LAST NIGHT AT CORNER POCKET

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当初は9月3日の発売予定で制作していた昨年閉店した西宮北口のジャズ喫茶コーナーポケットのラストライブのDVD「LAST NIGHT AT CORNER POCKET」だったのですが、技術的な問題があったり(素人がやってたもんですから)、権利的な問題があったり(これが大きかった)、おまけとして作り始めた「Momory of Corner Pocket」が予想以上の大作となってしまいえらく時間がかかったり(2時間半以上ありますw)したために、ずるずると延期につぐ延期をしてきてしまいましたが、ようやく、やっとこさ、この12月の上旬に完成して発売できるようになりました!!!みなさん、本当にお待たせしました。

素人制作ですが、実のところ手前味噌といわれるかもしれないですが、めちゃくちゃ良い出来です。その辺のジャズのライブDVDなんかより断然いい作品になってるのではと思っています。まあ演奏が抜群に素晴らしいのもありますが、コーナーポケットのあの音をそのまま封じ込められたし、どちらかといえばミュージシャン目線での映像編集になってるので、音と絵がちゃんとリンクしていることが見て聴いてわかってもらえると思います。

思えばこのライブが決まってからしばらくしてから「何か形に残したいね」という話が出たのですが、まぁきちんと録音してCD化する、というのであれば、いままでいろいろCDを作ってきたノウハウもあるし、人脈とかも揃っているので結構容易く進んだと思うのですが、話が「映像で」ということになれば全然レベルが違うのだ、ということに気づいたのはもう編集初めてずいぶん経ってからでした。10倍以上大変なんじゃないかなー。実際の編集作業も膨大ですが(でも、まあ映画とかとは違ってライブなので、映像の時間が決まっているというか、絵をうまくあわせて行くコマ割り作業でできる)、編集を終えてからDVDと言う形に落とし込むときにこんなに手間と苦労があるのだということを全然分かってなかったです。あと権利処理のめんどくささとか。(この辺の話を書き始めるとキリがないのでやめときます)

でも要所要所で素晴らしく力になってくれる人が現れてくれたので、今回の発売に至ることができました。協力して下さった皆さん、本当にありがとうございました!!感謝してもしたらないぐらいです。

この作品多くの人に見て頂きたいのですが、実は数量限定なのもあって流通にはいまのところ流す予定がないのです。なのでコーナーポケットを通しての振込&郵送という方法(もしくは僕自身が自分のライブ会場とかで手売りする)しかありません。でも是非見て頂きたいです!なので、興味ある方は corner.pocket.dvd@gmail.com  まで「DVD購入したいです」という旨のメールをお願いします。

DVDの詳細

タイトル 「LAST NIGHT AT CORNER POCKET」
内容 2012年9月1日、2日の二日間にわたる北川潔(B)氏と岩佐康彦(Pf)、大野浩司(Gt)各氏とのDUO LIVEより各日それぞれ選りすぐりの3曲、計6曲75分に及ぶ熱演を収録。Corner Pocket37年間の歴史の最後を飾る、これぞJazz Live Performance !!その圧倒的な美しく素晴らしい演奏をどうぞ心ゆくまでお楽しみ下さいませ。各氏の特別インタヴューも収録しています。

[収録曲]
北川-大野DUO
 1. On Green Dolphin Street
 2. Alter Ego
 3. Backstage Sally
岩佐-北川DUO
 4. Stablemates
 5. My Ideal
 6. Good Bait

 

***

ホントこの1年間ほとんどこれにかかりっきりだったといっても過言じゃないぐらいずーっとやってて、途中で何度かへこたれそうになった(実際へこたれたこともあります)のですが、その度に「いやいやそんな弱音吐いてる場合じゃない、きちんとやらなきゃ」と思ったり、制作途中の映像見ながら(とくに Memory の方ですが)マスターのこととか思い出して「いやいやマスターなら言ったことは最後まできっちりやるよな」と思ったり(この辺りは Memory のほうの’マスターについて’というコーナーの幼なじみの方々のインタビューを見てもらうと分かります)、閉店するという話が出たときに最初に感じたモチベーション — ずいぶん僕は勝手気ままやらせてもらったし、マスターにも可愛がってもらった(僕は愛想なかったけれどマスターはずいぶん気にかけてくれてた、と今更ながら思う)し、何よりもあの店が大好きだったから — が「何かぼくにできることでちょっとでも恩返ししたい」という気持ちを強く持たせてくれて、また立ち上がってなんとかやり続けさせてくれました。でもずいぶんまわりの人に迷惑をかけたんじゃないかなーと思います。

