなのだが、飛んでしまったらしい。
いかにも中国らしいエピソードと言うかなんというか。
当日になってコンサートがなくなったり、
3日前ぐらいに突然予定が入ったり・・・・・
バンドはいいけど、お客さんくるの?
と疑問に思うのだけど、実際来るので変なところである。

で、OFFだったので上海の町をぶらぶらと。
実際はバスで連れまわしてもらったんだけど。
最初の感想通り、上海は都会。
昔、フランスやイギリスの文化が流れ込んでいただけあって、
街のそこかしこにそれらしき建造物が現存している。
そこにあたらしい近代的な建物がかぶさる様に立てられている。

はっきりいうと、観光の為に景観を保とうとしている地区以外は、
町並みが無茶苦茶、支離滅裂なように感じる。
古い街はそれでも専門店が集まっていたり、住居ばっかりだったりと、
良く見かける中国の風景なんだけれど、
町全体で見てみると雑然としているように感じられる。

また新しく開発されている地区はやたらと投資されているようで、
アジア一高いといわれるビルやテーマパークなど、商業地と観光地をかねたような
場所になっている。これって今全世界でよく見られる光景に思えるんだけど・・・・
日本の町興しの駅前開発が判子を押したように同じ町並みになるのと同様な感じで、すこし嫌悪。
折角の中国の特色(これを期待している我々国外人が悪いのかもしれないけど)を
潰しているようでもったいないなと思う。

しかし上海は大きな街だ。
とにかく何でもある。中国全土でもかなり景観も環境もよい都市だと思う。
物価は少し高い。
ただ大分観光地化しているので、、、、、それが気に食わないくらい。
まぁ連れて行ってもらったところがそういう所なんだろうけど。

ショッピングセンターというかお土産もの街のようなところで、
いろいろ買い食い。
得体の知れないハムや焼き物、何の肉かわからない揚げもの、などなど、
慣れてない人にはキツイ食い物かもしれないけれど、
もう慣れてるのでへっちゃら。腹もこわさないし。

結局何もしない日になったけど、
なんとなく街の雰囲気はわかったのでいいか。。。。
本当は一人二人でゆっくり街を散策したいんだけどね。
なかなかそうもいかないな。

2000/4/16
上海での公演。

場所は上海駅からほど近い雲峰劇院。そう大きなところではないけれど、
公演するという意味においては大事な場所だ。

昨晩からの中国側スタッフの用意により(これは前回考えられなかったような事!)、
セットの準備はだいたい整っていたので、
なんとなくゆったりした気分でサウンドチェック&リハーサルに臨む。

が、やっぱりサウンドチェックでえらい時間がかかった。
機材は実はいままでで一番いいし、スタッフもちゃんと仕事をしてくれる。
だけどなんだか時間がかかってしまうのは、
やっぱり言葉の問題とか習慣とかの違いかもしれない。

それでもなんとか大幅に遅れることもなく、リハーサルは完了。
まだ不安点はいくつもあったけれど、
前回とは質が違う。公演中に機材の事故とかはまぁ起こりそうにないし。

そしていよいよ本番。ほぼ満席の客席に向かって約5ヶ月ぶりのステージ。
やはりすこし自分もバンドも堅い。
徐々にはなれていくだろうけど。

お客さんの反応も少し違う。やはり北と南ではノリが違うのか、
受けが違うのかなんだかわからないけれど、
前回と受けるところや反応が違うのが感じられる。

でも一回目にして大事な公演はまぁまぁの成功を収めたと思う。
自分でもいろいろ満足のいかないところはあるけれど、
次回以降にむけて反省していこうと思う。

2000/4/15
いよいよ中国へ出発。いろいろどたばたしたが、なんとか間に合った。
ぎりぎりまであれこれ用意をして、空港へ。

荷物の問題、団体ビザの問題などなどなどなど、
前回同様いろいろ難題はでてくるけど、へっちゃら。
でももめたために昼ご飯食べられなかった。
とりあえずの日本での最後の食事は何にしようか?と楽しみに(前回はそばだった)してたので、
空腹感がいやにも増してしまった。まぁ、いいけど。

出発ぎりぎりまで手続きにかかり、
検問も免税店もすっとばすように飛行機へ。
前回と同様CA922便。これに乗ればたった2時間でもう上海。

空路はいたって快適。これまた懐かしい燕京ビールを飲んで一眠り。
疲れがたまっているので何の苦もなく(?)眠ることができた。

気付くともう着陸20分前だという。
あっけない、本当にあっけなすぎる。
なんだか海外への飛行というとえらい長い時間かかって退屈して寝て退屈して寝ても、
まだ到着していないというような感があるんだけど、上海は近い。

前回も上海の空港(古いほうね)は利用したがトランジットだったので町の様子を
窺い知るチャンスはなかったのだが、今回はここが降機地。
降りてみるとまた懐かしい中国のなんともいえない香り。
一目、上海は大都会だ。何もかもが「これから作るんだ!」という感じが溢れている。
新しい高層ビルが乱立している、デザインもモダンだ。

ハイウェイを走るともっとよくわかる、その大都会さが。
古い町並みに新しい町がかぶさるように造られていっている。
なんともいえないアンバランスな部分もあるが、全体に生まれ変わっていっている感じがする。

ついたホテルは明日の公演の会場前のホテル。
規模としてはそんなに大きくない会場だけれども、
上海で公演をするという意義は大きい。明日はがんばらないとな・・・・。

街を少し散歩するとよくわかったけれど、
やっぱり前回の地方都市とは全然違う。
信号が多い(笑)、それを車が守っている、自転車が少ない(!)などなど。
また「異人館」(笑)という名の喫茶店まであり、天丼やカレーなど中華料理以外の
外食店があるという事実。ローソンもあった。うーん、なんか普通。

2000/4/14
今日はユナイテッドのライブだった。

場所は枚方のさる公民館だったので、
いつものお客さんとは違い、
その公民館を普段利用しているような方々が大半。
9歳の子供から7?歳のおじいちゃんまでさまざまなお客さんだった。

なぜ枚方かというと、メンバーに3人も枚方出身者がいるから・・・・
ではないと思うけど、枚方つながりには違いない。

だからいつもとは違うノリではじまったライブだったけど・・・・・・

予想とは大違い、えらくノリのいい(といってもなんだか面白いんだけど)ライブだった。
暖かさがあるというか、とにかく手拍子をずーーーーっとしてくれる。
(手いたくなると思うんだけど)
子供もおじさんもおばあちゃんも、、なんだか一体となって喜んでくれているようだった。

公民館の方々も温かく、ちょこっとした打ち上げも(しかも手料理で)してもらい、
なんか楽しい一夜となった。

2000/4/13
今日は中国公演に向けて変身する予定。
変身と言っても別にたいしたことではないんだけど、
自分としては大したことなんだな。

生まれて初めて髪の色を抜く。
どこまで抜くかは考えてないけど、
どーなるのかがまったくわからないので、
期待と不安でへんな感じ。さてさてどうしようかな。

さて、どーなったかは会った人のみわかるということで・・・(笑)

2000/4/12
中国行きの準備をしている暇がない。ピンチ!

2000/4/11
昨晩はもう4日後にせまった中国ツアーのホームページのミーティング。

一部コンテンツの中国語化や現地からのデータアップ方法、
もって行く機材、環境、準備するものなどなど、
大方の机上での準備は整ったと思う。

あとは確認と実行あるのみ。
前回のようにうまくいけばいいんだけどな。

ずっともめているスケジュールだけれど、
なんとかRさんに無理をお願いして、
こちらの希望を通してもらうことにした。
それでも肝心な部分は現地になるため、予断は許さない・・・

あわせてビザの手配、チケットの手配、
実は常識的にはもうぎりぎりの状態だけれど、
M氏および友人H氏の助けによりなんとかなりそう。
本当に感謝してます。> 両氏

一番の心配事に光が射したようで少し安心。
これでちょっとは焦燥感が減るといいんだけど、
そうは問屋が卸しそうにない。
片づけることはまだ山積している。

2000/4/10
中国ツアーのリハーサルに最後のメンバーNさんがついに登場。
一見して「!!」。
音を出してみて「!!!!」。
間違いなくバンド自体のレベルを上げてくれそうで、
とてもうれしい。

スケジュールがまた怪しくなってきた。
それにいままで気付いていなかった問題が噴出。
対処しきれるのか大変心配・・・・・・・・・・・

2000/4/9
EDFのライブがあった。
この中百舌鳥の店Cは初めての防衛。
だけれど一度遊びに行ったことはあるので雰囲気は知ってるお店。

ライブにはこの4月から京都にしばらく定住することになった、
山口のKGさんが来てくれた。
こんなところまで丸腰で来る訳ないよなーと思っていたら、
案の定もってきていたので、ライブに無理矢理(?)ゲストで入ってもらう。

実は若いのにおじいさんな風貌の彼だけど、
演奏はえらい熱いもので、今回もぐぐぐーーっと圧倒されるものを聞かせてくれた。
これから近いからお互いに行き来できるから楽しみ。

ライブ後はおふざけでみながみなとも違う楽器でセッション。
音楽的にはどーだかなーというもんだけど、
何よりも観てて聴いてて面白かったんじゃないかなとすこし満足。

打ち上げはわざわざ桃谷まで移動して御用達のHへ。
新メニューができているというのでお試し。
ごっつい美味い~~~~♪

次回のライブ後には特別な料理を用意してくれるということで、
もう今からたまんないのだった。

2000/4/8
昨晩は黒龍のホーンリハ。
新たに参加するF氏は某USHのリーダーでもある奴だから、
まぁ頼りにしている、多分大丈夫だろう。

リハーサルの期間が短く、回数が少ないのが心配だけど、
まぁ彼ならやってくれると思う。
なんとか頑張って暗譜と振り付けを憶えて欲しいもんだ。

リハはわざわざスタジオを取るほどでもないんで、
吹田の某大学でやってたのだけれど、
ちょうど横で軽音も練習していた。
フルバンドだった。

これが、えらく懐かしい曲(昔やったことある)を練習していたので
なんだか妙にうれしく、懐かしく、なんか歯がゆかった。
僕の場合、視覚的なイメージから連想されるというか思い出される思い出よりも、
こういう音が思い出させる思い出の方が多いように思える。

それらの曲はずーーーっと昔の自分をすごく鮮明に思い出させた。
なぜか桜とあいまって、すこししんみりした気分になった。

2000/4/7
いよいよ中国行きまで10日を切った。

昨日はそのゲネプロ一回目。
通してみるとわかるんだけど、
曲とか演奏自体とかのだいたいは憶えているので大丈夫なのだけど、
つなぎとか踊り、なんかの細かなディティールを忘れている。
思い出すように練習しないと。
なんといっても大きなステージだし。
見栄えも大切だしなぁ。

とにかくもう日もないし、集中して頑張っていかねば。

2000/4/6
利用している鉄道の駅の桜が日に日に色づいてきている。
もう春。この2,3日の気温がそうさせてるのかな。

昨晩はソウルホーンズのリハーサル。
ホーンのグルーブがなかなか合わない。
ちょっと気が抜けたようにもなっているから、
引き締めないと。

そのスタジオには5月にご一緒させてもらうJAYさんも来ていた。
別のバンドのリハーサルだった模様。
これは5月にはいってからのリハとかになるけれど、
ソウルホーンズとしても大きなイベントだし、
何かのきっかけにでもならないかなと思う。

それより何より昨日の重大事項!

