たかのてるこ – モロッコで断食(ラマダーン)

たかのてるこ氏の本2冊目。旅の本としては単行本化してるものでは3冊目なので、一冊サハラ編をとばしてるけれど、まぁいいか。

何も考 えずに訪れたイスラム圏の国モロッコ(だいたいこの国がどこにあるのかちゃんとしらなかったし、イスラムということもしらなかった)での相変わらずの珍道 中。運命とも言える出会いもあり、最後は壮大な愛の巨編になってしまうのだけれど、ほんまこれノンフィクションか?というぐらいジェットコースター的展開 するので、ほんとこのたかの氏ってのは自分自身が思っている以上のバイタリティーとエネルギー、キャラクターを兼ね備えてるんだとおもう。

こ の本を読んでモロッコという国よりも、イスラムの教えやその文化、断食(ラマダーン)なんかにいろいろ興味をもった。西側(いわゆるキリスト教圏やそれに 影響をうける国々)から見たイスラムというのは、とくに最近はとても悪い印象ばかり(植え付けられてる、ある意味情報操作だ!!)あるのだけれど、教えや その文化は同じユダヤ教から分派したものであるから、すごくうなずけるし、ある意味昔の日本人が普通にもっていたような感覚のものもあるよう。なのに宗教 やら国やら金がからむといまの世界情勢のていたらく、全く残念。

ま、そんなことはさておき、先進国に、都会に、住んでいると忘れてしまっているもの、こと、時間、そんなことを思い出させてくれる、そんなお話の詰まった、いい旅の本です。

幻冬舎 2004

モロッコで断食(ラマダーン)
モロッコで断食(ラマダーン) – Amazon

辻仁成 – 彼女は宇宙服を着て眠る

久しぶりの辻さん。

ちょっとだけ長い「愛の工面」(これはこれで別で読んだことあった)を除いては、短編ばかりの全7編。

な んでこの人の文章はこうも刹那というか、死や消失のような影がちらつきつづけるのだろうか。が、そういったものが気持ち悪いわけではなく、人生哲学のよう に、自然の成り行きのように、天体の運行のように、運められたもの、というふうに感じられる、受け入れられてしまう。

幸せというのはそういったなくなったり失ったりするものがあるから故の幻想なのかも。

幻冬舎 2002

彼女は宇宙服を着て眠る
彼女は宇宙服を着て眠る – Amazon

たかのてるこ – ガンジス河でバタフライ

普通にOLされているというたかのてるこさんの旅日記。ひっこみ思案で自分を変えたくて一人旅に出ることにした著者が出会う「ほんまかいな?」的な珍道中 がたのしく、現地で出会うさまざまな人たちの純粋さ、やさしさ、生きている姿がいきいきと描かれていて、別にうまい文章でもなんでもないのに、ダイレクト に著者の気持ちがつたわってきて、すがすがしい気分になる。

でもほんまにこんなにええ人ばっかりにうまく出会えたりするんだろうか? もっと難儀なことになるのが普通なんじゃないかなーとかもおもったりするのだけれど、そうならないのがこの著者のもつパワーというかバイタリティーという かキャラクターのなせる技なのかもしれない。誰しもこんな奇想天外な(あるいみ漫画のような)展開があるならば一人旅にでてみたいとおもうかもしれない。

本書は著者の最初の旅、香港~シンガポール~マレーシア編と2回目の旅、インド編が描かれている。楽しい。

幻冬舎 2002

ガンジス河でバタフライ
ガンジス河でバタフライ – Amazon

男はソレを我慢できない

難しいことなんか考えなくていい、アイデアとノリ、そしてグルーブだ!ってな言葉が聞こえてきそうなぐらい、能天気でノリとスピード感満載で、でも内容なんかあんましない(笑:でもそれがいい)、飲み屋でぐだぐだしゃべってたら盛り上がって一気に撮っちゃいました?!的な、そんな面白さのある映画(だとおもう)

主人公が自称DJということもあるのか、映像にもスクラッチがかかってたり、つなぎや挿入のしかた、音楽や展開の仕方なんかも、VJではなくて、DJの映像版のように見せていて、すごい面白かった。竹中直人のおばかキャラのよさが爆発してて見飽きない。

ま、男ってバカよね(笑)

石田衣良 – 1ポンドの悲しみ

著者本人いわく「三十代の恋愛」を描いた短編10編集。結局のところは解説でも著者がいうように「三十代前半だった」そうだけれど、それでもちょうどその世代にあたる自分にはダイレクトな感触のある物語だった。

素敵な恋と逃げられない現実。そのいちばん分かりやすい狭間にいるのが三十代か。いろんな恋愛のかたちがあるけれど、夢見るだけでは生きていけない。でもそこにはなにがしかの生きる原動力がある。

ほんと、小品ながらにいい話ばかり。品のよさも読み心地よくていい。

集英社 2007

1ポンドの悲しみ
1ポンドの悲しみ – Amazon

田口ランディ – ドリームタイム

わりとオカルトチックな短編集。13のいろんなお話が描かれているが、どうもほかの本のことを思い出してみると、ランディ氏本人の体験に基づいた物事から ひろいおこしてみたお話の(つまり体験談+脚色)のよーな気もするけれど、こんな体験ばっかりしてたら、まいってしまいそう。怖くはなく、どちらかという とあったかな、ありがたい気持ちになる物語ばかり。