でも、しんどいことばっかりじゃなかったです。基本的に何か知らないことを知るのは大好きなので、いままで短いPV程度のものは作ってきたけれどこんなに本格的な映像作品は初めてだったので、いろいろ新たに知ることがたくさんあって楽しかったです。以前(というかまたチャンスあったらやりたい)舞台役者やったときも、如何に演技というのが難しくおもしろいものか(役をいかに自然にやるか)というのを知りましたが、今回は映像編集のおもしろさ、奥深さというのを知りました。

まあライブ盤のほうは時間が決まってる(演奏時間は変化しないから)ので、どのシーンにどのカメラの映像使うかということだけ考えたらよかったのですが、Memory のほうはDVDの収録時間の限界はあるものの、中身については何もない状態から(インタビューをいろいろ撮って、それをうまく並べてコーナーポケットという店の姿を浮き彫りにしよう、という発想から始まった)始めたので、インタビューを撮りながら、その話の内容を吟味して、じゃぁ作品のどういう部分に使おうか?なんて考えながらいろいろ撮りました(最初はある程度話題を決めてしゃべってもらってたのですが、そのうち完全フリーになったw)。そしてある程度インタビューを撮った時点で全体の骨子みたいなのが見えてきたので、どこそこに誰々のあのインタビュー入れようとか決めたり、インタビューだけでは足らないところは別の映像とMCで補うようにしてみたり、と編集しながら試行錯誤してちょっとずつ映像のパーツを作って行きました。やがて全体をくっつけて流してみれるようになったらなったで、全体のスピード感とか、話のつながりが自然になるようにとか、なんてことを見ながら、不必要な部分をカットしたり足らない部分を足したり、と延々と細かな編集をしていったのです。

するとまあDVDの収録時間の限界(映像の品質を犠牲にすれば結構なんぼでもいけますが、長けりゃいいというものではないから、一気にみて疲れないぐらいには短く)もあるので、インタビューも泣く泣く沢山カットしたし(ほんと全部見て欲しいのんなんぼでもあった)、懐かしい映像や写真など入れたいものは山ほどあったけれど厳選に厳選を重ね、最終的につながったものを見るとほんと意味のない部分なんて全くない映像が出来上がってました。どのシーンにもどの言葉にもどの写真にもすべてそれがそこに入ってる意味があります(というかそういうものしか入れられない)。そこで気づいたのですが、世の映画監督ってのはこういう作業をしてるのか、と。なので改めて自分の好きな映画とか見てみるといままで何も思わなかったシーンで「なぜこのシーンを入れたんだろう?」とか「ここでこういう風に言わせたのはなぜだろう?」とかいろいろ思うようになりました。どんな部分にもきっとそこをそうした意味がある、それが映像作品というものなんだ、と思えるようになって、また映画とかの見え方が変わりました。当たり前のことかもしれないけれど、これが今回の一連の作業で僕にとってすごく勉強になったことでした。演奏もそうである必要がある、かもしれないけれど。

***

ぐちゃぐちゃ書きましたが、映画監督はこんなこと書かないですよね。ああ恥ずかしい。でも書いてしまったからこれはこれでいいのだとこのまま残します。何よりほんとこの作品を多くの人に見て欲しいです。いま思うことはそれだけです。

そして、この作品たちを音楽を愛する人すべてに、コーナーポケットに集った方々に、何よりもマスター・故 鈴木喜一氏とかーちゃんこと優子さんに捧げます。こんな作品に携わらせてもらえて、とてもとてもうれしかったです。ありがとう。