僕の愛車が壊れた。
まずまえから調子がわるかった冷却ファンが完全にお亡くなりになったみたい。
走っている時はいいけれど、信号でとまったり、
のろのろ運転をするとすぐに水温がきゅーーっと上がる。
今まではまだ調子悪くても少しは回ってくれたし、
外気温も低かった(また、出歩くのは主に夜だし)ので、
大した被害はなかったのだけど、これからはピンチかも。

それともう一点。これが致命的。
シフトノブがおかしくなった。ノブというよりシフトの機構のどこかが
外れたようで、ギアチェンジできない。
ガチャガチャやると変わったりするので、
シフト機構からエンジン側は大丈夫みたいなんだけど、
これじゃぁ走れない。

これがリハーサルの帰りに道路上でおこったもんだから大変。
低いギアでは速く走れないし、
高いギアでは発進できないし、
と苦労しながら通常の倍近くかかって帰宅。

うーん、意気消沈。
うーん、車屋いかにゃぁ。

2000/4/5
昨晩はひさびさの平日夜休みだった。
ゆっくりしたいところなのだけれど、
もう長い間さぬきうどんを食していないため禁断症状が。

夕方頃からひそかに一人盛り上がっていたのだけど、
押さえ切れなくなって、晩飯は「うどん」に。
売り物の冷凍うどんとかではとてもじゃない、
満足しそうになかったので、自分で打った。

なんとなくは慣れてきているこのうどん打ちも、
ちょっと慣れただけで技術的には進歩していない。
が、食いたいので打つ。

水回し(饂飩粉と塩水のとりまわし)はわりとテキトーな雰囲気でOKだが、
それをまとめて団子にし、寝かせて、踏んで、丸めて、踏んで・・・と
(このあたりの手順がまだ曖昧)工程を重ねると、
粉に水が行き渡り、ほんのり小麦粉の匂いのする団子になる。

こっからすこし座布団上にしてから、いよいよ延ばす。
僕の狭い部屋ではテーブルなんてないもんだから、
こたつの上板を床に直に下ろしての作業になる。
きちんと拭いて、打ち粉を撒き、座布団を置いて、麺棒で延ばす。

これがあってるのかどうかわかんないけど、力任せにぐいぐいと延ばす。
なんとかうまく四角くなるように延ばす。
でもこれが大変で、生地が固い時はほんと伸びない。
ちょっと伸びても縮んでしまったりする。
それをだましだましグイグイグイっと延ばす。

昨晩はちょっと失敗してうまく四角くならなかった。
それでも努力してなんとか四角っぽくしたら、今度は切り。
延ばしを厚さ均一に四角くするのも大事だけど、切りも大事。
太く切っちゃったりしたらもう大変、うどんじゃなくなってしまうので。

実は先々月(だったっけ?)うどんを打った時に指を切った記憶がまだ鮮明なためか、
包丁を持つのが実はまだ少し怖い。
そこをなんとか騙して慎重に切りに入る。
3mm角くらいになるように均等に。生地の折り目をつぶさないように。
慎重さと根気のいる、まことに不得意分野の作業なんだけれど、
”うどん食いたさ”の執念の前には屈するようで、ガマンして作業をする。

できた麺はなかなかよい出来(に見えた)。
早速茹でる。茹で具合もちゃんと見ないと。
芯がなくなるかなーー程度のところであげて水洗い。
もう「ええんかーおらおらー」っていうくらいゴシゴシ洗う
(ここで切れたりするようじゃー駄目なんだな)。
するとつるぴかな麺がお目見えする。

昨日はこれにじゃこ入り大根おろし(たまたま別につくってた)、ねぎ、しょうゆで
食べた。うーーーーーーん美味い!
我ながらよくできたんじゃないかとちょっと自画自賛。
ついでに父親直伝(そんな大層なもんじゃないけど)の焼きうどんを作る。
こいつもうまーーーーーい。

そんなこんなでちょっと沈み気味だった気分も少し晴れた。
ありがとう、うどん!

ところで僕の出身地では「焼きうどん」なんだけど、
今住んでるあたりでは「うどん焼き」なんだな。なんかしっくりしないよぅ。

2000/4/4
中国プロジェクトで進めているホームページ作成だけど、
またまた新たな人脈ができて、
うまくいけば中国向けの中国語のホームページができそう。

このバンド、というかI氏を中国でスターに仕立てたいなら、
やっぱり中国語は不可欠だと思うので、
ぜひとも協力してほしいと依頼。
お互い忙しいけれども、なんとか引き受けてくれそうな雲行き。

おまけに彼(T氏)は我らの公演を中国までわざわざ見に来てくれるかもしれない。
なんともありがたい話。うーん、いいねぇ。

疲れがたまってきているのか(解放する時間がないもんな)、
食べずにビールを少し飲んだだけでくらくら。
いかんなぁ、中国ツアーまでもちそうにない。不安。

2000/4/3
久々に学校に練習に行く。
まだ桜並木はつぼみのまま。でももうすぐ、
いよいよという感じが伝わってくる。

日曜日だけど生協が開いているためか、
新入生とおぼしき若者と親御さん、という組み合わせがちらほら。
なんとなく心はずんでいるらしい彼らの顔がまぶしい。

夕刻、車の修理(またか!)。
屋根部のひび割れがひどくなってきているので、実はすこし雨漏りしている。
パテだとどうもうまくできていないので、グラスファイバーでやることに。
その前にいままで盛ってしまったパテの除去作業。
これがなかなか取れなくて3分の1ぐらいで断念(暗くなった)。

はよせんとー、雨降ったら難儀や。

2000/4/2
昨日は行ってから気付いたんだけど、映画の日だった。

先週からはじまっている話題の映画「グリーンマイルス」
を観にいこうと思って映画館を訪れたのだけれど、
人気の映画だけあって満席(この映画館はどうも立ち見を出さないらしい)。
次の上映を待つにはこの映画長すぎる(3時間以上あるらしい)ので、
他の映画を観ようと。

ちょうど別ブースではもう少しまえから封切られている「The Straight Story」を
上映していたので、これを観る事にした。
前知識はなしだったけど、CMで観た限りなんだかのんびりしてそうな映画やな、
と思っていたんだけど。

さて、この映画、結論から言うと僕はとても満足した映画だった。
ちょうどこんな映画を観たいな、と思っていたような映画だった。
ストーリーはいたって単純で、
もう老境に差し掛かっている主人公が、
ちょっとしたことでけんか別れしている兄に会いに行く、
しかもトラクターで、というもの。

映画の進み方も淡々としていて、
大きく盛り上がったたり、話がそれたり、そんなことはほとんどせずに、
広大な畑の景色が延々とつづく大地をとろとろと主人公がトラクターで進んでいく、
その道程でいろんなひとに出会い、
少な目の会話が、思い出話が、語られる。

挿入曲も印象的なギターの曲があるだけで、
あとはほとんど邪魔にならない程度にしか入れられていない。
ほんとあっさりした映画だった。
ラストもほんと「え?」っていうくらいあっさりしたもの。
あまりのあっさりさ加減にエンドロールが出た時、
場内がざわざわっとしたほど。みんな意外だったんだろうな。

ところがこの映画が僕にはとてもよかった。
この「淡々さ」がよかった。
映画に押し付けがましさがない。
この映画を観たら、最近の映画ってどうも騒がし過ぎるな、と思えた。
だって「ほーら、怖いとこやでー」「ほら盛り上がるでー」
「はい、感動するシーンですよー」ってな感じで、
映画が視覚・聴覚などをフルに揺さぶってきて、
それで観客の感情をちょっと無理にコントロールしようとしているように感じない?
アクションものの映画とかはいいんだけど、
ストーリーを大切にするような映画でもこういう過剰な演出が多いように思える。
(ちがうのかもしれないけど。さらに嫌いじゃないんだけど、そういうのも)

おかげでじっくり映像、セリフを堪能できた。
主人公の自然体な演技が本当によかった。無理ない感じで。
何といってもラストにしかでてこない兄がよかった。
セリフも一言なんだけど、
それに当たり前のことを普通に言うだけなんだけど・・・・。

なんか映画を観ている事を忘れさせてくれるほど、自然な映画だった。
だって本当にその人たちそこにいそうなんだもん。

エンドロールでの印象的なこと。
車と衝突してシカが死ぬシーンがあるんだけど(多分シカも実物)、
そのためだろうか、
「この映画の撮影のために動物を殺してはいません」(かなり意訳)という文字が流れた。
製作者の配慮があっていいなと思った。

2000/4/1
エイプリルフールだけど、ウソついてないなぁ。
(というのがウソかも!?)

(旧)2000.3月の日記

2000/3/31
年度最後の日。
たった一日の違いになるけれど、
なんだか今日と明日はえらく違う日のように感じる。

春になる。もう暦のうえではすっかり春だし、
梅も咲いて、もうすぐ桜の季節。
こういう季節は月並みだけど、なんだかうきうきする反面、もの悲しいのは何故?
単に「出会いや別れの季節」という単純なものじゃなくて、
なんだか浮き足立つ世界に対して一人とり残されたような気がふとするのは、
どうしてなのか、何故なのか?

始まりは終わりの始まり、終わりは始まりの始まり。

永遠に流れる大きな時間の流れから、ふと一瞬それたとき、
そんなことを感じるのかもしれない。

昨日は横浜までシゴトにいっていたけれど、
結局終わらせることができなかった。うーん自分の無力さよ。
またリトライしにいかなきゃ。

それよりも何よりもやはり予想通り、
夜遅くの新幹線、新横浜からだったらやっぱり座れなかった。
つかれた体にずーーと立ちんぼは辛いのだった。
しかも慣れない革靴。あー疲れた。

明日から4月。また繰り返しか。

2000/3/30
ユナイテッドソウルホーンズのリハ。

来月大きな舞台がある(舞台というよりライブやな)ので、
リハーサルもみっちりやっておかないと行けないのだけど、
なんとなくふやけ気味なのは気のせいか?