「シェルター」の中で描かれる遊びはやってみると楽しい(辛らつかも)。「生け贄」の中で描かれる中国の不思議な村にいってみたい。「繭のシールド」着物、なるほど、なるほど。

このひとの本を読んでいると、その向こうに存在する、まだ知らない世界に気づかされ、すごく興味が湧く。エネルギーをもらえる本だ。

文藝春秋 2007

ドリームタイム
ドリームタイム – Amazon

(旧)2007.12月の日記

2007/12/31
昼から西成へ。
毎年三角公園でやってるという越年イベントへ。
いつものM田さんたちと。

三角公園、はじめていったけれど、
この界隈のひとたちがたくさんあつまってた。
どうやら夕方にある炊き出しのためらしい。
ほんとこのへんのひとしかいないので、
よそ者は「誰」というような目でみられてしまう。

ステージ横でメンバーと合流。
ちょうど前のフォークバンドがやってるところ。
見てる人たちはたき火にあたりながらぼーっとしてる。
ある意味すごい絵。去年までは全然しらなかった世界。

16時からのスタートだったけれど、もうすごく寒い。
吐く息は白い。風はびゅうびゅう。
楽器のピッチ低い低い。
それでも我慢強くたってる人たちに向かって演奏。

ほかはフォークやロック系ばっかりのなかジャズやんのんてど
うかなーと思ったけれど、
一生懸命やるとやっぱり聞いてくれるみたいで、
拍手ももらえてりしてうれしい。
しかし1時間ほどのステージはほんま寒かった。
最後には演奏できてんのかどーかさえわからない感じ。

あまりにも寒かったので、お約束ということで、難波屋さんへ。
今日はお客さんとしていって、
M原さんとK作くんと3人でほっこり呑む。
うまいわー、というか、ええ感じやわー(笑)。

あまり遅い時間にならないうちに帰宅。
町は寒いからか、夜中のおでかけに備えてかわりと静か。

・・・改めまして。
2007年、みなさま、本当にありがとうございました。

2007/12/30
午後からSみんのナレーションレコーディング。
久しぶりに事務所にいって。

既存の機材とのつなぎ方がわかんなくてまごまごするが、
セッティングできてからはスムーズに。
さすがにプロなので、録りは早い。
3パターン必要だったので、
録り終わったものを編集してつくる。
あんましエンジニアに向いてないわ、ぼく(笑)。

でもなんとかできてよかった。

2007/12/29
The Miceteeth.@南船場アンヅシーン

今年最後の大きなライブか。
今日はKGBもでるし、ZIGZAG girlsもでるので、早めに集合ということだったのだが、
集合時間に来たのは僕とT田君だけという(笑)。
ぼちぼちメンバーもあつまって、機材の搬入、セッティングをし、
リハがはじまったのはだいぶたってから。ま、いいけれどー。
途中セッションとかしながら音が決まったらそれでOK。
魔Hのために曲のつなぎとかだけ確認して終了。

ご飯食べに行って、
そのあといつもの2Fのお店で休ませてもらう。
今年最後のライブということもあって、
みんなの気分もあがってるし、
今日は全員スーツで。
僕が参加してからは初めてだけれど、
以前はたまにしてたらしい。これも気合いはいるよねぇ。

KBGが2本のネタで会場をおもいっきり盛り上げた後
(快晴高校のラップめちゃめちゃおもろかった、すげー!)、
ZIGZAG Girlsがでて、そのとき僕らは楽屋でリラックス。
んで、本番。

いつもほんまありがとう、なんだけれど、
今日も満員のお客さんで熱気ムンムン。狭いステージが一番ひろびろしてるぐらい。
最初からお客さんもノリノリで。
ぼくらも思いっきり楽しむつもりで。忘年会ライブだ!
ほんまこのバンドのおかげで楽しいライブさせてもらってうれしい。
そんな気持ちが自然と音になるし、
お客さんたちがそれに応えてまたバンドにかえしてくれるし。
ゆるゆると、でもわわーっとしたライブだった。

アンコールからが後半戦のような感じ。
Tちゃんの新しい乾杯「えいさーほいさー!」も飛び出し、
ライブは最後は、こんなん大阪でなるのん初めて見たというぐらいの盛り上がりよう
(Tちゃんダイブしてたしー)。いやー、楽しかった、楽しすぎた。

終わってからも興奮冷めやらぬ感じで、お客さんたちと写真撮ったり、
だらだらしゃべったり、呑んだりしてから、一気に片付けて、
近所のお店で打ち上げ。今日は出演者やら関係者やらみんなあつまって賑やかに。
しっかしみんな元気やわ。さすがに朝まではつらいけどー。
よーけ呑んでしまった。

来年もたくさんライブしたいぞ!
みんな、ほんとありがとう。

2007/12/28
NORA&鈴木義郎ラテンセッション@知多シーサイドカプリ

朝早くに家をでて、経費節約のために梅田から都島本通を通り、
そのままR163で山越えて奈良へ。そのまま道なりに進むと伊賀。
そっから名阪国道R25にのって、そのまま東名阪~伊勢湾岸道
~知多道路とはしって南知多へ。
ざっと5時間、ほとんど休憩しなかったから疲れた・・・。