西神NTジャズ倶楽部

コンサート後のヒトコマ
コンサート後のヒトコマ

先日西神NTジャズ倶楽部の10回目のコンサートがあり、たけタケとその仲間達(山内詩子vo、大塚恵b)で出演してきました。このイベントはもう5年続いていて、1年に2度ほどのペースで続けてこられて今回めでたく10回目となったのでした。しかもありがたいことに僕自身出演は3度目で(実は最多らしい)すっかり馴染み、というか、いつもいいコンサートだなーと思って出演させてもらっていました。

主宰する同じく西神にあるジャズ喫茶(Barか?)DANのS坂さんにはもう今年の春先ぐらいに依頼されていて、「10回目は武井さんに頼もう。できたらたけタケで」と決めて下さっていたそうです。ほんとありがとうございます。どんなんがいいかなーと思い、今回のテーマ(毎回テーマがあるのです。前回はニューヨークだった)がナット・キング・コールだったので、やっぱりボーカルが欲しいと思って詩ちゃんに、そしてたけタケとは最近よくやってて、というかこの一年で関西のベーシストの中でめきめき頭角を現してきためぐちゃん、というクインテットがいいだろうなーと思って(実際やりやすい)決めたのでした。そして実際ばっちりでした♪

今回はお客さんの出足もすごく早く、集まってからみなさん呑んだりしてたので(このコンサートは飲食ありなのです、しかも安い)ぼくたちがステージにあがったときにはもう客席はえらくいい感じに盛り上がっており、たけタケのちょっとシリアスな演奏と全く関係のないしゃべりというギャップ攻撃にも易々と応えて頂いて、もう清水さん大ウケ(笑)。のっけからそんな状態だったので演奏もすごくやりやすくて、滑らかに始まって、当然詩ちゃんもお客さんにあわせて縦横無尽に歌ってくれるので、すごくいい音楽が届けられたんじゃないかと思います。

会場からは「(清水)たけちゃん!」とか「(詩子)師匠!」とか「めぐみちゃーん!」とか声援もとぶような、これジャズコンサートですか?!みたいな楽しい雰囲気がずーっとつづき、コンサート最後までだれも帰らないし、飲食は売り切れるし(一体お客さんなんぼほど呑んだのでしょう)10回目を飾るにふさわしいコンサートにすることができて、これもほんとS坂さんを始めスタッフのみなさんと、来て頂いたすべての方のおかげだと感謝しています。ありがとうございました。やってるこっちが一番楽しませてもらいました。

10回続きましたが、この企画もっともっと続けて行って欲しいです、いい文化だと思うので。
ほんとみなさんおつかれさまでした!
ありがとうございました。

NORAさん

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先週2年ぶりにNORAさんとご一緒しました。場所は同じく愛知県は豊橋にて。前回はある会主催のものでしたが(まぁ今回も似たようなものだったのですが)「とよはしまちなかスロータウン映画祭」というイベントのゲストとして、NORAさんとベースの山田さん率いるManborama Legendというバンドのサルサライブだったのでした。

好天に恵まれてのドライブでしたが、えらい渋滞に巻き込まれて(なんか先週もそんなことあったな)だいぶ余裕もって出たのについたらちょうどでした。よかった。NORAさんやメンバーも次々に到着して、セッティングしてリハーサル。2年前にやった曲とかもあったので、うろ覚えだったり初体験のものあったり。でも、基本的にNORAさんが歌う楽曲はキャッチーで楽しいです。

ライブは本当にたくさんのお客さんが集まっていただけて、しかも最初からその盛り上がりが半端ない感じだったので、もう演奏も最初からすごくいい感じに場になじんで、素敵な時間になりました。というか、さすがはNORAさんです。やっぱりスターですねぇ。歌っていてもしゃべっていても踊っていても、その場が華やぐようで、自然とお客さんの気持ちが集まりますから。一緒にやってるこちらも「いいなー」と思ってしまいますし。こんなバンドでもちょこっとツアーでもできると楽しいのでしょうけどねぇ。

結局ほんとうに大盛り上がりでダブルアンコールまであって、ちょっと時間押すぐらいでしたが、それでも会場の熱気は冷めませんでした。いいライブを体験できるとこうなるんだなーという典型的な感じで、ぼくらもちょっと誇らしかったり。いやほんと楽しかったです。また行きたい豊橋!