バンドというかホーンのノリが合わない。
ということはグルーブしない。これではソウルにならん!という状態。
がちがちにタイトにしてしまうと、
単に”揃っているだけ”になってしまい、ノリなんて出ない。
少しルーズにリラックス、バウンスしたらいい感じになるんだけど、
これが、なかなか難しい。

またベースが変わった。
F氏はまだ10代の若さ、どんなベース弾きなのかはまだまだわかんないけど、
いっしょに頑張ってやっていってほしいなと思う。

リーダーが新しいTPを買った。
某大手の楽器の結構いいモデルで、吹きやすく、何よりもピッチがいい。
こっちも合わせやすいのでとてもいい。
が、ひとつにして最大の難点は個性がないこと。
なんでこのメーカYの楽器はどれもおんなじなんやろう。

2000/3/29
昨晩はこのほどH君の後釜をついで参加する事になったサルサバンドのリハ。

サルサをやるのは初めて。
もともと大きなバンドのホーン隊というのに憧れがあるので、
こういうのんって一度やってみたかった。
今までもフルバンドをはじめとして、
ロックやポップス、レゲエ、ソウルなどもやってきた。
サルサはこれまでやってきた中でも、
かなり”ホーン隊的ホーン隊”(なんのこっちゃら)なホーン隊なのがうれしい。

でも大変。譜面は多いわ、よーけ吹くとこあるわ、
リズムは難しいわ、なによりもスペイン語のコロ(コーラス)まであるやん!
こんなに一気にはできないのだった、悲しい。

でもサルサというかラテン系というのはやってて楽しいし、
聞いてても楽しい。もともと明るめの音楽って気がするので、
あんまり苦にならなさそう。

本格的に参加するのは5月からになるけど、
いろいろ予習しとかなくちゃねー。

2000/3/28
遊び過ぎたか、手が痛い。

ほんと年のせいだとおもうけど、回復力がない。
それはきっと基礎体力がないからだと思う。
てきめんなのが風邪。ぜんぜん治らない。
治そうという気力はあるんだけれど、体がついてこないんだなー。

昔、高田順次がやってた栄養ドリンクの宣伝のセリフ

「気力はあるけど、体がついてこんっ!」

ってのが頭をくるくるまわるのだった。はぁぁ。

2000/3/27
高校のクラブのOB会発足の会合があった。
といいつつ、日曜の朝明るくなってから帰った僕はもうメロメロで
(この所徹夜はすっかり体に響くようになった)起きられなかったため、
えらい遅刻しての参加。というか行ったら終わったとこ。ゴメン > 会長

もう卒業して随分経つが、
いまだにこうやって関わっていられるこのクラブって凄い。
さすがに僕より上の人というのはあまり顔をださない(ということもないか)んだけど。
現役からみるとえらいおっさんおばさんの集まりである。

ま、そんなこんなで毎度毎度のボーリングへ。
んでまたちょっと賭けての勝負。今回は勝てなかった。
その代わり負けもしなかったけど。
もう体力がないから3ゲームもやるとへろへろ。
でも何故か3ゲーム目が一番得点高かったんだけど。

んでから、みんなで食事に。
なんか若いもんから年寄りまでわいわいと机を囲んでしゃべるのって楽しい。

昨日はほどほどにして帰宅。だって眠かったんやもん。

2000/3/26
ついにEDFが滋賀県甲賀町を防衛した!

この甲賀町にある「マイスター館」はもともと銀行であった建物を改装したもので、
多目的に利用できるちょっとしたスペースになっている。
で、1年半前くらいからここで月一でライブをやる企画が続いている。

もともとは僕が別のユニットでここに出演させてもらったのがきっかけなんだけど、
ここのスケジュールのマネージングをしている染物家でもあるKERA工房のK先生とどんどん親しくなって、
次はぜひともEDFも出演させようと大分前から考えていたのだけど、
なかなか機会があわなくて、のびのびになっていた。

で、今回ついにEDFがマイスター館デビュー。
単にライブするだけでもいいんだけど、
折角の機会だし、K先生もいるし、
何よりもS隊長とは以前から「EDF+何か」というライブ企画をやってみたいな、
と考えていた(月見でEDFとか、雲海とEDFとかとか)。

そこで考えたのがK先生の作品でステージを飾り付けて、
それをロウソクで照らしてやろう、と。
上手くできれば麻の染め物を透かしてロウソクの炎が奇麗にみえる幻想的な雰囲気を出せるんじゃないかなと。それにEDFの音楽。とてもマッチしそうな感じ。

バンドより大分まえに会場入りし、K先生を手伝ってセッティング。
先生に相談したのがもう日もなくなってからだったので、
とりあえずのあり物で、という事だったのに、
わざわざ新たに染めてくれたものを用意してくれていた。ほんとありがとうございます!
それらを空間的奥行きが感じられるように配置し、
足元にもふわふわっと波のように染め物を置いて。
なんだか空間演出というか舞台という感じに仕上がった。

本当は実際にロウソクも灯して雰囲気を試しておきたかったのだけど、
バンドの音出しもあって、時間切れ。本番一発勝負に。

この演出を行ったのは2ndステージの冒頭2曲。
休憩時間に35本くらいのロウソクに火をつけておき、
ステージがはじまるとともに照明を全部落としてしまうという手筈。
一応ステージがぼうっとなんとなく見えるくらい明るくなる予定だったんだけど、
一気に暗くなった会場は目が慣れるまでは真暗同然。うーん譜面も見えない。
ちょっと計算外だった。それでもやがて少しは慣れたけど。

結果的にはいい雰囲気を醸し出すことができたみたい。
やっぱりこの雰囲気にEDF、S隊長の音楽はとても合う。
ほんとやってよかったなと思った。
協力してくれたマイスター館の皆様、KERA工房の皆様ありがとうございました。
ライブ後には豪勢な宴会(この豆腐が美味かったのよ♪)まで、ご馳走様でした。
S社長、豆腐差し入れどうもです。いつ食っても美味いです!

それからイキナリ譜面に燃え移るという惨事に巻き込まれたF氏、スンマセンでしたー。

いろいろあったけど、いいライブだったと思いました。
こんなライブ、もっとやっていきたいです。

2000/3/25
昨晩はちょっとした送別会。
贔屓にしているというか、僕が日本一美味いと思うお好み焼き屋さんで宴会。
単にここに行きたかったという話もあるが・・・・

睡眠不足がたたったのか、中ジョッキ3杯でだうん。
そういやぁ、なんか最近にも似たような事があったようななかったような・・・。
この週、実はほとんど晩飯も食ってなかったので、
大変うれしい食事だった。だって美味いんだもん。

テレビとかなんかでよく美味いといわれるお好み焼き屋さんがでてくるけど、
ぜーーったいここが一番。場所はひみつー。(笑)

2000/3/24
昨晩は汐見橋の某ライブハウスSでライブのお手伝い。
ドラムのPさんに誘われてこと。

内容はすこし前にリハーサルをやった段階では
ソウルというかファンク?いやファンキー系のえぇ感じJazz(かなぁ)という
ナンバーを中心にしていた。

が、昨日のライブ、1stセットは普通に演奏したんだけど、
2ndになって突然オルガンのK氏がマイクを握り

「え~、お客さんも一緒にセッションしましょう♪」

と言い出して、お客さんを片っ端からステージにあげたもんだから、
もう大騒ぎ(というほどでもないか)。

最初はビジュアル系ロックをやってるっていうドラム&ベースの若者2人+
ギターK氏によるバトル。
もろロックかと思わせておいてサディスティックな展開を見せるK氏のギター。
かたくなにE弦を掻き鳴らす若者ベーシスト。それに絡むタイコ。
セッションはギターが終始引っ張りつづけ、なかなかの展開を見せた。
面白い。

続いては実は某所でちと知り合い(?)であるタイコ(むっちゃええ人柄)と
またまた若いベーシスト+ギターK氏+僕。
何やるんかいなと思ってたら、ベース君からでてきたのは「Sex Machine」。
「OK!」というたものの、SAXやる事ないやん!
という訳でずーーとお決まりの「ゲロッパ!!」を叫ぶ僕だった(涙)。
最後はギターとテナーの絡み、ある意味フリージャズな展開。
これまたノリノリ?で無事??終了。

最後はアルト吹きの若者まで登場。タイコはオルガンのK氏。
もうこうなったらやったもん勝ち!ちうので僕はオルガン。
ベースはシフトダウンM氏。
一気に「なんちゃってソウル」バンドの出来上がり。
アルトのにーちゃんもええ感じでブロウし、そのままバンドも登ってきて、
最後の曲(というてもセッション)へ突入。
なんやらわからんけど、なんやら面白いセッションとなった。

いやいや、皆様お疲れ様でした。よー笑った(笑)。
しっかし2ndステージはぜーんぶキーEやったなぁ(爆)。

いやー、プレイもごっついけど、やること豪快で笑かしてくれるK氏って最高!
プレイという意味ではギターのK氏も抜群。なんでもやるねぇ。
またセッションやりたいな。

2000/3/23
昨晩リハーサルに行くために国道を走っていると、
なんだか見たような車が・・・・・。
見たような・・・じゃない、そう、僕の車と全く同じ車が走っていた!

大体において僕の乗っている車と同車種は全く見かけない。
こんなこと言ったら身も蓋も無いけど、
だって古いんだもん。
イタ車なんだもん。
車種もマイナーなんだもん。

僕の愛車はフィアットA112(らしい < 詳しくはしらん)。
通常”アウトビアンキ”と呼ばれるものだけれど、
この車種のもともとはフィアット社じゃなくてアバルト社のもので、
これは極たまーに見かける車である。
赤色が多く、テールにポルシェみたいにABARTHと書いてある(ったと思う)。
で、サソリのマークが目印。

でも僕の車はフィアット社のもので(このあたりの経緯をよく知らない)、
ほとんど外観はおなじだけど、このテールの飾りと、
マークがサソリじゃなくてフィアットの三角形マークの違いがある。
型はA112だけどどうも”Elete”というシリーズらしい(多分・・・)。

ま、解説はおいといて、昨日見たのはまさに同じ車だった。
しかも同じ黒。後ろからみている限り、何処をとっても同じ。
ルーフのラジオのアンテナがちょっと右に曲がっている感じまで一緒だった。

なんかうれしくなった僕はその車の後ろにぴたーっとくっついて走っていった。
他から見たら面白かったやろなぁ、
全く同じ車、しかもあんまり見た事の無いちょっと洒落た(というか単に古めかしい)
デザインの車が並んで走っているのは。
この車の主とは(だいたいこっちが後からついていっているの、気付いてたのかな?)
何も関係ないけれど、なんとなくこういう風に連なって走っていると、
周りに「へへん!どんなもんや!」と自慢したくなるもの(笑)。

そんなこんなで20分くらいくっついていたけど、
やがて彼は芦屋川で折れて去っていってしまった。
ずーっと一緒に走っていられるような気分がしていたので、少し寂しくなった。

でも近くのまちに同じ車がいるんだとおもうと、
妙にうれしくなってしまう僕だった。

また会えるかな~。

2000/3/22
昨晩帰宅後、いろいろ準備作業。
今週末の甲賀でのEDFのライブの作戦を、
向こうの仕掛け人K先生と練る。
EDFのライブは以前からいろいろアイデアがあったんだけれど、
今まで実現せずじまいだったけれど、今回はなにか仕掛けができるかも。

でも僕が準備というかリクエストをするのが遅かったので
十分準備ができそうにない。反省。
「もっと早よ言うてくれなぁ~」とK先生に言われてしまった。

昨日いろいろごちゃごちゃ交渉やらミーティングやらした結果、
ぼくの中国行きのスケジュールが確定した。
最悪パターンである”参加できない”は回避したけれども、
バンドへの影響は結構ある。フォローしなければ。

風邪がぶり返したか、ふらふらする。

2000/3/21
昨日はほんと久しぶりの休み。何も予定なし。
天気も非常によかった。
な~んにもしないで一日をゆっくり過ごす。

中国行きのスケジュールの問題については今日解決させる予定。

2000/3/20
昨日はベース弾きでもある友人J氏(讃岐饂飩探険組の組員でもある)の
野外ステージライブを見に行った・・・・が、あいにくの雨。
ステージは屋内に場所を移してのものだった。

久しぶり(初めてかも)見るエレベをもつ彼はなかなか新鮮だった。
バンドは頑張っていたのだけれど、屋内の悲しさ、PAおよび自身の出す音、
それに建物内をまわる音で非常にやりにくかったそうな。まぁしゃーないわな。

