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グイン・サーガ

五代ゆう – 紅の凶星(グイン・サーガ135)

guin135
舞台は変わって”新しいミロク教”の聖地ヤガ。白魔導師イェライシャによって神殿に潜入したブラン。囚われたヨナとフロリーを探してまわるが敵の罠にまんまとかかってしまう。しかしそこから逃れた彼の前に現れたものは?同時に別の場所ではパロから逃れたリギアたちに不気味な陰が忍び寄る。竜騎兵か?さらにそのパロではイシュトバーンが勝手気儘に過ごしていた。それをいさめるために無理やり入場した彼の右腕カメロン。その再会のゆくえは?

いろいろ急展開していく情勢だが、あんなことになるなんて!そしてあの人がやはり陰にいるのか?様々なパロの怪異にまつわる謎へ迫る序章となる物語たち。次はやく読みたい!

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五代ゆう – 魔聖の迷宮(グイン・サーガ133)

栗本さん亡き後のグイン・サーガ本編3冊目。131巻、132巻もすごく読み応えありうれしかったが、この133巻は栗本さん最後の130巻のラストシーンを引き継ぐもので、いよいよ物語が再開して、繋がっていくという感じがする。ミロク教の聖地ヤガから脱出しようとしたフロリーとその息子イシュトが何者かに襲われ、拉致される、、、そんなシーンの続きはどうだったのか?

ここに外伝1巻(読んだのが遠い昔だ、でもよく覚えている)で登場した魔導師たちがそろって登場する。しかも彼らは魔導師としてではなくミロク教の手先として。昔ながらのミロク教とは何かが変わってしまっている「新しいミロク教」とは何なのか、その後ろで糸を引くのは誰なのか?パロの怪異、サイロンの怪異、それらはすべてつながっているのか?いろいろな謎を紐解く伏線が語られる。

やっぱりいつ読んでも(もはや作者が変わって、少しテイストが変わったとしても)グインワールドは頭の中に存在して、そこで人物たちが息づいている。五代さんの描く世界はすこしとんがった感じもする(栗本さんはもっとジメッとした感じがする)けれど、瞼の裏にはありありとヤガの情景、醜い魔導師や美しく不思議な女の姿が浮かんでくる。楽しいなぁ。

このまま物語がどんどん進んでいくことを、すごく期待。この時点で135巻までは出てるしね!

ハヤカワ文庫 2014

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宵野ゆめ – 宿命の宝冠(グイン・サーガ外伝25)

栗本さんがいなくなってからのグイン・サーガ・シリーズの3冊目、外伝25。今回の舞台は沿海州の花と歌われる美しい王国レンティア。そこへ急ぐパロからの留学生タムが出会った人物は碧い瞳をもつ不思議な人物だった。この人物がレンティアを訪れた理由とは?タムが巻き込まれた犯罪とそれを助けた絵描きにより、その謎の人物は死んだと思われていたが実は密かに出奔していた王国の王女であった。彼女がもどったのは女王、つまり彼女の母の死。しかしこの死には不可解な点もあり、次の王を選ぶ争いなど、国を挙げる騒動に発展して行く。

宵野さんの本は初めてだけれど、そしてグインを描くのは初めてだそうだけれど、いままで読んで3冊の中で、これが一番栗本ワールドに近い雰囲気があるような気がする。題材がそうなったからだからかもしれないけれど、明るい表向きの裏に潜む、魔導や、大いなる歴史、そこに隠された謎/秘密、などなど、昏い部分の描かれ方というか存在する感じが、もしかすると僕の好きな栗本ワールドに似てるから、なのかも。久々に、冒険とか謎とか秘密といったような言葉から連想される雰囲気を味わってわくわくした。洞窟とか好きなのかなぁ。

最後まで展開を読ませない話運びにも関心。宵野さん、もっと書いてくれないかなー。

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牧野修 – リアード武侠傳奇・伝(グイン・サーガ外伝24)

今度は牧野さんによる外伝。グインの外伝シリーズではいろんな人が主人公になるけれど、今回は本当にひさしぶりにノスフェラスが舞台で、セム族が主人公。

本編などの物語の後半ではもうリンダに付き添っていったセムの少女スニぐらいしかた出てこなくなってしまったので、彼らがこうやってたくさんでてくるのは久しぶり。ほんと30年ぐらい昔にグインやイシュト、そしてリンダとレムスがさまよった広大な砂漠の物語が思い出される。あのとき大口とかイドとか魑魅魍魎溢れるこの不毛の大地はとても不気味で怖かった。そしてそこで最初は人間の敵として現れるセムやラゴン。半獣半人のようなl彼らは不気味に映るが、彼らは間違いなくノスフェラスの民であり、彼らの文化・歴史を持っている。ああ、グインがラゴンを伴って現れたときの話、しびれたなあ。

その独自の文化をもつ彼らがグイン去りし後、それを武勇伝として、神の物語として語り継ぐセムの旅の一座のお話。彼らはリアード(つまりグイン)が見せた数々の冒険や戦いを語りと芝居をもって表現し、砂漠のあちこちの村を回っている。ある村で出会ったキタイの物売りがもたらした情報から彼らの禁忌が侵されようとしていることが分かる。勇気をもって立ち上がる彼ら旅の一座。しかしそれは大きな罠だった。

ほんとずーっと楽しみにして読んでいたこのシリーズだけれど、栗本さん亡くなっていったん終わってすごく悲しかったけれど、こうやって天狼プロダクションの作品として蘇ってくれるのとてもうれしい。そして、このセムの話のように昔すごく興奮して読んだ大いなる物語の記憶を呼び覚ましてくれるのがさらに嬉しい。なんか懐かしくていろんな気持ちが戻ってくるよう。

最初は栗本さんのではないグインシリーズに、当たり前だけれど、テイストも違うその感じにちょっと不満じゃないけれど、歯がゆい気持ちだったけれど、こうやって何冊か読んでいるうちに、また新しい世界がひろがって行くよう。もっと続けていろいろ新しい知らない世界を見せてほしい。

ハヤカワ文庫 2012

久美沙織 – 星降る草原(グイン・サーガ 外伝23)

天狼プロダクション監修のもと本編のつづきが数人の作家さんによって引き継がれたグイン・サーガだけれど、栗本さんが22巻(ヒプノスの回廊)まで書いた外伝も書かれることになったみたい。久美さんが選んだ物語の場所は草原。風雲児として暴れ回ったグル族の血を引く王太子スカールにまつわる物語。本編では語られなかった彼の出生や成長みせつつ、草原やグル族、アルゴスなどの種々事情をかたってくれる。

草原、懐かしいなぁ。もちろん僕は馬になんて乗れないけれど、物語を通してたくさん駆け回らせてもらった。この物語でもたくさんの駒が走り回る。懐かしいケイロニアも出て来たりしてちょっとうれしかった。

新しく作られた物語だけれど、久美さんはうまく栗本グインにつながるように書いてくれている。グル族とアルゴス、ひいてはパロとの関係や、なぜスカールがグル族を率いることになったのか、スカール誕生当初に起こったグル族内での不和などなど、新しいことだけれど、もともと織り込まれていたようにすっと読めるのはさすが。4章がちょっとずつ時間とんでいるので、最初「?」となってしまいそうだったけれど、それも読み進めば大丈夫。ちょっと説明多いかなーと思うけれど、面白かった。

ハヤカワ文庫 2012

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