現地付近でちょっと迷ってしまうが、無事到着。
先に到着していたY田さんたちと合流。機材の搬入、セッティングを。
そのうちNORAさんと鈴木さんも到着~。
早速サウンドチェックをしてからリハーサル。
ところがところが・・・持ってきたと思ってた譜面、忘れてた!!!がーん。
F原に譜面を見せてもらいながら、前にやってたときの記憶を
たどってと・・・ふぅ。

本番まで時間が結構あったので、楽屋代わりの部屋でゆったり。
ちょっとご飯も出してもらって満足したし、運転の疲れもあって、
1時間半ほど仮眠、よく寝た。

そして本番。
地元や近くのお客さんがたくさんあつまって(ダンス教室の人がおおいのかな)くれて、
すごく賑やか。外は寒いけれど、中は冷房いれたほうがいいか
なーというぐらい熱気にあふれてる。
インストをやってからNORA登場。やっぱりウケ全然ちがうしー。
みんなも知ってる曲歌うし、華があるし、
何よりも歌がいいし、それにステージングが上手い。
MCもほんとお客さんの気持ちがむくようなしゃべりで、感心してばかり。

ステージはそんなに長い予定ではなかったのに、
結局1時間半以上やってた。でも楽しかったからあっという間。
終わってからみんなとお疲れさん。
お客さんと写真撮ったりも。

片付けてからすこし打ち上げに参加しようとおもったが、
なかなかはじまらなかったので、仕方なく先に出る事に(みんなは泊まり)。
雨が降ってたのがすこし小降りになりラッキー。
来た道をひたすら戻る。
でもあしたもあるので、帰りは全部高速道路で。

でも帰宅は3時過ぎ、あぁ、疲れた。

2007/12/27
カルロス菅野(Con) 熱帯倶楽部トロピジャム@梅田Royal Horse

参加するのいつぶりかなぁ?
毎回いろんな修行になるこのライブ。
ジャズとしても面白いし、ラテンとしても楽しい。
少し早めの入りだったけれど、結構そろうのに時間かかり、
結局いつものような時間から一通りリハ。
やったことある曲が多かったので、比較的楽だったけれど、
だいぶ忘れてる。
新しい曲の譜面を読むのにも一苦労、ふぅ。

終わってから飯食いに行ったり、お店でぼーっとしたり。
今日はお客さんも結構たくさん入るようで、
居場所もなくてちょっとしんどいー。

で、本番。
やっぱりこの手のやつが上手い人たちと一緒にやるのは非常に楽しい。
当たり前だけれど、リズムの音楽なのよね。
しかしいかにアプローチするかってのはほんと難しい。
同じフロント陣のT中くんもN路さんも達者だからなぁ。
今までのこのライブでどうもあかんな、と思ってた点を改善するようにと。
でも、どうもこう、こういうリズムでがんがん攻められると、
ふわふわっと舞い上がってしまうのよね、難しいや。

でも気持ちいいし、楽しく演奏できていい。
カルロスさんのしゃべりも、ライブも進め方も上手いし、
当たり前だけれどTるさんがすばらしいので、
もう、見てる方がいいやん、て感じ(笑)。

2回のステージもあっという間。
予定より曲をカットしてしまった。吹きすぎた?
でも楽しかったんだもん、勉強にもなったし。
またすぐにでもやりたいっす。

2007/12/26
昼過ぎからMTの練習。
最近ライブも練習も結構やったおかげでバンドの感じもいい。
今年最後のアンヅでのライブはおもいっきりやりたい。
まぁ根はつめない感じでゆるりと練習。

終わってからMコちゃんと久しぶりにあって少ししゃべり、
その後シカゴロックにいってB兄さんと会う。

ベーシストのまーさんが亡くなったそう。
まだ若いのに。先月会ったときは元気だったのに、なぜ!!!

2007/12/25
Shu(Vo)@阿倍野Hoop

久しぶりのShu。
お昼一番から新大阪でリハ。
バンドも少しメンバー入れ替わって。
今日は大半がクリスマスナンバーだが、
やはりどれもShuぽいアレンジになっていて面白い。
2時間みっちりと練習。

そのまま天王寺へ移動し、リハの時間をまつ。
久しぶりにHoopにきたけれど、
ここもクリスマス飾りになってる。
平日だけれど休みを取ってる人が多いのか、人出が結構ある。

まだ日は落ちてないけれど、
リハをやる時間ぐらいになるとだいぶ寒くなってきた。
やりながら冷えてくる。

いったん楽屋に引っ込んでからすぐに本番。
夕方17時半だけれど、風も少し出てきて寒い、ほんまにさむい!
2回目のステージになると、ほんと屋外ならではの寒さで、
やりながら凍えそう。
せめてクリスマス、雪でも降ったらいいんだけれどねぇ~。
まぁ、たくさんの人が見てくれて、それでよかった。