演奏後、遅い昼飯をご一緒し、彼は片付けに。
残された者は買物&ウインドウショッピングに。
しっかし岸和田の某ショッピングモール、特徴ないなぁ。
まぁいまこういう類の施設というか場所をつくったら大概同じ物ができあがるんだけど。
「よくある駅前風景」とおんなじ。同じようなつくりと同じようなテナント。
うーん、もうちょいなんとかならんかなぁ。

さらにその後、彼と某天五の寿司屋で合流。
ひっさしぶりの寿司。まったく呑まずに食いまくった。
普通に食べて一人2000円ぐらいで収まる、しかもなかなか美味いええ店なのだけど、
今回は食べた食べた。いつもの倍一人4000円だった。
それでも十分安いと思うけど(あんなけ食べたならね)。

今回の”当たり”は意外にもサーモンでした。

2000/3/19
昨日昼、ついに憧れ(?)のモービル無線機を購入。
道路交通法にもあわせて様々なハンディー用品もあわせて購入。
結構な出費になったけど、なんかわくわく。
子供の頃におもちゃを買い与えられたときの気分と同じ。

夜、昨年末振りの荒崎さん(SAX)のスモールビッグバンドのライブ。
今回もあいかわらずアルトのH氏が冴えていた、かっこいい。ほんま。

このバンドもメンバーのやる気も充実してきたようで、
今年は月一でライブ、そしてリハーサルもやっていく予定。
関西にはフルバンが少ない上、
このバンドのように演奏自体もかなり特色あるものはどんどんやっていくべきだと思うし、
何よりも”何が起こるかわからない面白さ”があるので、
もっとメジャーにならないかな、と思う今日このごろ。

2000/3/18
昨日のEDFのライブもなかなかよかった(と思う < 自画自賛)。
なんかこの所、いい意味でまとまっているように思えるEDF。
今年こそ躍進したいな。

打ち上げにいつも利用させてもらっている「七福」。
毎回大勢で押しかけて、しかもそのために店を”看板”(=閉店)にさせてしまって、
でも毎回あたたかく迎え入れて、美味しいものを提供してくれる。
本当にありがとう!オモニ、みー。

なんか、あの「美味しんぼ」の雁屋 哲氏が訪れたらしい。
”美味しんぼ 関西編”みたいなのがあるらしく、それの取材とか。
店が繁盛するのはうれしいが、、、、うーん、複雑な気分。

例の中国行き。
僕自身のスケジュールに赤信号。やばい。
詳細は書けないけど。。。なんとかしないと全く参加できなくなってしまう。
このままじゃ中国側にもバンドにも大迷惑。

2000/3/17
若乃花が引退したそうな。
えらい短い横綱在籍(というのか?)だったように思えるのだけど。

ぼくの若い頃の横綱というと北の海関になるんだけど、
横綱のイメージはとにかく強くて憎らしいくらい強くて、
ずーーーと頂点から不動な奴ってものだった。
同時期にいた先代の貴乃花関(当時 大関)が好きでよく応援していたけど、
あのどっちかと言えば非力そうな貴乃花ががんばって北の海に勝負を
挑んでいる姿がとても印象的で、
すごくがんばるんだけどもやっぱり北の海に勝てない、
TVを見ながら「北の海って憎そい奴!」って何度思った事か。

だけど、最近の横綱ってあんまり強そうに見えない。
もしかすると他の力士も強いだけなのかもしれなんだけど、
横綱が横綱たる”圧倒的な何か”が無いように見えるのが寂しい。

相撲も3、4年前は若貴だなんだーかんだーって若手の台頭やらなんやら
(ちっともわからんな(苦笑))で角界自体が盛り上がっていたけど、
最近の八百長さわぎ(真実はどうなんでしょう?)とか若貴の不和騒動とかとか、
あまりいいウワサがなくて、国技ともあろうものが盛り下っているように見える。

まぁ、「角界」というある意味長い伝統のある -
悪く言うと封建社会だけど - 世界の膿みが出てきたとも言えるかも。
見方を変えると角界と”現代の風潮”とのギャップがたまりにたまって
歪みとなってきてるんじゃないかな、と思える。

関取の横綱昇進や引退後の年寄り株取得や相撲部屋を開く事などなど、
素人には分からない見えないことはたくさんあるけど(それは別にとやかく言わない)、
いづれこれらにかかわる力士も現役の時は精一杯、勝負に稽古に励んで欲しいし、
横綱はもっと強くて憎い奴になって欲しいし、
せめて相撲の自体の面白さは失わないで欲しいと願う。

2000/3/16
年度末だから目立つだけなのかもしれないけれど、
最近大なり小なり交通違反の取り締まりが多いような気がする。
まぁ、そういう時期(年度末ね)なので飲酒とか酒気帯びとかそんなんの
取り締まりをしているのなら分かるんだけど。

ひとつ分からないのはウチの近所でやってる取り締まり。
たまに見かけるのだけれど、
場所は商店街の中で(夜になると車が通ってもいい)、
観察しているとどうも原チャリとかを取り締まっているようなのだけど、
警官が4人も立っている。
別に広いところでもないし、そんなに交通流量があるわけでもないんだけど、
何故4人も必要なのか全く分からない。
これってひょっとして税金の無駄じゃないかな、と(極論かもしれないけど)思う。

年度末の駆け込み工事(相変わらずこの癖直らないよな > 自治体)じゃないけど、
この時期になるとやたら取り締まりが多くなるのも考えものかも。
よくいわれるように警官個人の「点数稼ぎ」と思われるようなふしもあるし。
なんか間違ってるような気がして仕方ない。

そもそも交通違反の取り締まりというか、
この類の仕事の最大の目的は「違反を取り締まる」事ではなくて、
「安全な交通環境になるようにする」事じゃないのかな?
「違反を取り締まる」とか、もっと突っ込めば「規則を定める」事自体は
「安全を得る」ための手段であって目的ではないはずだと思うのだけど・・・・

偏った違反の取り締まりをして反感をかうよりは、
もっと啓蒙活動にも専念して欲しいなと思うんだけど、どうだろう。

あと、道路交通法が改正されて、運転中の携帯とかの使用を禁止されたけれど、
あれが「その行為が原因となって事故が起こった時にのみ罪(違反)を問われる」という
形になっているのに、シートベルトをしていないことが則違反になるのはおかしい気がする。

シートベルトのほうがよっぽど自己責任・管理の範疇で、
事故時の死亡率には関連するだろうけど、事故の低減にはつながらないと思うんだけどな。
これって規則の重さが逆じゃない?携帯とかのほうがよっぽど危ないと思うんだけど。
他を巻き込むしさ。

2000/3/15
誰でもどこでも「時期」っていうものがあるんだろう。
中国の話やら新しいバンドやらなんやらかんやらがどどっと立て続けにやってきている。
実はちょっと対処しきれなくなりそうで、ヤバ目な雰囲気。
少しずつ周りに迷惑をかけていっている。

どうしても何処まででも何でもやりたがってしまう癖がよくないのは、
よ~く分かっているのだが・・・・。
なんとかしないと、と気分だけが焦る今日このごろ。

こうやって書く日記さえ余裕がない。。。。

2000/3/14
今日は世間ではホワイトデー。
今更な疑問なのだけれど、なぜ「ホワイト」なんだろう?
何故なのか全く思い付かない。まぁいいけど。

昨晩は小さな宴会があったのだけど、
ここででてきた焼酎がやたらと美味かった。
熊本産の米焼酎で「大石」という名前。
香りもよく、焼酎にありがちなきつい匂いがしない。
しかも味もまろやかで目をつぶって飲んだらバーボンと間違いそう。

「アカン、アカン・・・」と思いつつもロックでどんどん飲んでしまい、
「空けてもええぞー」との声についつい・・・・・

久しぶりに爆死してしまった。
あんな風になったの6年ぶりぐらいじゃないか、
というくらい久しぶり。
おかげで今日は全く調子がでない(いつものことだけど)。
でもさすが蒸留酒。
アルコールは残っていない模様。

しっかし焼酎には注意しよう。

2000/3/13
昨日は黒龍の中国向けプロモーション用音源のレコーディング。
歌入れを待ってのホーンセクション入れ。

歌入れに結構時間がかかったのと、
レコーディング時間自体が短かったのとで、
ホーンがレコーディングできる時間は実質一時間を切りそうな状態だった。

録音する曲は、まぁ慣れた曲なので、
一部譜面の問題(ハモリがおかしかった)を除くとまぁ問題なしかな。
(いろいろ細かいことを言い出すとキリがないんだけど・・・)
それでも何度も録り直したりして、
2曲とも終了したのが終了時間の15分前。
実はこの後に大変な作業があるのに・・・・・・。

というのはちょっとだけソロがあるわけ。
しかもここだけアレンジが前回からかわっていて、
ノーアイデアから始めなきゃならなかった&時間はない。

こういう時、ちゃんと一発でOKテイクを出せるようになりたいんだけど、
そんなのまだまだ無理。結局3テイクくらい録ったけど、
周りは「まぁOK」だったけど、スタジオのY氏(僕をよく知っている)と
自分自身は「・・・・」という状態。
でも時間もないので断念して、スタジオを出た。

その後ミーティングなどを行って、解散したのが22時半頃。
やっぱり納得いってなくて気色悪いので、
Y氏にTELして「もうちょっとやらせて」とお願い。
23時過ぎまで別のレコーディング作業をやってるそうで、
やれるとしたら24時からだと。一瞬ひるんだけど、やっぱり「行きます!」

24時前に再びスタジオへ。
行くと準備を始めてくれている。うれしいなぁ、もう。
早速こちらも準備して録り直し。
まぁ精神的な状況はあんまり変わってないけれど、時間の制約を考えなくていいので、
大分気が楽になっていた。

結局5、6テイク録って、一番最後のものに決める。
まぁ悪い出来ではないし、まぁまぁ満足したのでOK。
これで枕を高くして眠れる。。。。

スタジオC、Y氏、どうもおーきにでした!!

やっぱりもっと経験・訓練を積んで、一発でOK出せるようになりたい。

2000/3/12
昨日はかなり寝不足気味だったのでゆっくりすごした。

昼から23日にやるライブ(?)のためのリハーサル。
どんなんやるのかなと思っていたら、
ブリブリのファンキー系じゃないですか!
最近はソウルとかもやってるせいもあってか、こういうサウンドが好みになっているので
かなり楽しめる。

これは当日も楽しみだなぁ。

2000/3/11
ようやく長い、というか夜ふかしばかりだった一週間がおわった。
あー、しんどかった!!

かなり久しぶりに元町のお気に入りのM食堂へ。
ここは何といっても油がいいのか、
どの料理もギトギトなのに油っぽくなくて非常に美味(台湾家庭料理)。
やっぱりたまにはこういう料理たべなきゃ、元気でないわな。

今回初めて注文した名物でもあるイカだんご、美味しかった。
シアワセ!

