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OTO屋

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もう今月頭の話になってしまいますが、萱島のOTO屋さんが閉店してしまいました。一旦7月末で閉まることになったのですが、そのあとお店をつぐという方が現れて今月までつづいたのですが、結局いろいろあって(詳しいことは実は知らないのです)閉店することになったようです。すごくすごく好きなお店だったのでとても残念です。いつも家のようにくつろげたし、集まるみなさんが家族のようだったし、何より音が好きでした。

OTO屋さんに初めて訪れたのはもう随分前で、いつのことだったか忘れてしまいましたが、その時は「遠いところだなー」と思いました。何度目かまではある企画で訪れていました。でも、その後しばらしくしてからギターの箕作くんとよく出るようになって、やがてはそれは持ち寄りパーティーみたいになっていったり、そのあとのギターの馬田くんとのデュオでは月一でずーーーっと(もしかしたら3年弱ぐらい?)出ていました。改装したりピアノが入れ替わったりして、音が随分変わりましたが、結局いまの状態が一番いい音で好きでした。やりやすいというのもあったのですが、どこか正直な音がしていて、そして小さな音でよく響いたのです。

また好きな店が閉まってしまって、ほんと途方に暮れています。お店の形というのはまあ再現できるものかもしれないけれど、そこで音が時間をかけて馴染んだり、しみこんでいく壁といったようなものは、時間をかけて育っていくものであって、形が同じだからといって出来上がるものではないと思っています。なので、育っていったものがなくなるのはとても寂しいです。そして何よりこのお店で出会う人たちと会いにくくなる(とくにOTO屋さんはご近所さんがたくさん集う店でしたから)のも寂しいことです。お店があってこそ人と人を繋いでいたんだと思います。僕自身もOTO屋さんがないと、萱島にはなかなかいかないでしょうし。毎回ライブの前に必ず立ち寄っていた立ち食いうどん屋さんにももう行かないのかなあ、と思うと、また寂しさがましてきます。

ほんとたくさんの演奏をしました。この数年では一番出演していたはずなので、ほんと雰囲気もそうだったけれど誰かの家のリビングのような錯覚していたくらいです。ここでしかできない演奏や、音がたくさん生まれたところでした。

ここ数年で好きな店がぱたりぱたりと閉まっていっていますが、閉店後はどこも様子を見に行ったりしていません。偶然通りそうになったりもしますが、わざと避けていたりします。見てしまうときっと悲しくなるし、見ないでおけば、もしかしたらまだあるかもしれないと思えたりするので。

ほんと長い間お世話になりました。マスター、はよ体治してくださいね。来てくださった本当にたくさんのみなさん、ありがとうございました。またお会いしたいです。

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