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で、明けて次の日は帰路だったのですが、先日の名古屋の帰りに渋滞でいくことができなかった愛知の瀬戸、深川神社前にある(ミュージシャンの間ではかなり有名らしい)うなぎやさんに行きました!やたー!ビバうなぎ!一年に一度くらいしか食べないけどw

知る人ぞ知る的なお店のようですが、おやじさんが一人でさばきも焼きもやるようで、しかもお店も狭く、行列というほどではないのですが「一時間ぐらいかなー」という声がでるようにみなさん待つのが普通のような混雑でした。なので、すぐ近所の深川神社にお参りしたり、その辺にたむろする猫と戯れたりして遊んで(天気がよかったのでのんびりできました)、待ってましたのうなぎ丼!奮発して大を頼んだらうなぎ一尾半、丼からはみ出た焼きたてのうなぎさんは、かりふわで、甘いタレですんごーーくおいしかったです。これはみんなが遠回りしてでもわざわざ行くのが分かりますねー!大満足でした。

田代
田代

うな丼大
うな丼大

街のねこさん
街のねこさん

深川神社
深川神社

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しかし今月何回東名高速乗ったんだろうというぐらい愛知ばっかりいきました。なんか同じ景色ばっかり見ているとデジャヴのようでしたが、紅葉が少しずつ進んで行く様子は美しかったです。

メンバーと
メンバーと

ステージ中
ステージ中

さぼっている訳ではない
さぼっている訳ではない

宿の朝食ウマすぎ。真ん中の緑のジュース(小松菜)がもっとほしい!
宿の朝食ウマすぎ。真ん中の緑のジュース(小松菜)がもっとほしい!

 

 

 

バリサク

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NY在住のサルサシンガーYOKOさんのツアーが終わりました(正確にいうとまだ東京が残っているので終わってないのですが、東京は別のホーン隊なので僕らのツアーは終わり)。昨年はいけなかったので2011年以来2年ぶり(忘れもしない3/11から始まったのでした)。今回も楽しかったです。最近はぜんぜんラテン音楽とくにサルサはやる機会がなくなって寂しいのですが、こうやってがっつりセクションでできる機会があるとうれしいです。とくにツアーみたいになると、どんどん変化するし。

このYOKOさんのツアーでは僕はバリサク(バリトンサックス)なのです。持っていても持ち運ぶのも大変だし、レコーディングとか以外ではなかなかがっつり吹く機会のない楽器なので、まあ慣れてないのもあるし、チャンスがないのですが、今回4回ライブやらせてもらって、なんだか楽器を操るのがうまくなったというか楽器との親和性が上がった気がします。前まではもう少しこのバリサクにたいして苦手意識があったのですが、今回ツボにうまくはまれたというか、この楽器の吹き方が少しわかったように思いました。ソプラノサックスがそうであるように、バリサクもバリサク的吹き方をちゃんとしてやる(当たり前ですが)必要があるということなんですね。で、元々魅力的だなー思ってた以上に好きになりました。

その理由のひとつがバリサクの役目というかおいしさ(味ではなくて、出す音のかっこよさというかなんというか)なのですが、YOKOさんの譜面は仕掛けがいっぱいあるタイプで、ベースとユニゾンをやってみたり、非常におもしろいテンションノートを吹いたりするアレンジの妙があって、それがバリサク心をすごくくすぐるのです。やりながら「あー、これかっこいいハモリの音吹いてるなー」とか「ベースとユニゾン気持ちいいー」とか思ってたりしたのです。まあ、テナーも割と低い音担当したり、とくに割とモダンなジャズのビッグバンドだとすごくかっこいいハモリのセクションとか吹いたりすることもあるのですが、やっぱりバリサクだともう一段突っ込んでいるというか、おいしさが違うというか、吹いてる人にしかわかんないのですが(笑)

なんせとても楽しかったので、もっと機会をつくって吹きたいです。その時はもうバリサク専門で(テナーとかももっていく、とかはしんどいし)やりたいですね。そんな機会ないかなあ。ビッグバンドよりも、そうですね、4とか5管編成ぐらいで、というのが楽しいかなと思います。