2007/12/24
MITCH@京都上賀茂きらきらひかる

遠いので車でいこうかとも思ったが、
しんどいので電車でいくことに。
京都までいってからMITCHにひろってもらう。
今日ご一緒するK藤さんとごあいさつ。
3人できゅうきゅうで上賀茂まで。

お店でN田くん、Tくんと合流。
早速セッティングをしてリハ。
初めてのK藤氏、とてもかっこいい!
ひととおりリハしたら終了して楽屋(座敷)でのんびり。
さすが京都も北の方、寒いわぁ。しんしん冷える。

お客さんが入ったところで本番。
前もそうだったけれど、ここはこのお店のお客さんが大半。
しかも結構おっちゃん系(ただし金持ち系(笑))が多い。
最初から結構呑む人もたくさんいて、
ライブはじまったときには、すでに酔ってるひとも。
いきなりMITCHのMCに絡んできたりして、
彼もやりにくそうだったが、
そこはやはり大人、ミュージシャン、うまくあしらって、と~笑。

演奏はちょっとロースタート気味になってしまったが、
やっぱり最後は機嫌良く演奏できて、
盛り上がるかんじになってよかった。

帰りも京都駅から電車で。
クリスマスイブということで、出かけていた人も多かったみたいね。

2007/12/23
Japonismo@心斎橋クラブカモン

先月からずっとレコーディングに時間を費やしていたため、
リハもあまりできずだったので、
早めに店に入ってリハを一通り。
Hデキさんに会うのも久しぶり。なんか元気もらえるなぁ。

リハ終わってから本番まで時間がかなりあったので、
お茶しながらぼーっと。あんまり調子がでない。
どうも寒さで体が固まってるよう。

戻って本番。
最初はダンサーと一緒に。ショーケースがかっこいい。
演奏の方はやはり久しぶりだからか、
リハが足らなかったから、いまひとつ調子でない感じ。
初めての曲はまあうまくいったけれどー。
やっぱ難しいなあ。

2007/12/22
オフ。今日も仕事したかったところだが笑

2007/12/21
坂井原政光(Cl)5@淀屋橋Royal Hat

かなり久しぶりのRoyal Hat。
もっとちょくちょく来たいんだけれどなぁ。
久しぶりのみなさんとちょっとリハ。
んでからコーヒー飲んだりご飯食べたりゆっくりする。
結構リハがあっさり終わったので暇だー。

クリスマス前で金曜日ってこともあって、
ちょっとお客さんの出足が心配だったけれど、
やっぱりこの店のライブは人気あるのでいつものように満員に。

久しぶりなので演奏も自然と力がはいってしまうのだけれど、
それをなんとか緩めるように緩めるように。
とにかく楽しいから、ま、いいんだけれど。
相変わらずHさんがめちゃかっこいいし、
Tっちゃんはやりやすいし、あぁ楽しい。
あっというまの2ステージだった。

来年はたくさん来れますように。

2007/12/20
松田順司(Ds)3@西成 難波屋

3回目になる難波屋さん。
もうだいぶ慣れてきた。
でも夜にくるの初めてだったので、
萩ノ茶屋からの駅前の雰囲気が昼と夜でだいぶちがう
(いてる人種がちょっと違う。ま、朝早い人がおおいから、あ
る意味寂しい)
ことを初めて知った。

ほいほい歩いてお店に到着すると、カウンターは満員、さすが

奥にはいるとM田さんがもう到着してた。
ほどなくH田さんも登場。
今日は初めてトリオで。

今までの2回は歌ありでやってたんで、
トリオはどーかなーとおもっていたのだけれど、
どうやらいい意味で関係ないらしい(笑)。
一生懸命いい演奏すればそれでいいのだ、当たり前か。

すっかりなじみになった人も来てくれたり
(というか、きっと毎日呑みに来てるのだろう)
友達きたり、にぎやかで今日も楽しい。
ちょいと飲ませてもらいながらの演奏はほんまいいな。

肉豆腐、うまい!

2007/12/19
MITCH(Tp,Vo)@梅田ニューサントリー5

今日はもうぎりぎりにあつまってリハもなしで本番。
こうやってできるのがいいんだけれどな。
先日にひきつづきベースにM原さん。
今日もわいわい楽しいステージを。
お客さんも一体となれるライブはほんまいい。

来年もここでたくさんやりたいなぁ。

2007/12/18
松田順司(Dr)4@難波B-ROXY

結構ゆっくり目にお店に入る。
ところがM田さんがチャリのパンク、
H田さんは楽器を忘れた
(僕もごくまれにやってしまうのだな、なぜか)
ってなことで、集まるのが遅くなる。
でも大丈夫だけれど。
ちょっとだけサウンドチェックしてあとは本番。

コードレスでのトリオはまぁよくあるパターンだけれど、
それにボーカルまで入るというのは結構稀なパターンよね。
面白いのだけれど、かなりリスキーなので、
結構疲れる、いつもの倍ぐらい。

ま、もっとお互いわかれば気持ちよくできるんだろーなー、
なんておもいつつ、まだまだ修行が足りんな、と。

外は寒い。


2007/12/17
オフ。さすがに週末の疲れが抜けない。
最近どうも出かけることさけ億劫で、
ライブやってるとき以外ダメダメな人間になってしまってるの
だが、
どうも家にこもってると余計にひどくなりそうなので、
夜に箱(Tちゃん)のライブに出かける。