2000/3/10
昨晩は友人ミュージシャン達の新しいバンド(というか再編成したそうな)の
デモ音源のレコーディング(仮)だった。

もともとオリジナルとしてもっていた曲を再アレンジして、
Drum’nBass + Jungle + ブラジルっぽい感じ に仕上げたもので
すごくカッコイイんだけど、これに入るとなると結構難しい。

「どんな感じがええの?」
「奇怪な感じ」
「?」

元の曲とか、ブラジルな感じとかいろいろな既成概念というか
そういう型にはまってしまわないように、かつ”らしさ”を出しながら、、
なんて器用な事はできないから、もうぶっつけ。

レコーディングということ自体にも慣れてないのもあって、
何度も録り直して、ようやく満足行くまでに1時間半くらいかかった。

なかなかいい曲なので、仕上がりが楽しみ。
でも本番のレコーディングはまた別にあるんだな。
もっといい音が出せるようにしたいな。

たかだか庄内へいくのにえらく迷う。
いつもは動物的カンが働いて道をロストしそうになっても復帰できるのだが、
昨晩はまったく冴えなかった。
年か?

2000/3/9
UnitedSoulHornsのリハとともにミーティング。
今後のバンドの展開について相談。
後ろ盾となってくれるH氏と組んで本格的にやりだそうと。
早ければ今年秋にもレコーディングの話、できるかな?
できるといいなと思う。

ベースのメンバが代わったが、グルーブが合わない。

2000/3/8
昨晩は例の中国行きの曲作りのミーティング。
新たに3曲追加予定なのだが、そのアレンジをどうするかを検討。
バンド、ホーンともに大体の構想を得、
あとは試しに譜面にしてみるだけになった。
締切も近いからさっさとやってしまわねば。

その後、急遽このプロジェクト火急の課題である9人目のメンバーの
候補に会う事に。
ぞろぞろとヤロウども4人で現れた日にゃぁ、
相手の方もそうとう心労(?)だったかもしれないが。

短い時間だったが、
計画の概略やツアーの説明、メンバー、
やっている音楽などについて語り合い別れる。
この方で確定したわけでもないので、
まだまだ9人目探しは終わりそうにもない。
時間もなくなってきているので、
スタッフ一同少し焦燥気味。

2000/3/7
懸念事項にようやく結論を出す。
もう一度覚悟したからには突き進むつもり。
さて、どうなるかは今後のお楽しみ。
といっても実行はまだ先だけれど。

なぜか最近アコムのTVCMにハマっている。
そもそもTVCMは大好きなので、
いろいろ面白いもやふーんと感心するものを探しているんだけど。
アコムのやつは柳沢伸吾(だったか?)がとてもいい味をだしているのと、
テンポが非常にいいのが気に入ってる。

何度見ても笑ってしまう。

2000/3/6
昨日は半日以上車をいじっていた。
先週松山を往復した際に、
エンジンがとても調子悪くなった原因を調べること、
そして新たにつける電気機器のためのパワーケーブル引き回し。

エンジンはなんとプラグが抜けかけていた。
これは運悪ければ爆死しているところ。危ないアブナイ。
きちんとその時に調べるべきだった。
プラグがぬけたのと同時にコードも抜けてたために、
プラグが発火せずに済んだ模様。エンジンの外で発火されたら
エンジンごと燃えてしまうところだった。
思わず神に感謝。

パワーコードの引き回しがこれまた苦労。
小さな車なのでダッシュボードの裏側はかなりごちゃごちゃしているため、
エンジンルームからコードがなかなか運転席側に届かない。
作業をやりやすいようにしようとダッシュボードを外しにかかったり、
計器類を外したり、ハンドル外したり、、、としているうちにめちゃくちゃになり、
「元に戻るんか?」状態までいったしまった。

が、無事なんとか苦労した甲斐あり、
コードを引き回す事ができた。
なんとか戻した運転席内部も多分・・・・元通り・・・だろう。
走ってみたら一応大丈夫そうだった・・・(苦笑)。

2000/3/5
まだ釈然としない。
どうしたらいいのか全く考えがまとまらない。
選択肢は大きく2つあるのだけど。
大きな賭けになるけれど。。。。

こういう岐路に立つ状況には非常に弱い。
舞台の上にほりだされるほうが数倍マシ。
どうしたらいいんだろ。

一人で考え事をしたかったのと、
不安な気持ちを少しでも解消(昇華?)させるため、
日本橋の電気街へ。
こんなときは買物をして気を紛らわそう。
最近こんな癖がついてきた。
あまりよくないとは思うのだけれど。。。。。。。

携帯のハンズフリー装置、アマ無のモービル用マイクなんかを買う。

2000/3/4
緊急事態発生!!

昨日夕刻ちょっと自身にとって重大な事件があった。
あまりにも問題が大きすぎてショックに耐え兼ね、
何も書けない。

これも運命か(オーバーかな?)。
チャンスととるか諦めるかは自分次第………….

2000/3/3
今日は桃の節句。
最近ではメディアでも「♪明かりをつけましょぼんぼりに~」というのも聞かなくなった。

家のLANの拡張を行い、
Windowsだけで繋がっていたネットワークにMacも接続した。
LAN(10Base-T)の敷設(ってほどじゃないけど)は扉の上のでっぱりを利用。
しかもそれを押しピンで押え込んだだけという乱暴なもの。
でも十分十分。
MacTCPの設定をちょっといじってやれば、えらく簡単につながった
(TCP/IPのプロトコルで、という意味)。
あとはファイルの共有やらなんやらを便利にするために、
またいろいろツールを探してくる必要があるな、というところで一段落。

「すごく快適」な日はまだまだ通そう・・・・・・・・・

2000/3/2
連日の警察、公安の不祥事露呈。
聞くだけで嫌になってくる。
図書券で麻雀してただぁ?
そんな子供だまし、子供だって信じないわい!
中途半端なウソつきやがって、えぇ加減にせぇよ、おまえら。
するならもっとマシな言い訳しやがれ!
と、息もあらくなるけど、同時に情けなくなる。

こんなところで政治的なこと発言したくないけど、
あまりにも情けなすぎる。
同じオトナの一員として横から見ているとへ吐がでそうだ。
表に出ればみんな威信をふりまわして偉そうにしているけれど、
所詮セコイ、強欲な人間どもばっかりなんだ。

全員そういう人間ばかりとは思いたくもないし、
逆に当事者だけがアカン奴等だとも思わないけれど、
どんどん信用は失墜していってるのよ。
ケーサツやコーアンはもっとやらねばならん事が山ほどあるだろうに。
市民いじめは大概にして、灯台下暗しにならないように気をつけて欲しいな。

ついでにいうと政治家。
そりゃちゃんと政治やってくれてる方々もおられるんだろうけど、
あなたたち国会やその他諸々政治がらみの運営費用はどっからでてるのや?
大半が税金(じゃないかもしれないけど > 一部の政治家)でまかなわれてるというのに、
国会で子供みたいな喧嘩するなよな。時間と金の無駄。
そんなことに我々は税金はらってるんじゃない。
しかもそれが、やれ誰々が不正な金を・・・、
いや誰々は税金をごまかして・・・・・なんて!!
おまえらみんな同じ穴のムジナじゃ!といいたくなる。まったく!!!

こういう時、
「じゃぁ、今世の中に一番必要なものはなに?」と問われたら、

「必殺仕事人」

と、答えたくなるよな。

2000/3/1
3月になった。
はやいもんだ、もう3月、春はすぐそこ。
2月というと「まだまだ冬」という感がするけれど、
3月だとなぜが「もうすぐ春」という気分になるから不思議。

ついに黒龍現代音楽団の2000年中国ツアーの発表がなされた。
まだ詳細は依然不明だけれど(毎度のことだ)、
どうも今年のこちらでいうところのGWのすこし前から
中国の昆明というところで万国博覧会があるらしく、
そのオープニングに世界各国から著名演奏家達を集めてのオープニングがあるそうなのだけど、
そこの日本代表に選ばれたとか選ばれないとか。
これが今回のメインイベントになりそう。

そんなとこに出てもいいのかなぁと思いつつも、
そこでなんとかチャンスを足掛かりを得たいとずーっと水面下で動いている。
このツアーを含めたプロジェクト「ITAMIYA RYOUSUKE PROJECTS 2000」は
これからさまざまな様相をみせるだろう。

昨日のミーティングでは新たにホームページを作り替える相談などしていたのだけれど、
役割分担ということになって、
晴れてウェブマスターというとカッコよすぎるから、
用務員さん(雑用係やね)を引き受ける事になった。

どうなっていくのか、
まったく楽しみだ。

(旧)2001.2月の日記

2000/2/29
今日はかなり特別な日だ。そう、2000年2月29日、うるう日。
普通4年に一度、そう、オリンピックが開催される年にあるこのうるう日も
実は100で割り切れる年にはないというルールになっている。
しかもさらに400で割り切れる年にはあるという特別ルールがあるため、
今年2000年はうるう日があるのだ。

このうるう日、
簡単に言えば地球の公転と人間が定義している時間のずれから生じているんだけど
(要するに一年がきっちり365日じゃなくて+1/4日分ぐらいある)、
これ何処で調整されているのだろう?
もし単に365日刻みで進んでいるとしたら、毎年新年の瞬間がずれていることになるし・・・・。
そんなことないはずなのは日の出の時間がずれない事で分かっているのだけど、
じゃぁ1/4日は一体何処へいってるんだろう?
とても変な感じ。

だいたい何故2月だけ28日しかないの?という疑問もあるし。
不思議な月だよ2月は。

PS
アメダスが大変な事になってるみたい。ちゃんと対応しないから、、、もう。

2000/2/28
さて、一昨日に引き続き昨日も愛媛松山にいた訳だけど、
今回は車でいっているので、割と早めに出発しなければならなかった。
しかも実験の意味合い(本当のところは単にケチりたかった)もあって、
高速などを使わないと一体どれくらい時間が掛かるのかわからなかったので、
お世話になった方々と昼ご飯を(もちろんうどん(苦笑))ご一緒したあと
早々に出発した。

11号線は快適~というのも信号があんまりない~そのもので、
午後の晴れた空の下、順調に東へ進んでいった。
途中、工事で一車線相互通行になってたり、
事故(起きた直後だった。ドライバーさん達は無事だったみたい。少し安堵)があったり
して少し渋滞することもあったけれど。

こういう晴れた日に11号線を走っているととても景色がよく気に入っているところがある。
たしか新居浜から三島川之江へぬける付近だと思うのだけれど、
一度山の中へ入った道が、峠を越えて下りにさしかかりしばらく進んだ付近で
ぱーーっと視界が開けて海と対岸の川之江を望める場所がある。
風景としてもいいと言えると思うのだけど、何よりもそのぱーーっとした
視界の開け方がなんともいいのだ。
昨日もこれを見て、うれしくなってしまった。

その後休憩もほとんどせずに4時間かかって高松へ到着。
途中ローソンによってLOPPIで船のチケットを買い
(LOPPIで買うと2割弱お得!)、フェリー乗り場へ。
乗り場がどこか分からずにしばらくまごついたが、無事到着すると、
乗船がはじまっている。
運良くトラックの隙間に入れてもらう事ができてそのまま出航。

このあたりで風邪と疲れのために熱がでてきて一気にダウン。
空いている客室のソファーに長々と寝転がって仮眠。
約一時間の航海中ずーーーっと寝ていた。

そして宇野(岡山)に到着してから、
大分すっきりした気分で再び車上の人に。
2号線を同じフェリーに乗っていた長距離トラックに並んでひた走る。

トラックの流れにそって走っているとどんどん感覚が麻痺してきて、
なんだかトラックに引っ張ってもらっているような気さえしてくるのが不思議。
なにかトラックの集団自体が大きなひとつのものというか、そう!、列車のような
気分になってくるのだ。