しかし今回のツアーではハプニングもありました。ライブ初日の前日にリハーサルをみっちりやったのですが、そのときに「やっぱりバリサク重いなー」とか単純に思っていただけだったのですが、大阪でのライブが終わった後、ばりばり吹いたこともあってか身体が痛い(特に左側が)と感じたのですが、その日はそのまま帰宅。次の日高松へ移動するのに集合場所まで移動中もまだ痛いなーとか思っていたのです。が、高松つく頃になると息するのもままならないぐらい左胸あたりが痛くなってきて、オリーブホールにたどり着いたものの楽器を出すこともできずにへたりこんでしまって、そのまま病院に連れて行ってもらいました。

もしかして気胸とか肋骨が折れてたりするんじゃないか?と勘ぐりたくなるぐらい痛かった(病院での問診票にもロクに字を書けないぐらいだった)ので、日曜だったけれどいろいろ急いでもらってレントゲンとCTを撮ったのですが、結局のところ肺や骨には異常なし(ほっ)。でも自分の身体の内側見るのってとても気持ち悪いというか緊張しますね。へんな陰映ってたらどないしよかとか思いますし。

なので、たぶん大阪でのライブの日に吹きすぎた&構え方がダメだった(重かったので横向きによっこらせと担ぐみたいにして吹いていた)んだろうなーということにして(結局そうだったかどうなのかは分からずじまい、これ書いている時点ではだいぶ治ってるのですが)、高松のライブはなんとか吹くことはできそうだったので、スタンドを調節して楽器をぶら下げずに演奏しました。姿勢ちょっとしんどかったですけれど、断然楽でした。なので、昨日今日のライブでもスタンドにおいて吹きました。2度とあんな痛いの嫌ですしね。やっぱり身体も筋力が落ちてるのもあるでしょうし、頸椎痛めたりしたら目も当てられませんからね。気をつけねば。ほんと肝を冷やしたハプニングでした。何もなかったからこうやって笑って書いてますがw

いやはや、こんなことも含めて楽しいツアーでした。

みなさんお疲れさまでした!

 

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今回のホーンセクション

YOKO
YOKO

とくちゃん
とくちゃん

岡本くん、安藤さん、macomoさん、Raviちゃん
岡本くん、安藤さん、macomoさん、Raviちゃん

ヤマダさんとちえみさん
ヤマダさんとちえみさん

北九州〜博多

先週末ほんと久しぶりに九州にいってきました。ピアノの吉岡かつみさんに昨年も誘われたのですがサマソニと重なって行けなかった「門司港レトロジャズストリート」、今年はうまくずれてくれたので参加できることになり、ついでにそのジャズストリートと同じメンバーと一日、そして後にこれまた本当にご無沙汰しちゃってるテナーの雄・KenGさんこと清水賢二さんにお願いしてライブをすることにして、3日間と短いけれど充実した九州への旅となりました。

1日目は朝から移動して小倉まで移動し、そこから在来線で黒崎へ。そこで拾ってもらってその日の会場である直方(のおがた:読めない。。。)のTHE BARというお店へ。この日はある方主催のライブで予想以上にたくさんのお客さんがこられて満員の中、これまたいいのか?というぐらい熱い演奏が繰り広げられました。吉岡さんと演奏するのは実は2度目だし、共演したベースの山下さん、タイコの左海さんは初めましてでしたが(彼等は山口から来たそう)普段吉岡さんとトリオでやってるだけあって息もぴったり、僕のへんてこな曲もいい感じに演奏してもらえてとても楽しかったです。

ライブ後のショット。左から、僕、左海さん、吉岡さん、山下さん、先生。
ライブ後のショット。左から、僕、左海さん、吉岡さん、山下さん、先生。

明けて2日目は今回のメインイベント「門司港レトロジャズストリート」へ。すごく力いれているだろうだけあって綺麗でおしゃれな街。コンパクトでいい感じの門司。やっぱり昔建てた旧財閥系の建物ってすごく手が込んでるし、しっかりしてるし、美しい。今回はそれらの中で三井倶楽部という建物でしたが、その昔アインシュタイン夫妻も宿泊したことがあるそうで、とても瀟洒な建物でした。

今回はこの週末2日間で開催されるこの門司港レトロジャズストリート。実はこのイベント以外にも複数のイベントが(しかもライブ系の)同時に開催されていました。このイベント、もう4回目になるそうなんですが、実は市民イベントで吉岡さんが主体となって市民企画で行政に働きかけてやってるそうで、いい演奏をして観光イベントのひとつみたいになってもっと大きくなったらいいなぁと思います。吉岡さん頑張ってー!