久しぶりの神戸CafeFISH。5年ぶりくらいかも。
最近は店にもでてないという当時の店長K原さんに挨拶し、
えらいひさしりですねーなんていう(笑)。
ほんまごぶさたしすぎやな。
MTの連中もZにMくんにT田くんきてた。

ライブはとてもよかった。
普段は同じステージ上でしかみてないけれど、
改めて彼の才能にひたすら感心。
MCしてるとき、歌ってるとき、ピアノ弾いてるとき、
その区切りのなさ加減がすごい。やっぱ常人じゃないよな。
今日はみてて、どうやら彼は黒鍵が好きらしい、ということが
わかった(笑)

2007/12/16
昼前に起きて、昼からミーティングがあるというので、
Tちゃんを起こして準備させ
(こういうとき僕はいつも損な役回りやな、とおもう(笑))、
みんな揃ったところで出発。青山へ。

MTのみんながミーティングしてる間ヒマな僕とT田くんで青山
通りをうろうろ。
なんて場違いでそぐわない2人か笑。
青学をひやかしたりしたが、あまりにも寒いため、昼ごはんを
食べ、
コーヒーショップで落ち着いてしまう。

そのうちミーティングも終わったようなので再び集合し、
別のミーティングがあるKちゃんを途中で降ろして
(しかしあんなに置いてけぼりするのが似合うやつもそうはい
ない(笑))、
一路大阪へ。

特に混んでたりはしなかったが、みんな疲れているのでぼちぼ
ちと。
途中で運転かわって、静岡から滋賀まで運転する。
風が結構あったので、大きめのワンボックスは運転がこわい。
でも慣れればまぁまぁいけるかも。しかし2時間半ぐらいでつ
かれきる。

その後も順調にはしってなんとか電車の時間に大阪到着。
解散。お疲れ様でしたー!

2007/12/15
お昼すぎにT田くんと福島駅近辺で待ち合わせて本隊到着を待つが、
いつものごとく遅れて(笑)、んでから出発。
やはり夜中に走るのよりは昼走るほうが何かとラクだ。
そんなに慌てて行く必要はなかったが、
まぁ、早めについたほうが向こうで休憩もできるというので、
ぼちぼちがんばって名神~東名をひた走る。

結局19時ぐらいに到着。
宿でちょっと飯とか食いながら休憩。
ちょうどO崎くんも来てくれ、ちょっとミーティング。
23時前にお店にいってサウンドチェックとリハ。
そっからいったんまた宿にもどって休憩。
なんてったって出演夜中だしー笑

The Miceteeth.@渋谷CHELSEA HOTEL

THE DESCRIPTIONSとDJ陣がめちゃ盛り上げてくれたおかげで、
会場は熱気でムンムン。
そんなに広くない店内はお客さんで満杯。
楽屋までいくのもたいへんなぐらい。

ライブは最初からえらいテンションで。
お客さんの盛り上がりがすごいもんだから、
こっちも負けじと盛り上がりまくる。
曲順も今回はスカチューン中心のアゲアゲな感じだったので、
お客さんの反応もすごくよく、
お互い刺激しあってとてもいいライブに。

1時間半ぐらいやったあとにアンコールにつぐアンコール。
さすがにTちゃんもへとへとになるし、
時計見てみたら4時まわってるしー。
楽しかったけれど、さすがに疲れた。

イベント終わるの待って片付けてから宿へ戻って倒れ込む。
あー疲れた~~。

2007/12/14
昼からMTの練習。
あしたの渋谷のライブに向けて。
思っていたより長い時間のライブらしいので、
ツアーほどではなくても、結構な曲数をやる必要がある。
曲順とかをきめて、
この時期だけできるついこないだRECした冬の曲もいれてーと。
楽しみだな。

夜、矢野顕子@NHK大阪ホール、を観にいく。

このところいろんな動きをしてるあっこちゃん。
今年はヤノカミというハラカミさんとのユニットと、ソロ。
いつもの感じのあっこちゃんに、かなりラフなハラカミさんが対照的で面白い。
しかしハラカミさんって演奏中ってなにしてんねやろ?全然わかんないよー。
演奏はとってもいいのだけれど、エレピの音が今一で残念。

つづいてあっこちゃんのソロ。
本人もいうてるように、2つ違う事やるのは、とても忙しいらしい(笑)。
やっぱり弾き語りはいいな。この人のいいところが全部でるような気がするから。
一曲目が「ごはんができたよ」でとってもうれしかった。
最近この曲がお気に入り。

以前ほど奔放な感じはなくなって、
ステージ自体もまとまった感じになった気がするけれど、
やっぱり演奏はすばらしいし、このところ声の調子もいいみたいで、
聞いててやっぱりうれしい気持ちでいっぱいになった。
前ほど「一緒にやってみたいー」という気はしなくなってきたけれど。