帰宅したのはもう日が変わる少しまえ。
さすがに9時間半も車に揺られていると相当疲れる。
それにも増して地面に降り立つとゆれているような気分が。
どうも陸酔いしたらしい・・・・(苦笑)

2000/2/27
昨日から松山に来ている。

ちょっと金欠気味なので高速代などをケチってやろうとしたのが
間違っていたのか、
順調に思えたドライブも徳島にはいっての大雪、
香川への峠越えの際に無理したためか、エンジンのトラブル、
などなどに見舞われ、松山へは7時間あまりかかってしまった。

もちろん今回の松山もライブのため。
なんとなく定期的になっているJazz喫茶でのライブ。
今回はおまけ(?)として松山一の繁華街「大街道」にある
ラフォーレでもちょこっと演奏した。

ライブ後、ピアノのH氏(From 島根)が土産にもってきたカニで鍋&雑炊。
そりゃもう美味いのなんのって。まぁ僕はカニを食べるのが下手なんだけど。
雑炊の味噌味もかなりよかったよう。> Grestchママ

実はH氏の本職は副(だったか?)住職さん。
彼の後輩が言い出した仏教の話がえらく盛り上がり、
大乗仏教だ小乗仏教だ仏陀だ菩薩だなんだかんだ(あとはよくわからん)と
ある意味えらい濃い話になった。
宗教や哲学の話は大変面白いのでいろいろ談義をしてしまい、
ようやく宴が果てたのは4時半だった・・・・・・・

2000/2/26
昨夜、久しぶりの友人達と京都で会う。
会ったといっても単に呑みに集まった訳ではなく、
さるバーでちょっとしたBossaNovaのギグ。

久しぶりに集まった(たしか昨年の夏以来)ユニットだったために、
なかなか息があわなくて演奏しながら苦労した。
だけど2回目のステージに立っている時には、
もう大分なじんでいい感じに。

このユニット、今年から「Bossa@」という名前で活動する。
何処かで見かけたら、声をかけて欲しい。

ギターの奴は一応会社勤めをしているが、
都合があって親が経営するフランス料理店の手伝いもしているそう。
彼の料理の腕前がかなりいいのは知っているけど、
両立はかなりしんどいことじゃないかな。
少し心配、でも少し羨ましい。
一度いってみなければ、百万遍の店に。

演奏後、彼らとゆっくり京都の夜を楽しみたかったけれど、
風邪で朦朧としてきていたのと、次の日の出発(愛媛松山へ)が
早かったので断念。残念だったな。

2000/2/25
昨日は久しぶりに休みをとって、自分が主宰(?)する「さぬ探」こと
讃岐饂飩探険組の8回目のツアーに出かけた。

今回はいつもとはちがったルートで香川県入りしようと、
一路西へ岡山の玉野市にある宇野港からフェリー(国道フェリー)にのり
高松上陸となった。
短かったけれどひさびさの船旅はなぜかすごく楽しいものがあった。

昔は四国にいくのでも、普通にフェリーをつかっていた。
大阪南港や神戸青木港を夜中出発するやつ。
船も大きかったし一晩かかったし、のんびーりなイメージがあった。

海自体ももちろん好きだけど、船旅はまた格別。
自力では急いだりもゆっくりしたりもできないから、船に任せるままに進む。
だからかもしれないけれど、幾分ゆったりした気分になる。
また、普段は陸からしか見ない景色を、逆に海から陸をみることになるので、
なにか風景の裏側を見ているような、
たとえは悪いけどテレビ製作の舞台裏をながめているような、
そんな気分がして、退屈しそうなゆっくりさも楽しい。

この宇野~高松間のフェリー。
国道フェリーと四国フェリーがあるけど、値段も安く、同乗者は無料だし、
風呂まであってとてもいい。
便利な橋をわたるのもいいけど、
安くて時間の贅沢ができる船もまだまだ捨て難い。

2000/2/24
先日包丁できってしまって指のけが。
ようやくマシになってきたかなと思い、バンソウコウをはがしてみた。

見事に奇麗に切れている。
その見事さがよかったようで、きちっとはといえないけれど、
ちゃんと皮膚はもどりつつあるよう。でもちょっと引っかけたらまたはがれそうで・・・。

少し血豆になっているのも見ていて可哀相。

2000/2/23
さっき気付いたのだけれど、昨日は2/2に引き続き”0と2しかない日付”だった。
2000/2/2の場合はかなり特別だったらしく、
888/8/8以来1100年ちょっとぶりの「偶数だけの日付の日」だったそうな。
まぁ、そんなことはどうでもいいのだけれど。

だいたい日付・年号なんてものは人間が自分達で分かりやすくするために
便宜上つけたものだから、昨年の「1999年7の月」なんてのも、
物理学的観点(かな?)から言うと全く
(というと怒る人もいるだろうけど)意味がないんじゃないかなと思う。
「世紀末、世紀末」と騒ぐけどそれは人間が勝手に決めた”区切り”だから
自然には関係ないよね。
まぁ、「1999」という数字自体に呪縛的要素を感じるかもしれないけど。

昨晩は学生時代のクラブのOB会の幹事会に顔を出していた。
幹事会だから相当上の先輩諸氏がいらっしゃっていた。
もちろんペーペー。
その中に久しぶりにお会いした2つ上の先輩がいたのだけど、
東京で音楽活動をやりつづけていて、このほどようやくメジャーになるそうで、
すごいなと感心。
あと神戸近辺のいろんな場所の空間サウンドプロデュースみたいなことも
手がけているそうで、淡路花博にも参加しているとか。すごい。

集まっていた方々だけでも実は多種多様な職業でしかも偉いさんだったりする
人も多い。もしかしたらうちのOBって結構やり手がおおいのかなとも思う。
学生時代は無茶ばっかりしてたような人たちだろう(失礼)から、
やっぱりパワーはあるんだろな、と思った。

2000/2/22
昨日はどうもしんどかった(頭がふらふらする)ので、早い時間に帰宅。
やりたいことは山ほどあるのだが、そんなに手をつけられずじまい。
とりあえず家庭内LAN化の最初の一歩であるWindowsマシン同士の
ネットワーク接続をする。
一度Win95側(いづれProxyになる)の設定が無茶苦茶になったので、
奇麗に一からインストールした(今時ThinkPad230Csは骨が折れる)ものでのリトライだったが、
今度は素直に接続できた。ちょっとほっとする。

作業している間やその後もずっと音楽を流しつづけていたのだけれど、
夜は気分にもよるけれど昨晩はJazzが聴きたくなったので、
お目当てのColtraneのアルバムを探すが見当たらず。
仕方なく(といっては当人に失礼だけど)KennyGarret、KeithJarrettなんかを聴く。
Keithはいいねぇ、とても。DeweyRedmanが好みというのもあるけど。

最後は昨年の矢野顕子のツアーメンバーであったWayne Johnsonのアルバムを聴く。
どうも疲れているせいか最近はアコースティックな音のほうが落ち着く。
年をとったからかもしれないけれど、
以前のように聴くのにもパワーを必要とする音楽はなかなか集中して聴いてない。
クラシックのように音に浸れているようなもののほうがいいようだ。

なぜか最近はまっているのがベートーベンの「英雄」。
この曲自体なんとも華麗でいいのだけど、
演奏がすばらしく(演奏者知らず)、ノリとタメというとなんか違うけれど、
演奏自体のタイム感がとても心地よくて、かつ完璧な演奏(陳腐な言い方・・・・)。
譜面を完全に消化しきった上で始まり、成り立っている(間違ってるかもしれないけど)
こんな音楽は完成度がものすごいので、音そのものにすごく浸りやすいのかもしれない。

2000/2/21
ずっと調子の悪かった愛車(A112)のプラグ交換をした。
かなり狭いエンジンルームなので手の突っ込み所がないのと、
以前一度点検のためにプラグを外した時にどうも思いっきり締め直した
(そんなことしては駄目)ようで、これが外れない。

でも何とか苦労して外して、新しく買ってきたプラグをつけたやった。
プラグの適合表を見ても愛車に本当に適合しているのかどうかが、
イマイチ?な状態だったのだけれど、
現状のプラグと比べてみても同じようなサイズだし、
差し込んでみても奇麗に入るので、そのまま取り付けた。

エンジンを回してみる(怖かったけど)と、ちゃんと回る。
なんかとってもほっとした一瞬だった。

その後大阪でのリハーサルに出掛けたが、調子はいいみたい。
たまに感じるプラグが点火していないかのようなアイドリング音も
いくぶんまし(正常といえないところが悲しいが)になったように思えた。
まだまだかわいいこの車。末永く付合ってやりたいもんだ。

夜はリハーサル。これ自体は短く、以前の確認をするようなものだったが、
その後に行ったミーティングが結構長くかかった(内容も濃いものだった)ので、
結局寝不足気味。しんどい。

USHのマコちゃんにBsを貸すために心斎橋のスタジオへよった。
遅くまで大勢人がいるので驚いた。

2000/2/20
やってしまった!!!!

うれしくて気に入って使っている麺切包丁なのだけど、
昨日またうどん打ちにトライして、生地をきっていたときに。
指を切ってしまった。しかも思いっきり、ざくっと。

幸い指が取れたり(!)、一部削げ落ちたり(!!)というような自体にはならなかったけど、
かなり深い傷になってしまった。
すぐ止血したし、テーピングしたので大事にはいたっていないけれど、
やっぱり少し不自由。少し痛い。(キーボードは打てる模様)

まぁ、商売道具なんだし、指はほんま気をつけないといけないな、と改めて思う。
今回の失敗はいろいろ原因あるけれど、
やっぱり基本的に包丁の扱いというか切り方が下手なんだろなと思う。
普通切らないものね。
あと焦らないこと、急がないこと、だろね。

できたうどんが赤く染まらなくてよかった・・・・

2000/2/19
ようやく週末が来た。
先々週からずーっといろいろな用事で午前様状態がつづいていたのでつらかったが、
十分朝寝もして、少し回復。

今日は特に用事もないので、ゆっくりしよう・・・・・・。

2000/2/18
昨晩、この間決心して買った麺切包丁をつかってみた。
これまではうどん作りには普通の包丁を使っていたのだけれど、
さすが「麺切」というだけあって、素晴らしく使いやすい。
使いやすいというか麺がとても切りやすい。

うどんは小麦粉と水と塩でできていて、
しかもコシの強い麺をつくろうとすると、
生地の粘性が高くなってしまう(んだろうと思っているけど間違っているかもしれない)ので、
普通の料理用包丁だと切れるといえば切れるのだけど、
刃の進入に力がないのでじわじわ切る事になり、
結局切った断面がきたなくなってしまう。

その点この麺切包丁は包丁自体の重量があり、かつ厚みもあり、
さらに持つ部分が刃の真ん中へんにあるので、体重をかけやすい。
すると生地に刃がすっとはいっていくので、
少々のものでもまっすぐ奇麗に切れるようだ。

おかげで切る作業も楽になったし、
実際に切った麺もきれになったのだが・・・・・・
もともとの生地の作り方・延ばし方がわるかったみたいで、
昨日の麺はえらいごっついものになってしまった。
食えない訳じゃないんだが、悲しいなぁ。