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ぼくらの会場では地元のサックス近藤くんとピアノ渡辺くんの若手デュオと吉岡トリオ+武井のダブルヘッダー。会場は自由に出入りできるし涼しいのもあってかたくさん来場頂けてうれしかったです。数年前にぼくが北九州にきたときなどに見に来てくれた方々もいらしてくれたりして感激しました。雰囲気いい会場とあったかな人に囲まれて幸せな時間でした。最後にセッションしたのも楽しかったです。

対バンの近藤・渡辺デュオ 2013081708
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そして3日目は昼を食べに出たついでに北九州のあちこちを見せてもらい(海際とか)、海のものもおいしいけれど、海そのものもすごく綺麗で(しかもぜんぜん人いないし)日差しはきつく暑かったですが、心が洗われてとても涼しく気持ちよくなりました。この辺一番の宗像大社にもお参りできたし。

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そしてそのまま博多に移動して(在来線はいいなぁ)、river sideで清水さんらと合流しました。清水賢二さん、ぜんぜん変わってなくて若いなぁ。今日は2テナーにベースとタイコというコードレス。お相手してくれた榊原くんと武本くんは九州期待の若手でぜひぜひこの地で頑張ってほしいです。演奏も素晴らしかった。んで清水さんは渋みと凄みを増してて並んでやっててこれまた楽しかったです。いろいろ教えてもらいました。

清水さん、榊原くん、僕、武本くん@Riverside
清水さん、榊原くん、僕、武本くん@Riverside

んで、最後は清水さんと軽く呑んで就寝。明けて朝に博多までおくってもらって(何から何まですいません)帰路についたのでした。

**

行くまではいろいろこちらで忙しく作業も滞ってるのもあって「タイミング誤ったなあ」とか思ってちょっと重い気持ちで旅立ったのですが、九州のみなさんの人柄やおいしいご飯たち、綺麗な空気と海に癒されて、ほんと行ってよかったなーと思いました。家にずっといるとどうしても気持ちの風通しがわるくなっちゃいますが、だいぶ風穴が空いたような気がします。

共演したり企画したりしてくれた吉岡さん、山下さん、左海さん、清水さん、榊原くん、武本くん、そしていらして下さったたくさんのみなさん、本当にありがとうございました。また必ずいきますね!ビバ九州!

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PS
帰りの電車でのお弁当。ぜひこれを食べろと言われた北九州名物かしわめし(北九州でも鶏のことかしわいうんですね)。駅弁としてはいろいろ売ってるみたいだけれど、みんなが口を揃えていう 東筑軒 のかしわめし。うまかったです!

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備忘録メモ:
九州へはこだまで行きました。JR東海のぷらっとこだまプランは有名ですがJR西日本でも同じようなものがあって、こだま早特往復きっぷというものがあり、新大阪〜博多間が往復で15000円(H25.8現在)。5時間ほどかかるけれど、車より速いし、飛行機より高いけれど移動は面倒でないし、座席も隣はかならず空くという設定になってるのですごく楽でした。お盆の時期でもガラガラw

 

沖島

15日、琵琶湖にある沖島という島にいってきました。琵琶湖自体久しぶりだったけれど、その島にいくというのは初めての経験でした。さらにぜんぜん知らなかったのですが、日本にある湖に浮かぶ島のなかで、人が住んでいるのはこの沖島だけだそうです。

沖島は近江八幡の近くで、渡船で10分ほどで着くちいさな島です。なので車がぜんぜんないそうで、住民のほとんどが漁師で、でも高齢化がすすんでいて年々人が減っているそうです。15日はその沖島の夏祭りで、このときばかりは普段島を離れている出身の人たちや、家族、観光客なんかもきてすごくにぎやかになるようです。ぼくはSみんとそのお祭りのゲスト。歌のお姉さんのおまけで。