いつまでもいい歌うたってほしいなー。


2007/12/13
オフ。必要なものの買出しとかのみ。


2007/12/12
調子悪し。すこし熱ありげか。
年賀状とかつくりたいのだが、気力なし・・・・


2007/12/11
昼からMTの練習。
ライブ向けの練習ももちろんだけれど、
バンドとしての力量もあげないといきないしー、
ってので、結構突っ込んだことばかりやってみたり。
しかし、ツアーであんなけいろいろ覚えたのに、
結構忘れてたり。
Xmas向けにRECしたやつも忘れてるしー、うーん(笑)

2007/12/10
先週RECしたPacific BridgeのMIX。
昼前からエンジニアのHリン宅にHNさんと集まって3人で作業。
改めて聴いてみると、
Hリンが録ってくれた音のよさ、
ちうか、最初におもっていた通りの音でうれしくなる。

音質のよさもあってか、
自分の演奏は実は「いまいちかなー」とおもっていた部分
(いろんなテイクがあったが、最終的に選んだテイクね)も小マシに聴こえるから不思議。
最初に一番イメージのある曲から、
とにかく僕たちが普段聞いているような音(演奏中にね)に仕上げてもらう。
最近のやたらと分離のいい感じでもなく、かといって昔のレコードのような音でもなく、
そんままのあったかさのある音、そんなんになればいいなー、と。

こういうときってエンジニアの力量というより、
趣味というか、感性がでるのよね。
やっぱりその音楽を知らない(経験のない)エンジニアは絶対おもってる音だせないから。
でもHリンは普段Jazz大好きっこ(笑)なので、ぼくたちの望むような音を、
つたない説明から汲み取ってくれて具現化してくれる。
おかげで結構煮詰まったりしがちなMIX作業がかなりスムーズに。
ま、基本的にあんまし弄くりまわす必要ないからねー。

ベイシックなカンジの曲を3曲やってから昼ごはん。
中華がうまい。
そのあとじゃかましい曲とかもささっとやってしまって、
あとは静か目の曲を別な雰囲気で。
一曲はほんと生ぽい感じ、すぐ目の前でやってるような雰囲気に。これまたGOOD。

というわけで8時間ほどで終了。マスタリングはまかせた!
いい作品になりそう、楽しみ。ほんとお疲れ様でした。

2007/12/9
コーナーポケットのマスター鈴木喜一氏の追悼コンサート

久しぶりの面子もあつまるようだし、先輩諸氏とのセッションもあるので、
会場である関学にはじめてバスでいく。家からごっついラクにいけることをはじめて知った(^^ゞ

到着するとすでに会場では今回のとりまとめのNN村さんを初め、
スタッフのみなさん、学生の子らがちゃちゃっと仕事をして準備をしていた。
ミュージシャン諸氏や先輩の方々もぼつぼつ集まってきて、
今日はめったにないすごいイベントであることが徐々に感じられる。

必要なバンドだけリハーサルをちゃちゃっとやって、
わりとすぐに開場、そして開演。
CPにゆかりのあるミュージシャン、僕の先輩諸氏なんかがたくさん出演。
お客さんも常連さんから彼の同僚やらなんやらでいっぱいに。

僕は学校の先輩らと出演。
短い時間だったのが残念だったけれど、こうやってここで吹かせてもらえて幸せ。
いまになって何言うねん!やけれど、もっとマスターの前でやってりゃよかった。
最後にご無沙汰してしまってほんと申し訳ない・・・。

途中であったT中さんのマスターの足跡をたどるスライドショーがとてもよかった。
無論どの演奏もよかった。セッションは時間足らない感じでもったいなかったなー。
そんなこんなで最後までにぎやかに、マスターを送る。

終わってから片付けて、秘密裏(?)に出演者・関係者でお店に戻って打ち上げ。
レコード聴いて、みんなでわいわい。
するとやっぱり自然発生的にセッションになり、
僕もよーけ吹かせてもらったし(K川さんとできるのめちゃうれし)、
いい音よーけ聞かせてもらえたし、
若い人らもみんな達者でびっくり。新旧の交流が深まってよかった。
こうやってまたCPを通していろんな人がつながっていったらうれしいし、
かーちゃんを盛り立てていきたいし。

結構深夜までわいわい。
いい会になったかな。
マスターほんまにありがとな!


2007/12/8
午後からちょっとした仕事。
ひさしぶりにギターのO野くんと。元気そうでなにより。
もう彼におんぶに抱っこしてもらってやりやすかった。
しかし夕方になってくると外はかなり冷えるな。

夜、ANATAKIKOUのライブにいきたかったが、いけず。

2007/12/7
オフ。家事とかしただけ。


2007/12/6
昼からMTの練習。
来週あるライブは結構長いステージなので曲をたくさんやれるのだが、
ま、それよりまえにもう少しバンドとしての力をつけないと。
リズム周りを中心に練習。


2007/12/5
ヒロ野口(Tp)Pacific Bridgeのレコーディング2日目

今日はもう準備する必要がないので、
昨日よりは遅めにあつまって。
最初にHNさんとIピーでバラードを。
コンディションいいときに録っておきたいから。

そのあと、昨日のテイクで方針変えたいやつをささっとやる。
やるのはいいのだが、腹がへってきてクラクラ(笑)。
終わったところでお昼ご飯休憩。今日も中華屋さん。
量多くてうまくて素敵。

