28年

1月17日、忘れられない日付。

28年という時間が経って、世間における今日この日の意味というか感触が変わって来ている気がするけれど、自分の中では何も変わらない怖い記憶。

ぼくが生まれたのは戦争が終わって24年後。だから阪神淡路大震災に対してはいま4歳の子供と同じ認識なわけだ。戦争のことは知識や絵としては知ってても実感はほぼない。いくら映像があっても、たくさんの言葉を積んでも伝えきれないことはあるだろう。

人々が賢ければ戦争は避けることができると思うけれど、自然災害は常に隣にあって避けられないもの。心構えや備えが大事。それだけは実感がともなうように伝えていかねばならないことだと思う。もちろん被災の怖さや悲しみ、そこからの回復も含めて。

改めて阪神淡路大震災で亡くなった方々にご冥福を。そこにつながる人々が心安らかでありますように。

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