でもこういう道具にはその道具が存在する意義がきちんとあるという
当たり前の事を今更ながらに気付いたのだった。

2000/2/17
今朝はほんと久しぶりに少しだけゆっくり家を出た。
たった30分程度の違いなのに、
いつもの肌を刺すような寒さもないし、
何よりも人が少ない、流れがゆったりしているような気がする。
なぜか少しほっとするし、少し幸せな気分になれた。

今日は天気もよくすがすがしい朝だったのだけれど、
いつもながら朝は嫌なことが必ずある。
折角心地よい空気のなかを歩いているのに、
前のほうで歩いている人がタバコを吸うのだ。

タバコを吸う事自体には別に文句はない。
以前少しだけ吸っていた時期もあったし、吸う気持ちはなんとなくわかる。
でも折角の気持ちいい空気を汚されるのはとても嫌。
すがすがしかった気分もどこかへ飛んでいってしまう。
ほんと、歩きタバコは止めて欲しい、とくに朝は。

それとポイ捨て。これも見てると無性に腹が立つし情けなくなる。
その辺にある灰皿にすてりゃいいだけなのに、
すぐに足元に捨てる人がいる。
吸い殻だけじゃなく包みのセロファンやケースまでもぽんぽん捨てる。

やめてほしいと強く願う。

タバコを吸う人には周りへの配慮と常識的なマナーを、
吸わない人は吸う人への理解を持って欲しい。
ただそれだけの事なのに。

捨てた吸い殻、撒き散らされる煙はやがて自分に返ってくるのに。

2000/2/16
昨晩、I氏のホームページ立上げの2回目のミーティングがあった。
たくさんの人から意見をもらったり、お互いイメージするHP像を話し合ったりと、
結構内容が濃く、面白い。
とりあえずの方針も決まってきたし、
あとは進めていくだけになってきた。

でも肝心なのはやっぱり見栄え(デザイン)と内容。
我々だけではある程度しか多分できない。
だから優秀なデザイナーにいろいろ手伝って貰えたらな、と思う。

J氏の弟の56からTEL。
レコーディングを手伝ってほしいとの依頼。
とってもうれしくて(やりたかった)、速攻「いつでもOKOKOK」と2つ返事。
どんなものが出てくるのか、どういうふうにできるのか、
まだ何も知らないけど、やたらと楽しみなのはなぜだろう?

USHのほうで少しトラブル(問題は大きいのだが)。
先行きが不安だ。

2000/2/15
最近2回も東京にいったから思うのかもしれないけれど、
関西のJR線の発車ベルってうるさい。
東京は駅毎に工夫しているようで、なんか楽しいし、心地よくさえある。
でも関西のは「ほら出るで出るでぇ、はよ乗れよ~、ほらほら」と急かされているようで
とても嫌な感じがする。とくに疲れている時は特に。

よく利用するさる超ローカル線(でも人は満杯、じつはかなりの黒字線らしい)なんて
「ピーーーーーーーー!!」という鼓膜を破らんばかりの音で、
たまに発車前にスピーカの近くを通っている時にこれが鳴るとビクッとする。
心臓に悪そう。なんとかしてほしいよ > JR

昨夜、次回中国行きのミーティングがあった。
前回の慣れもあるのか、割と話はスムーズにいっているようにも思えるが、
まだまだ見えないところが多いので予断は許されない。
劉さんはみたところかなりお疲れのようなので、
ちょっと休んだほうがいいんじゃないかな、なんて思う。
とか言っている場合ではないのだが。

次回はまた新曲が増える予定。
カバーももちろん中国語でオリジナル(!)をやろうと盛り上がっている。
さらにレコーディング(!!)という話まででているが、
考えるに時間が足りなそう。
オリジナルを手がけるならゆっくり時間をかけていいものを完成させねば。
いまは遠巻きに眺めているしかないが、I氏、劉さんに頑張ってもらおう。

夜中のTVで姫路にある「唐々亭」という焼肉屋がすぐ近所にもできていることを知る。
姫路の店はある意味かなりイイ線を行っている店で
(無論安いし美味いのは当たり前。なんというかその店の雰囲気がイイのよ)、
新しくできたその店、
といっても実はちょっと前にあることは知ってたのだけどあの店の系列であることに気付いてなかった、
チェックしにいこうかな、と。
なんでも「人生観を変える鍋」だそうな。うーん。

2000/2/14
昨日も昼前~夕方まで吉本主催の「おもしろアート市」を手伝っていた。
17時までのフリーマーケット形態のイベントも無事終わり、
いよいよ大阪現代人アートフェスティバル(大袈裟かも)の始まり。

S水隊長と僕はアーティストの利休さんとライブペインティングを
やることになっていた。ライブペインティングとは即興作画?である。
要するにS水隊長と僕のインプロビゼーションに呼応して
利休さんが絵を描くというものだ。
楽器同志のインプロビゼーションも面白いけれど、
それに絵が加わるとまた違った面白さがでてくる。

我々の前には「ジェイソンズ」と名乗るおっちゃん(アーティストだけど・・)が
チェーンソー一本で丸太から椅子を切り出すという豪快なパフォーマンスを行った。
そら凄いものだった。
そしてその椅子にS水隊長が座り、僕が立ち、利休さんがステージバック一面の壁に
絵を描くというライブペインティングを行った。
なかなかいい出来だったんじゃないかと思う。
S水隊長のバスクラと僕の笛、楽器の持ち替え、鍵盤ハーモニカとテナーという
楽器のインプロビゼーションは流れもサウンドもかなり良かった。スムーズだったし。
それに利休さんも上手く乗っかって気持ちよく描いてくれたよう。うれしかった。
利休さんも満足してくれていたみたいでほっとした。

この後、ダンサーや歌、吉本の芸人さん(テントさんは良かった!人間パチンコ)などが出演した。
何よりも今回凄かったのは「ナースキング」さんで、
もうこれはコトバでは絶対説明できない強力な面白さというか芸というか、
とにかく凄かった。いやほんま。
書いてしまうと「看護婦の格好をしてステージで歌う」とこれだけなんだけど、
その態度とか間のおきかた、入り方、去り方、もうどれをとっても絶妙な芸。
久しぶりに大笑いさせてもらった。どこかで見れるチャンスがあるならぜひ見てほしい芸人さん。

最後は東京から来た武井さん(!)というパフォーマーで、これまた面白いというか
よく考えた傑作な芸(=アート?)だった。
「身体と電気=ハイテクノロジーの融合」というテーマだったけどそら笑えるものだった。

で、昨日はなんといっても「っちゅーとはんぱやな~~」が生で見れたのがとてもうれしかった♪

2000/2/13
昨日は朝から難波は吉本のNGK(難波グランド花月)の2Fのスタジオで
「おもしろアート市」を手伝っていた。主催者の一人であるアーティストの利休さんの
ブースを間借りしてEDFやS水隊長のCDを売ったりするため。
あわよくばその場でストリート演奏をしてもいいというものだった。

アート市自体はアーティストのフリーマーケットとステージという構成で
個性的なアーティストさんたちの作品が並んでいて、結構見ごたえがあった。
でも「欲しいな」と思うものがなかったのが残念。

一番よかったのは豊岡で農業をやってるという作物の出品で
おにいさん曰く「土のアートやで」、だったんだけれども、
まだ土がついたゴボウや大根、里芋なんかがならんでいた。
試食もさんざんさせてもらったけれど、大根もゴボウ(金平にしてあった)も
豆腐(豆腐すきなんです)もどれも本当においしかった。
ゴボウなんてちゃんと土の味がした。
いつもスーパーとかで買ってるやつはあかんなぁというため息がでた。

生産者が直接お客さんと顔をあわせて売るというのは、良く考えたら当たり前のことなんだけど、
「物を売る」という行為の場合、
農作物に限らず間に人が介在している場合がほとんどだから、
実は買い手は作り手がどんな人なのか、何を思っているかというはぜんぜんわからない。
逆も同じ。
だからこの人はこうやって自分の作ったものを直接手渡せるようにしたいそうな。
またそうすることで自分の作品(作物)にきちんと責任が持てるのだと。
音楽(アート)も同じだとおもう。だからライブはとても大切。

その後、夜はEDFのライブ。
結構よかったんじゃないかなと手前ながら思う。
田中氏の新曲もえぇ感じだった。

今日は小枝さんを生で見れたのがうれしかった。
彼は思っていたより大きな(TVでは小柄に見える。といってもそんな大きくないけれど)人だった。
でも芸風というか、そのまんまだった(笑)。

2000/2/12
昨日夜は大学時代の先輩から頼まれてあるパーティーの出し物に参加した。
久しぶりに会う先輩諸氏は相変わらずでうれしかった。
Y先生が顔中髭だらけになっていたのにはびっくりしたけど。。。。
(Y先生にはぜひとも踏ん張ってもらってUJOを復活させてほしい。今年も)

終わった後、飲みに行こうということになり、
新神戸にあるバドガールのいるお店に行こう!と意気投合していく。
いやはやこんなとこに行こうといい始める事自体おっさんになったんだなぁ、
と思う訳だが。

冬だし、時間も遅い目だし、もう珍しくもなくなったせいもあるためか、
お客さんはまばら。ついでにバドガールもまばらな店内。
バドワイザー自体あんまし好きではない(昔は好きだった)んだけど、
まぁそれをごまかすかのようにハーフ&ハーフを頼んで、
あてを頼んで乾杯。

この場で話題になったのがあのタイトスカートというかコスチューム。
何故あのコスチュームは巻き上がらないのか???
見ていると普通に歩いたり、ちょっとしゃがんだりいろいろしているのに、
よくタイトスカートをはいている女性に見られるように、
スカートの裾を下に引っ張ったりしている様子はない。

4人で頭をつっつきあわせていろいろ考えた
(そんなこと真剣に考えるなといわれそうだが)結果、
女子高生がつかってるソックタッチ(だったか?ハイソックスを止めるやつ)
を使っている、というのも有力だったが、
多分「ストッキングとかと一体になっている」というのが正解じゃないだろうか?

ほんとのところはどーなんだろう?