休憩後は、すでにレコーディングした曲でやりなおしておきたいものを。
わりとかしっとした曲を中心に。
今日は昨日のように無理はせずに、
昨日と今日でまずまずのテイクがでたらいいだろう、というぐらいのトーンで。
しかし結局今日も結構やってしまった(笑)疲れた。
昨日今日で4時間ぐらいテープ(とは今は言わんが)回ってるもんな。

夕方過ぎにREC作業は終わり。
そこから録ったものを聞きながら軽くテイク選び。
もう「これ」と決まってるものもあれば、迷うものもあるので、
それはそれで迷うことにして、一応全曲録り終えたことを確認する。
軽くMIXしたやつをもらって、終了~~♪

やっぱり、とくにこんなJazzのような、
一発触発というか、その瞬間が大事な音楽のレコーディングは、
最初のテイクがいい場合が圧倒的に多い気がするな。
当たり前だけれどやっぱテイク重ねると、
うまくやってやろうとか、いらん邪念がはいってしまう。

一人でやってる場合はいいけれど、
みんなでせーのーでやる場合は、そういうのが非常に邪魔になるし、
みんなのトーンがあわなくなる。
難しいなぁ。
Iピーもいってたけれど、
久しぶりにレコーディングの怖さを思い知った2日間だった。

でもいいものできそう。
お疲れ様でした。

2007/12/4
ヒロ野口(Tp)Pacific Bridgeのレコーディング

今日明日とやるレコーディングは、めちゃ久しぶりの旭区の芸術創造館。
公の施設なのに設備はいいし、部屋も広いし、安いしとてもいい。
でもオペレーター料金が高いのよねぇ。
ここでまえにT口さんのレコーディングしたなぁ。

朝10時にぼちっと集まって準備。
今回はエンジニアをHりんにお願いした。
彼ならとても気楽にできる。レコーディングとかって人間関係も大事だもん。
あとこんなJazzみたいなんはアコースティックな音が分かってる人じゃないと、
望んでもない音になってしまうこともあるからなぁ。

せーのードン(笑)で録るので、楽器の配置をどうするかで、
最初にいろいろ調整が必要だったけれど、
なんとかこんなんかなーというのがまとまって準備ができたところで、
マイクのチェックや、全体のサウンドを確認するためにリハ。
うん、これなら自然な音になりそう。
あと、ピアノが抜群にいい音でうれしい。

レコーディングする曲、プランはもうHNさんの頭の中でできあがってるし、
曲はライブで慣れているので、早速ちょっととってみる。

その後ご飯休憩をはさんで、ざーっと一通り、
心配なものに関しては数テイクやってみたりしながらレコーディング。
いい感じで進むので気分よくできてうれしい。
でもやっぱり長時間やったりテイクを重ねるのは精神的につらい。
またとくにラッパは体力的なものもあるからなー。
夕方越えたぐらいで一息。だいぶへとへと。

結局時間制限一杯まではスタジオを使わずに(ここは10~22時)、
夜入ったぐらいで今日はUP。
録り残しは1曲だけ。
でも明日またトライしたい曲もあるし、
今日よかったかなーとおもっても、明日違う耳で聴いてみたら「違う」おもう場合もあるし。
疲れ切らないうちに今日は解散と。

でも30テイクぐらいやったので、さすがにへとへと。
かえってダウン。


2007/12/3
久しぶりに六甲ILの会員制スーパーにいってみる。
ちょっとクリスマス仕様の商品陳列になっているが、
ま、それはおいておいて(笑)。
相変わらず酒と調味料、
ここでしか入手できないような食材を買う。満足♪


2007/12/2
昼からまたまた西成は難波屋へ

しかし、入り時間と開始時間間違ってて、
ちょち遅刻(^^ゞ。
しかしそんなことは誰も気にしないという(笑)。
今日もボーカル入りのコードレスカルテット。

ぼちぼちっと開始。
今日もお客さんと目線一緒でへんな感じ。
でも一生懸命やったら一生懸命聞いてもらえるからうれしい。
だから一生懸命やるのだった。

前回のようにわーっと呑みたいところだが、
今日は夜もあるので、呑むことはちょっと遠慮(ちょっとだけ呑む)。
それでも楽しいからそれでいいのだ。
お客さんもお酒はいって楽しそうにきいてくれるからうれしい。
M田さんの顔もあり、なじみのお客さんもきてくれた。
なんせ、楽しいですわ。

終わってから、ま、そんな遠くないので歩いて帝塚山方面へ。
飛田新地(実は初めて)を見学しながら、
おそるおそる通る。なんだ、結構きれいなところやん!