すごく暑い日だったけれど、やっぱり渡船はいいです。とくに湖は塩臭くもないし波もないので快適だし、やっぱり水の上は楽しい。昔から観光船とかも大好きで、船にのってるのは非常に楽しい。あ、フェリーとかはそうでもないけれど。

お祭りは島中総出でみんなで楽しもう!という感じでとてもよかったです。屋台も、ステージもいい感じだし、最後には手作り感満載の花火もあがって(一発ずつゆっくり上がるの、とてもいい。で、最後はばーーっとにぎやかだったり)とてもいい夜でした。

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徳島ジャズストリートvol.51

昨夜、徳島ジャズストリートにいってきました。

前回今年の2月にはE.D.F.で出演させてもらったのですが、こうやってピンでいくのはずいぶん久しぶりです。というのも、毎回誘ってくれているピアニストのケンゾーちゃんが数年倒れていたため彼のバンドができなかったからなのですが、6月に見事に復帰ライブをして以来ずいぶん元気で、今回のジャズスト復帰となったのでした。

明石海峡大橋 大鳴門橋
夏の雲

いつもは高速バスとかでいくのですが、今回は事情あって車で。ひさしぶりにのんびりドライブ。晴天にも恵まれて、そんな長い距離ではないけれど、やっぱりドライブするのはとても楽しいし、最近家に引きこもりがちだったので、とてもリフレッシュしました。やっぱり走るの好きなんですねぇ。

ちょっと早めにはいってリハーサルして、そのままのんびりご飯食べたり、ほかのバンド覗きにいったりして、いざ本番。スウィングでのKENGO GROUPの演奏はやっぱり定番なのか、本当にたくさんのお客さんが集まってくれて、しかも熱い期待感溢れる中での演奏で、こっちも鼓舞されてとてもいい時間を作れたと思います。実際楽しかったし、あっという間だったなあ。もっとやりたかったけれど。

swing前にて

本当は一切合切終わってからのセッションも毎回楽しみなのですが、後ろ髪ひかれつつ帰路へ。でもこれまた深夜の高速道路のドライブってのも好きでねぇ。まっすぐ帰るのがもったいなかったので、明石海峡大橋わたってすぐおりて(ほんとならフェリーで渡りたいところですけどねぇ)、垂水〜塩屋〜須磨あたりなんかの2号線を走っていると懐かしいことがたくさん思い出されて、ちょっと寂しくなりました。

でも、ちょっとした旅行気分でとても楽しかったです。聞いて下さったみなさん、スウィングのママ/マスター、そしてKENZO GROUPのみんな、ありがとう!

深夜の交差点

 

見原洋子@CHOVE CHUVA

先日、見原さんのライブがありました。このところは毎年春秋の2度にミニツアーみたいな感じでやっていましたが、あまりにもバンドメンバーたちが熱心なので、夏にもやろうということになり、いつも和やかな雰囲気でライブをしているショビシュバにお世話になってのライブとなったのでした。

今回は見原さんが「歌いたい曲ばっかり歌う」ということで、普段のライブよりはしっとり目の選曲になったのですが、それはそれでとてもいいライブになったと思います。というか、やっぱりいつやってもいい感じなので。見原さんはもちろんのこと、メンバーみんな彼女の音楽が大好きだし、ライブもいつも楽しいからです。今回もぺっぺいさんの新曲もあって、いい感じでした。

ライブの様子(photo by Tammyさん)

しかし、毎回こうも「楽しい、楽しい」と書いてしまってますが、いったい何処までいくのでしょうねぇ。とにかくももう次のライブが待ち遠しいのでした。8/28にはワンマンではないですが、宮部企画のライブもあるので、それまた楽しみです。

 

 

E.D.F.@徳島ジャズストリート

明石大橋

2/10に徳島ジャズストリートにいってきました。今回で実に50回目。ほんとうにすごいイベントだと思います。地元密着で地元の店が結束して運営し、お店も出演者も、アマチュアもプロも、僕たちのように呼んでもらえた人もみんなハッピーな素晴らしいイベントです。やはり夏に阿波踊りで県内総出で一致団結するという県民性によるのでしょうかねぇ。