2000/2/11
久しぶりに朝寝坊した。
といっても最近はそんなにゆっくり昼まで寝てたりはしない。
貧乏性なのか・・・・・・。

昨日は夜明け前からの東京行き。
さらにその日にとんぼ返りして、夜はUSHのライブと目まぐるしかったので
どっと疲れがやってきた。
きれいに晴れ上がったのでさぞかし富士山が奇麗なんだろう
(実はまだ新幹線から見た事がない)と期待していたのだが、、、
案の定思いっきり眠ってしまって見る事ができなかった。

夜のライブはまぁまぁだったが、
その後今後のバンドの話なんぞを進めていたのだが、
うまく運べば事務所についてもらうことになるかもしれない。
その為にもいろいろ準備することが発生しそう。

でもこのバンドは売れて欲しいと思う。

2000/2/10
連日夜遅くまで仕事をしているせいか、年のせいなのか、
体が非常にだるい。良くない傾向。
体がしんどくなると精神的にも病んでいってしまうのが
最近の悪い癖なのだが・・・・・・・・・。

今日は朝5時起きで新幹線に乗り、東京へ。
3時間(まぁのぞみなら2時間半だけど)の新幹線の旅は退屈極まりない。
ローカル線をえっちらほっちら各駅停車は楽しいのに。

2000/2/9
昨晩はほんと久々にすごい雪(といっても関西での話だが)だった。
帰宅するためこの雪の中を30分ぐらい歩いた。
何もあの吹雪の中を寒いのにわざわざ歩かなくても、
タクシーなどを使ったら良かったのだけど、
なんとなく歩きたくなったのだ。

・・・・でも、それは失敗だった。

思っていたよりも吹雪きはきつく、寒く、歩くのがやっと。
本当は雪を楽しみながら
(そう、ああいう時って例えば昔台風がなぜか楽しみだったような
時があったように、なぜか楽しい気分になったりするのだ)
歩いて帰ろうと思っていたのだけれど、
それはちょっと甘い考えだった。

傘も持っていなかったので、
吹きっさらしのなかをとぼとぼ、
時には風でふらふらしながら歩いていった。
おかげで駅に到着した時には着ていた黒のジャンバーは真白、
全身雪だらけ。
犬のように身を震わせるとぱらぱらと雪が落ちていく始末。

その後小降りになったころに家に到着したのだけど、
階段にはきれいに雪が積もっていた。こんなこと初めてかもしれない。
真新しく積もった階段の雪に自分の真新しい足跡がついていくのは
なんとも楽しく愉快だった。
ふとした気まぐれついでに写真までとってみた。

そして今朝、いつもより早起きして出掛けると、
車窓からあたりの家々の屋根につもった雪がとてもきれいに見えた。
雪が降りおえた次の朝というのはいつもすがすがしくていい。
張り詰めたような空気の爽やかさがいい。

近所の野良猫さんたちはこの寒さにもめげず元気で、
豆腐屋さんのあまりもののアゲをもらっていた。かわいい。
「♪ネコはこたつで丸くなる」というのはどうも正月だけのことらしい。

2000/2/8
実は2日にライブをやったときに、
打ち上げをしてちょっと酔ったし眠かったせいもあるんだけれど、
店に忘れ物をしてきてしまった。
最初ないことが分かったときは「なくしたのでは?」と焦った。

どうでもいいものなら良かったんだけれど、
忘れてきたのはなんと衣装。
まぁ高いものではないんだけれど、
また同じ物をつくるとなると大変。
仕方なく(というか当然だけど)昨夜取りにいった。
これが遠いところで、結局行って帰って3時間半くらいかかった。
えらい労力。
ほとんど電車にのってるだけだったのだけど、
えらく疲れてしまった。

今朝は今朝で、電車から降りたとたんの大雨。
すっかりびちょ濡れになってしまった。
おかげで気分も最悪。
どうしてこうもタイミングよく雨が降るのか。
ああ、恨めしや~。

2000/2/7
昨日のミーティングでやっとバンドというか
I氏の今後の活動方向が見えてきた。
やるとなったらとことんやってみたい。
その為にもちょっとした組織作りや下準備をしなければ。
いつもは何もしないわたしもさすがに何かしなければ!と決意。

とにかく中国行きは成功させねば。
でも山積する問題をまず片付けないとね。

夜、さるバンドのライブを見に行く。
結構初めてのジャンルの音楽だったから(初体験ね!)、
かなり刺激的だった。
一昔前なら「うるせー」ときっと思ってただろうけど、
今は冷静にかつ楽しめるみたい。
許容度が広がったのか、何なのかわからんけど。
ぜひとも自分の周りにあるものとそれらとを結び付ける
ことをやってみたい。
今はないもの、今あるより優れたものができそうな感じがする。

その後、P氏に中国行きの誘いをする。
なんとか彼には同行してほしい。
一生懸命(のつもり)口説いて、なんとかOK。ちょっと安堵。
それからバンドやその他諸々の音楽の話をする。
6月かそれ以前に一度組んでどっかクラブかイベントに
出るまたは仕掛けようと合意。こいつも面白くなりそう。

2000/2/6
しんどい。
2日に徹夜したツケが今ごろ来た模様。
それとどうも風邪をまた引いた(うつされた?)模様。

昨晩の飲み会で懐かしい友人(ビオラ弾きだったりする)の
コンサートの予定なんぞを聞く。
ぜひ行きたいなと思った。
だってオケ好きなんだもん。
いつもがちゃがちゃした(ってばっかりじゃないけど)音楽の
身近にいるので、たまにはああいう音楽が無性に聞きたくなる。
特にオーケストラの場合、うまく波長が合えば
(その演奏によるんだけど)、
水の中に浮いているような気持ちになれる、あれがいいのだ。

今日は昼から、突発的に湧いて出た、
中国行きの話&その他のミーティング、長丁場になりそう・・・・・

2000/2/5
昨日食い過ぎたせいか、調子がわるい。
ゆっくりした午前を過ごす。

昼からは某団体の新年会(いまごろかい!)
またまた懐かしい顔に出会う。なんかうれしい。
ひさびさに4時間ぐらいビリヤードをしたので
肩が凝った。でも面白いなぁ、ビリヤードは。

この日は結局午前1時くらいにおひらき。
去年は4時ぐらいだったような。
さらにその前は5時半だったような気もするが、
違うかもしれない。

2000/2/4
今日は東京2日目。
仕事をちゃっちゃと終え、念願の関東うどん一人旅(?)に。
詳細は「讃岐饂飩探険組」で。
結構関東のさぬきうどん屋さんもイケルことを認識。

2000/2/3
今日は東京一日目。
昨晩は京都RAGでUnited Soul Hornsのライブだった。
これがむちゃくちゃ盛り上がってオモシロかったので、
ついつい打ち上げに長居。帰宅は午前5時。
東京行きには朝6時半過ぎの新幹線に乗らなければ・・・・
というので一睡もせずに車窓の人となるが、一瞬で寝る。

寝方がわるかったのか首が痛い。
一日調子が悪かった(眠いのもあるが)。
東京での仕事は大失敗をやることなく終える事ができた
(周りの人の助けあってのことだけど)。感謝。

さすがにつらく(年かのぅ)、すぐばたんQ。

2000/2/2
昨晩、一昨日行けなかったミーティングに行った。
また大きな話が持ち上がっている。
春先から忙しくなりそう。
スケジュール的には厳しいところもあるけれど、
この話に乗らなくてどうする、不安もあるが、返事はOK。
それにむけ急ピッチでいろいろな物事を決めていかないといけない。
大変だ。でも他のやつのほうが実際もっと大変なんだろうけど。

あるホームページを盛り上げるために
いろいろな作戦をみんなで練った。
話は想像すればどこまででも大きくなっていくけど、
実際どこまでできるかは本当にわからない。
でもインターネットという媒体をもっと手中にして、
面白い企画を生み出してみたい。

2000/2/1
もう2月。昔はそんなことちっとも思わなかったけど、
「光陰矢のごとし」ってのはほんとだなぁと実感するこの頃。
ぼぅっとしているとすぐに時間がたってしまう。

昨日は大阪でさるミーティングのはずだったのだけど、
仕事がぜんぜんおわらず今日にかえてもらう事に。
みんな忙しいのにこっちの都合でかえてしまってほんまゴメンナサイ。
今日はちゃんといけるようにしよう!

ウチのMAC君 IIcxの電池を入れ替えてやったが、
うんともすんとも言わない。
2年前くらいにはちゃんと起動したのになぁ。
見たところ損傷もないので断線してるとは思わないのだけど。
どうしたらいいのか悩んで、分解・組立をくりかえし、
すっかり寝不足になってしまった。
明日は大事なライブだというのに・・・・・・・・・。

(旧)2000.1月の日記

2000/1/31
昨日は久しぶり&新年最初のさぬ探こと讃岐饂飩探訪ツアーにお出かけ。
常連メンバーに加え、
EDFのS水隊長やライブの打ち上げでだましたJ宮司夫妻やら7人が集まる。
詳細はまた「讃岐饂飩探険組」のページでレポートするつもり。

しかし寝てなかったせいか、
非常に調子が悪く、7軒訪れた中で5軒しか食べられないという失態を
演じてしまった。ほんと無念・・・・・・。

S水隊長やらYさんやらから預かっているMAC君達を
はやくセットアップせにゃぁ。暇ないなぁ。
でも預かってたうちのひとつIIciは故障でもなんでもなかったので、
すぐ退院していった。

2000/1/30
半日くらいうだらうだらする。
いっぱい預かっているMACくん達(今4台ある)の面倒を少し見る。
動かない方々はどうも電池切れみたい。
MAC IIやらLC630を分解する。
やっぱり使われ方によって汚れとか違うねんなぁ~と妙に感心。

夕方に中古FAXを探しに日本橋へ。
でも行った時間が遅かったせいか、
めぼしい物は見つからなかった、残念。
やっぱりこの時代(大袈裟か)、FAXはいるわなぁ。
あと、黒犬のメンバーでもある逸Pちゃんと会う。

その後USHのリハーサル。
2日のライブはかなり気合をいれんといけないが、
ほんと憶える事が多くて、大変。大丈夫かなぁ。

2000/1/29
昨晩はEDFの新年初ライブだった。
やっぱりええねぇ、このバンドは。やってて本当に楽しい。

終わって2次会はいつもの「七福」。
今回は新年会を兼ねてということで、
オモニやみー(娘さん)がいっぱい料理を用意してくれて、
呑んで食べてほんとシアワセだった。
お客さんもたくさん参加してくれたし。

ほんと、みなさん、それと七福に感謝!!

2000/1/28
一昨日から奮闘しているオールドMAC君(IIcx)だけど、
たぶんリチウム電池がだめなんだろうけど、
奥の手をつかっても立ち上がらない。やり方わるいのかな。
やっぱり素直に電池買いに行ったほうがいいかも。

さらにビデオデッキの調子が悪かったので
湿式クリーナーでクリーニングしたところ、もっと調子が悪くなった!
どうもクリーニング液が多すぎて、
ヘッドの読み取り能力が落ちたんじゃないかと思っている
(というかまだ調子わるい)んだけど。
別のビデオテープをずーーーっとかけてるとちょっとずつ回復していくのよな。

やばいかなぁ。

2000/1/27
昨晩はとあるミーティングのために大阪まででかけていた。
ここからまたいろいろなプロジェクトやらが生まれそうで、楽しみ。
なんかオモロイこと始められたら&始められそうな予感がする。

ミーティングを終え、外に出ると雪がちらついていた。
こういう日の空気は都会であってもさすがに気持ちいい。
空気中のちりがすべて雪に化けてしまうからだ。
こんな風に心のちりも雪となってしまえばいいのに・・・・

MAC君のパワーアップに気をよくして、
もう一台の古いMAC君を出してきて、
こいつも役立ててやろうと思ったが、
電源が入らない。。。。なんでやろ・・・・
死闘は続く。

2000/1/26
やっと「黒犬電気楽団中国ツアー」のメインコンテンツを書き終わった。
もうあのツアーから1ヶ月半以上経ったんやなーと思うと、
なんだかとても懐かしい。
あと残りはサブのコンテンツかー。ブラックちょっとまってねぇ~

それと写真の焼きまわしもせんならんなぁ。ふぅ。

昨晩パワーアップ(601 -> G3/400)したウチのMAC君で
やっとプリンタが正常に動いてくれた。うれしい。

2000/1/25
なんとなく今日からここに日記というか雑記を書いてみたくなり、
こうして書いてみる。
といっても別に内容があるわけでも為になる訳でもないだろうから、
真剣に読んでもらえなくてもいいですよー。
でもほんとのところはちょっと読んで欲しいことも書くかもね。