だいぶ歩いたのだが、途中でちょっと迷ってしまったので、
途中からチンチン電車にのって姫松へ。

廣田昌世(B)4@帝塚山Rugtime

メンバーはほぼおんなじやけれど、ボーカルがM原さんに代わって。
さすがに師走の日曜日は寂しい感じだけれど、
ま、そんなこと気にせずに。
いったんちょっとよってからさめたせいか、
なんだかへんな感じ。

久しぶりにゆられたチンチン電車(阪堺線)は、
とても懐かしい心地だった。
子供のころからかわらんもんな、これ。うれしいな。


2007/12/1
MITCHバンド@岡山ルネスホール

昼過ぎにM原さんちへ出向いて車を乗り換え、
そのままいざ岡山へ。
あれやこれやとしゃべりながら走ってると、割と近い。
山陽道も何度も走ってると飽きてくるしなー(笑)

久しぶりのルネスホール。
ほかのメンバーはもう到着していた。
なので、早速リハーサル。
M原さんはこのバンド初めてなので
(ま、僕も相変わらずぜんぜんおぼえてないが)、
何かとやらんとあかんので。
でも最初からおもってた通り、M原さんはバッチシだった。
てなわけで、リハも軽く終わってあとは本番まち。

今日は前座に街のビッグバンドがでて
(知らない曲ばっかりやってた)、
んで僕らの出番。

今日もいつもにも増してごきげんさんに。
前回よりお客さんも増えているし、
ノリもいいので、
やってるこっちが元気もらえてしまう。
というか、やっぱりMITCHのキャラがすばらしいからだとおもうけれど。

2回のステージは両方とも楽しく、
最後はやっぱり総立ちになって練り歩いて。
あー、楽しかった♪

今日は割りとあっさりと片付けて帰る。
行きの逆で、M原さんちまでいって乗り換えて帰宅。
おつかれさま。


田口ランディ – 聖地巡礼

雑誌ダ・ヴィンチに1年ほどにわたって連載された田口ランディの紀行集。彼女が”聖地”と感じる日本のあちこちに実際に赴き、そこで感じたこと、いろんな 人が示唆してくれたこと、などなどをまるで隣でおしゃべりしてるかのごとくな口語で描いてくれている。めちゃ面白い。天川の弁財天から始まり、渋谷の暗 渠、富士、下北、広島やら出雲やら熊本やら計10箇所。どれも共通しているテーマは”水”、そして神社などなど。いま自分自身もなにかひっかかるものがあ るので、一気に読んでしまった。

とかく都会やその周辺に住んでいると、自分のなかになにかが積もってしまったり、詰まったり、あるいは パワーが抜けていってしまったり、あまりいい循環でいることは難しいとおもう。若いときは自身のパワーでそれは補えるが、年とともに自家発電的なことはあ まりできなくなり、逆に大地や自然、水なんかからもらえるパワーに敏感になるのかもしれない。本当にパワー(霊的)なものに触れると、自分のなかが整理さ れてすっきりしたり、風通しがよくなって、新たなパワーがでてくる、そういう気がする。

たぶんそれぞれみんな、自分にとってそういう場所がそれぞれあって、それを「聖地」とよべばいいんだろう。

この本のなかだと、先日いった天川、そして出雲、熊本、いきたいなー。あ、屋久島も!

メディアファクトリー 2003

聖地巡礼
聖地巡礼 – Amazon

ゲド戦記

劇場公開で見に行きたかったけれど、結局いかなかった作品。

原作者といろいろ揉めたとか聞いてるけれど、結局原作はまったく読まずにこの作品だけ見てみた。こういう世界観は大好きだし、話の発端からその物語が進んでいく様はわくわくする。

けれど、途中から物語はどんどん細かい方向にいってしまい、もともとの大きな話の流れはどっかいってしまって、この世界の成り立ちやルール、憂慮されているこの世界の行く末なんてことはさておき、主人公の内面、生き方、悩み、そんなことばかりがクローズアップされて、それはそれで面白いのだけれど、肝心の話はどこにいっちゃったんだろー?という感想になってしまう。壮大な物語のプロローグだけ見た、って感じか。

物語のなかでは、今の現実の世界への憂慮や、人間のエゴ、今を生きる人たちへの細かなメッセージなんかが織り込まれていて、それらはそれらでいいんだけれど、じゃぁ、「ゲド戦記」ってなんなの?というと、なんなのかまったく分からない。エピソードが小さすぎるのかな?というか、やはりそもそも2時間ぐらいの映像の枠に収めるのが難しすぎたのかもな。最近の映画はそういう傾向が大きいような気がする。だから続き作ってほしい。

でもジブリ作品ぽいところは、評価できるなー。

あと、もうちょい声優さんは声優さんに慣れた人にやってほしいなぁ。ちょっとぎこちない気がするなー。絵と声がずれている気がする。というかちゃんとした声をもつ声優さんがあまりにもいない、ということなのか。

とにかく、原作を読んでみよう。

赤ちゃんの逆襲

おフランスお笑い映画っぽい作品(笑)同じネタをハリウッドがやったらもっとうっとおしい作りにしてしまうんだろうな。しかしヒトネタだけでここまで映画にできる才能に脱帽。めちゃあほらしい話なのにねー。

知ってる(みたことある)役者さんがたくさんでてて楽しい。途中の(ちょっと)無茶な赤ちゃんのCGぽいのが気になったが、あとはよーしゃべるフランス人たちのほんま勝手な、でも愛情あふれる感じに、フランス的笑いニュアンスがわからなくても、たぶんフランス人の半分ぐらいは笑えたんじゃないかなー。ながら見できそうなぐらいライトな作品。