ぼくは結構ずっと行かせてもらっていたのですが、ここ数年は共演していたピアノのK氏が倒れたりして行けてませんでした。なので久しぶりの徳島ジャズスト、とても楽しみにして訪れました。しかもE.D.F.だし。午前中に集合していい天気のもとをゆったり走り、鳴門でうどんをちゅるっと食べて徳島入りしました。

いつもと変わらない笑顔で迎えてくれるスウィングのママとマスターにご挨拶して、ちょっとリハさせてもらって、出番まで店のまえでうだうだしたり。久しぶりの人にもたくさんあえてうれしかったです。

E.D.F.はP-パラダイスとスウィングに出演しました。どちらももちろん初めて聴いてもらう方も多い中での演奏で、しかも普段は不得意な(笑)時間がきっちりきまった中での演奏でしたが、清水さんのMCもすごく冴えて、演奏もいい感じでした。というか、お客さんたちが熱いし、素直に聴いてくださるのがとてもうれしかったです。

ライブの様子(photo by kottaさん)

イベントが終わってからの時間は毎回おなじみのセッションです。こうやってあちこちのミュージシャンが集まってセッションできる機会もそうないので、みんな疲れていてもやりたい放題で、毎度楽しいです。地元のミュージシャンをはじめ、今や売れに売れてるENCOUNTERのメンバーや森下トリオのみなさん、そしてもちろんE.D.F.の面々などなど入り乱れてのセッションは、3時ぐらいに終わるはずだったのに、うだうだやってたら5時ぐらいになってしまいました。でも普段会えない人たちとわいわい呑んでやるのは本当に楽しいことです。

で、次の日はいつものごとく香川へ。清水さんと今回ベースを務めてもらった福呂さんと3人で。

ま、昔のように無茶はしないので、ゆっくりドライブしながら美馬から峠を越えていくコースでいきました。例年ならただの月曜日でどこも行きたい放題(笑)なのですが、あいにく今回は祝日だったのでどこもたくさんの人ひとヒト。まだうどんブームって続いてるのですねぇ。

結局、三嶋〜やましょう〜山の家と3軒だけまわりました。昔に比べたらなんて食べなくなったことか。でも、いつまでたってもおいしいです、香川のうどん。でも、ドライブしながらいろいろ話していたのですが、昨今ジャズ喫茶やライブハウスもなくなっていったりするご時世、もともと年配の方々がやってるお店が多いぼくらがなじみにしているうどん屋さんも、そのうちなくなったりするんだろうか、と。考えるだけで寂しい話です。

なにはともあれ、今回もとても楽しませてもらいました。いらしてくださったみなさん、ミュージシャン各氏、そしてイベントを作り上げてくれた徳島の方々に感謝したいと思います。ありがとう。

三嶋のつめたいのん

畑さんと

昨年10月にやって楽しかったのでギターの畑さんと再びDUOをやりました。昔はDUOでのライブというのはほんとに珍しいものでしたけれど、最近は気軽なのもあるし、どんな場所でもできるというのもあって小編成でのライブが数多くなってきていますが、サックスとDUOとなると一番相性もいいし機動力のあるギターが多くなるのじゃないでしょうか。

畑さんとはずいぶん前からいろいろご一緒させてもらってますが、こうやってDUOでやるのは実は今日でまだ2度目。まぁ大先輩ですしなかなかない機会です。今日も一緒にやりながら繰り出される華麗なフレーズにため息がでてしまいそうでした。本当に楽しいです。なのに、うろ覚えで曲やってしまったりしてほんとすいません汗

そして2度目となるこのお店、パイルドライバーもほんと居心地よくて(壁が緑なのもいいんですよね)、この雑多とした大阪駅前ビルの地下街の中のオアシスのようです。マスター、ママ、ありがとうございます。

しかしなんと言っても今日のトピックはその畑さんのギターでした。真っ赤!ほんとに真っ赤。もう少し暗い赤や茶色がかったものは(僕レスポールの赤好きだし)よく見るけれど、ここまで真っ赤なものは見たことないです。畑さんにギターを作ってくれる職人さんがいるそうで、その人が赤にしたい!と言ったそうなんですが、ここまで赤いとは畑さんも思ってなかったとかw

このDUO、またここパイルドライバーでやります。次回は6/22の予定です。ぜひ!